俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0273・口語03・相生葉留実01・2016-04-07(木)
○「きれいねと知らぬ人とのさくらかな」(『海へ帰る』2010)(相生葉留実01)
○季語(さくら・春) 「きれいねとしらぬひととのさくらかな」(→「増殖する俳句歳時記」より引用)【→方法俳句-索引01・方法俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:初対面同士ですがあまりの桜の美しさに、つい「きれいですね」と言い合いました。花の下ではいろいろなことが惹き起こされます。
●相生葉留実(あいおいはるみ)(1940~2009)
○好きな一句「雲も水も旅をしてをり花筏」(『海へ帰る』2010)02
○季語(花筏・春) 「くももみずもたびをしてをりはないかだ」(→「ふらんす堂オンラインショップ」より引用)
【Profile】:京都市上京区出身。1967年、詩誌「卍」の創刊により詩の世界へ進む。1995年、→平井照敏の俳誌「槙」に入会。2004年俳誌「翡翠」(主宰鈴木章和)創刊に参加。