俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0243・二十四節気05=白露(時間)・井上信子01・2015-09-08(火)
【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「寄せ墓に白露の日差しありにけり」(「鴫」)(井上信子01)
季語(白露・秋) 「よせはかにはくろのひざしありにけり」(「俳句201309」より引用)
【鑑賞】:今日は二十四節気の「白露」。「寄せ墓」とは墓地の埋骨を一ヶ所にまとめ石碑を立てた墓。どことなく秋の気配の日差が墓石に影を作ります。
○井上信子(いのうえのぶこ)
○好きな一句「かぐはしき生傷にくる春の風」02
季語(春の風) 「かぐはしきなまきずにくるはるのかぜ」(「角川俳句大歳時記・春」より引用)
【Profile】:1926年、東京都出身、千葉県市川市在住。→伊藤白潮に師事。「鴫」同人。2008年8月、白潮逝去により、「鴫」代表。俳人協会千葉県支部監査、千葉県俳句作家協会参与。