俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0242・月=九月(時間)015・小泉八重子01・2015-09-01(火)

2015-09-01 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句0242・月=九月(時間)015・小泉八重子01・2015-09-01(火)

○「絶え間なく山が雲生む九月かな」(『流螢』2006)(小泉八重子01)

○季語(九月・秋) 「たえまなくやまがくもうむくがつかな」

【鑑賞】:雲の発生するメカニズムを詠み込んだような句です。かつて高山に本格登山をしたことがありますが、あの「雲海」は山並が生みだしたのでしょうか。2015年9月のはじまりです。

 

小泉八重子(こいずみやえこ)

○好きな一句「某日の海峡をゆく西瓜かな」(『遠望』1984)02

○季語(西瓜・秋) 「ぼうじつのかいきょうをゆくすいかかな」

【Profile】:1931年、兵庫県出身。1957年より作句。→赤尾兜子に師事。1960年「」創刊同人。第1回渦賞受賞。1962年、→高柳重信の「俳句評論」同人参加。1993年「季流」創刊主宰。

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