俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●技法俳句032・平仮名表記05・森川暁水
○「あるきつつねむるさびしさきんぽうげ」(森川暁水01)
季語(きんぽうげ・春)
歩きながら眠ることができるかどうかはわかりませんが、「きんぽうげ」までがやけに長そうな距離です。金鳳花(きんぽうげ)は春の季語となっています。
○森川暁水(もりかわぎょうすい)(1901~1976)
代表句「帯かへて門辺の妻や花火の夜」02
季語(花火・夏)
大阪市裏新町生まれ。はじめ表装業を職としていたが、戦時中の工場入りから転職し、戦後は古書籍商を営んだ。俳句は1923年以来「ホトトギス」に拠り、→高浜虚子に師事する。1932年「ホトトギス」同人。「風土」「すずしろ」を主宰した。