淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「MIDNIGHT BROADCASTING RELAXATION」

2008年08月17日 | Weblog
 夜の11時。
 歯を磨いて、顔を洗い、冷たいミネラルウォーターをコップ一杯飲み干し、電気を消して、布団に潜り込む。
 でもテレビだけは点けたままで・・・。

 ここからが至福の時間である。最も幸福で、楽しい時間なのである。
 ひとつの枕に頭を乗せ、もうひとつの大きくて長い枕をギユッと抱きしめる。こうすると何かとても気持ちがいい。変な癖である。

 テレビは、夜の11時台なら選択肢は二つ。
 フジテレビで行くか、テレビ朝日で行くか。
 深夜番組なら、これに尽きる。

 月曜日なら、フジテレビ「SMAP×SMAP」からテレビ朝日「ニュース・ステーション」へとチャンネルを変え、「お試しかっ!」、そして「美しき青木ドナウ」。
 火曜日なら、テレビ朝日「ぷっすま!」から、そのまま「アドレな! ガレッジ」へと雪崩れ込む。
 水曜日は、断然フジテレビの「グータンヌーボ」だ。そしてそのままフジの深夜ニュース番組「NEWS JAPAN」。
 木曜日は、テレビ朝日の「雨上がり決死隊 アメトーーク!!」、その後、テレビ東京(こちらではテレビ北海道ですが)の「怒りおやじ3」で決まり。

 金曜日、土曜日、日曜日は、もうチャンネルのスイッチ乱れ撃ち!
 スポーツニュースを観たかと思うと、今度はヴァラエティ、それからニュースにドラマ。WOWOWで「コールド・ケース4」を観たと思うと、速攻でBS、CSへと足を伸ばす。
 そのチャンネル操作の早いこと、早いこと。

 これで、ちょうど真夜中の12時を半分過ぎた辺りだろうか。
 まだまだである。夜はこれからなのだ。
 ぼんやりと画面を見つめていたり、まったく別の事を考えていたり・・・。たまにはヴァラエティに大笑いをしたり、微笑んでみたり・・・。

 何度でも言う。これこそが至福の時間である。誰にも邪魔されたくない、たった独りの素晴らしい時間帯なのである。
 たまに、ふと珈琲が飲みたくなって、沸かすことがあったりする。それから、突然小腹が空いて、お菓子をムシャムシャ食べることも。

 ここからの時間がまた何とも言えずにいい。
 今度は、地上波からBS放送やCS放送の中を漂う。

 まず、BS日テレの「音楽のある風景」。
 テレビ画面に1980年代や90年代のポップスを断片的に流したり、クラシックの名曲の一部を流したりするだけの番組だが、バックの映像が懐かしの80年代・90年代や、ヨーロッパの美しい風景を、素晴らしい映像の中で映し出す。
 眠りに落ちるその寸前の、何とも言えない恍惚感・・・とでも表現したらいいのだろうか。

 それから、CS「旅チャンネル」の「美女と湯けむり」。
 この番組は、ヌードモデルの女性たちが、それぞれ全国各地の秘湯や有名温泉地を旅しながら、湯船に浸かり、美味しい料理を紹介してゆくという30分番組である。
 オンエアが真夜中の2時とか3時という時間帯なので、うとうとしながら観ているのだけれど、これがまた癒される。

 そして、一番クルのが、ミステリーチャンネルや、あるいは各地上波でオンエアされている「2時間ミステリードラマ」の再放送だろう。
 これは本当にいい。ハマる。
 な~んも考えず、ただ予定調和でベタな推理ドラマを、能天気な面持ちでぼけ~っと観る。そこがいい。

 深刻ぶったストーリーや、妙に凝った物語は完全にパス。
 「〇〇特急、美人妻殺人紀行」だとか、「京都連続殺人、愛憎の果ての不倫旅行」だとか、肩のこらない展開で、大袈裟な演技をする役者たちが揃っていると、尚の事いい。

 真夜中、ボリュームを落とし、一切小難しいことは考えず、うとうとしながらテレビを観る。いや、ほんとは全然観ていないのかも・・・。
 心が緩くなって気持ちいい。ひたすら、気持ちいい・・・。

 そして、テレビを点けたまま、いつの間にか眠りの森を彷徨っている。
 これほどの幸せが世の中にあるのだろうか?




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