乗客乗員298人を乗せたマレーシア航空旅客機が、ウクライナ東部上空で地対空ミサイルによって撃ち落とされた。墜落現場に散乱する航空機の残骸をニュースで見て愕然とした。
かなりの数の遺体が発見されたともニュースは告げている。
なんなんだ、これは?
それにしてもマレーシア航空はこれで今年に入って連続2度に及ぶ大惨事(突如消息を絶ってしまった旅客機は未だに機体すら発見されていないので、現時点では何とも言えないけれど)に見舞われてしまった。
そうかと思えば、イスラム原理主義組織であるハマスが支配するパレスチナ自治区「ガザ」への地上侵攻に踏み切ってしまった、イスラエル。
こうなると、報復に対して報復で報いるという負の連鎖だけが続き、子どもや武器を持たない女性たちが犠牲を強いられることになる。
これもまた、いったいなんなんだ?
そして当然にして、日本の本州の最北端に位置する県庁所在地に住んでいるこのちっぽけで小心者の一人の男に、出来ることは何もない。
嘆き悲しみ、怒りと絶望で一瞬頭が白くなったとしても、その何分か後には、上戸彩が主演する不倫TVドラマ「昼顔」についてのブログを、いけしゃあしゃあとアップしているのだから・・・。
ほんにあんたは屁のような・・・。
そんな土曜日の朝、マレーシア航空旅客機撃墜の悲惨極まりないニュースをテレビで観ながら軽い朝食を摂る。
雨が落ちて来そうな曇り空。でも結構暑そうだ。
9時には家を出る。
今日は車で遠出。
車の中ではフルヴォリュームで、「アーケイド・ファイア」の「リフレクター」と、桑田佳祐の2枚組「ベスト」。
それにしても、何度聴いても桑田佳祐の「デジャヴ」という曲は素晴らしい。
所用を済ませての帰り道、有料道路を走りながら、何度も何度も何度も繰り返して「デジャヴ」だけを聴き続ける。というか、車の中で大声を出して一緒に歌い続けていた。
完全に自分に酔っていた。まあ、たった独りで運転しているわけで、誰にも迷惑は掛けてないからいいでしょ。
あ~あ、サッパリしたっ!
帰り道、時間が少し出来たので、途中「スポーツジム」に寄ってランニングマシンで走る。
それが終わって、向かいの大型ショッピング・モールに入って、好きなドリンク類や好きなお菓子や好きなスイーツを大量に買い込んでから帰る。
夜は久しぶりに家でのんびりと寛いだ。
珈琲を淹れ、買い求めてきたお菓子を何個か食べ、今夜のBGMは「マイケミカルロマンス」の「May Death Never Stop You」と、「ホラーズ」の「Luminous」。
「ホラーズ」の「Luminous」が、すんごくいい。
こういう浮遊感漂う、エレポップというかキャッチーなメロディラインを強く持ったロック・バンドって大好きだなぁ。
あ~あ、これもまた気持ちいいっ!
夜も遅くなったけれど、溜まった映画でも観ようと思い、前々から気にはなっていたのだけれど内容が内容だけにずーっと尻込みしていた、デンマーク映画、トマス・ヴィンターベア監督の「偽りなき者」をやっと観ることに。
いやあ、「偽りなき者」、ずっしりと重量感ある濃厚な映画でした。
無実の罪を着せられた人間が、尊厳と誇りを懸けて周囲の理不尽と闘うという、人間ドラマの傑作たる一本だろうと思う。
親友の子どもの幼い嫉妬心から嘘の作り話が伝播され、そのことがもとで周囲の人間から変質者扱いされ、凄まじい迫害を受けるという男の物語である。
ラストのラストが余りにも衝撃的だったので、かなり重~い気分に陥ってしまった。
ここまで人間という動物は、不実で無慈悲で怖くて非情なのだろうかと、観た後も暗~い気持ちになって、結構めげた。
それでもこの「偽りなき者」、第65回カンヌ国際映画祭で主演男優賞はじめ3冠を獲ったほど、その映画的な評価は高いものがある。
孤立無援の中で自らの潔白を証明しようとする主人公を、名優マッツ・ミケルセンが気迫のこもった演技をみせていて、子役の女の子もまた大人顔負けのもの凄い演技をしているので、これにもまた吃驚した。
もっと前に観ようと思えばこの映画「偽りなき者」、観ることが出来たのだけれど、この後味のヘビィさと重苦しさが何となく分かっていたので、ずっと回避していたのだが・・・。
確かに、傑作でした。
まだ観ていない方は、今すぐDVDレンタル店へ!
ああ・・・それにしても人間は怖い。
かなりの数の遺体が発見されたともニュースは告げている。
なんなんだ、これは?
それにしてもマレーシア航空はこれで今年に入って連続2度に及ぶ大惨事(突如消息を絶ってしまった旅客機は未だに機体すら発見されていないので、現時点では何とも言えないけれど)に見舞われてしまった。
そうかと思えば、イスラム原理主義組織であるハマスが支配するパレスチナ自治区「ガザ」への地上侵攻に踏み切ってしまった、イスラエル。
こうなると、報復に対して報復で報いるという負の連鎖だけが続き、子どもや武器を持たない女性たちが犠牲を強いられることになる。
これもまた、いったいなんなんだ?
そして当然にして、日本の本州の最北端に位置する県庁所在地に住んでいるこのちっぽけで小心者の一人の男に、出来ることは何もない。
嘆き悲しみ、怒りと絶望で一瞬頭が白くなったとしても、その何分か後には、上戸彩が主演する不倫TVドラマ「昼顔」についてのブログを、いけしゃあしゃあとアップしているのだから・・・。
ほんにあんたは屁のような・・・。
そんな土曜日の朝、マレーシア航空旅客機撃墜の悲惨極まりないニュースをテレビで観ながら軽い朝食を摂る。
雨が落ちて来そうな曇り空。でも結構暑そうだ。
9時には家を出る。
今日は車で遠出。
車の中ではフルヴォリュームで、「アーケイド・ファイア」の「リフレクター」と、桑田佳祐の2枚組「ベスト」。
それにしても、何度聴いても桑田佳祐の「デジャヴ」という曲は素晴らしい。
所用を済ませての帰り道、有料道路を走りながら、何度も何度も何度も繰り返して「デジャヴ」だけを聴き続ける。というか、車の中で大声を出して一緒に歌い続けていた。
完全に自分に酔っていた。まあ、たった独りで運転しているわけで、誰にも迷惑は掛けてないからいいでしょ。
あ~あ、サッパリしたっ!
帰り道、時間が少し出来たので、途中「スポーツジム」に寄ってランニングマシンで走る。
それが終わって、向かいの大型ショッピング・モールに入って、好きなドリンク類や好きなお菓子や好きなスイーツを大量に買い込んでから帰る。
夜は久しぶりに家でのんびりと寛いだ。
珈琲を淹れ、買い求めてきたお菓子を何個か食べ、今夜のBGMは「マイケミカルロマンス」の「May Death Never Stop You」と、「ホラーズ」の「Luminous」。
「ホラーズ」の「Luminous」が、すんごくいい。
こういう浮遊感漂う、エレポップというかキャッチーなメロディラインを強く持ったロック・バンドって大好きだなぁ。
あ~あ、これもまた気持ちいいっ!
夜も遅くなったけれど、溜まった映画でも観ようと思い、前々から気にはなっていたのだけれど内容が内容だけにずーっと尻込みしていた、デンマーク映画、トマス・ヴィンターベア監督の「偽りなき者」をやっと観ることに。
いやあ、「偽りなき者」、ずっしりと重量感ある濃厚な映画でした。
無実の罪を着せられた人間が、尊厳と誇りを懸けて周囲の理不尽と闘うという、人間ドラマの傑作たる一本だろうと思う。
親友の子どもの幼い嫉妬心から嘘の作り話が伝播され、そのことがもとで周囲の人間から変質者扱いされ、凄まじい迫害を受けるという男の物語である。
ラストのラストが余りにも衝撃的だったので、かなり重~い気分に陥ってしまった。
ここまで人間という動物は、不実で無慈悲で怖くて非情なのだろうかと、観た後も暗~い気持ちになって、結構めげた。
それでもこの「偽りなき者」、第65回カンヌ国際映画祭で主演男優賞はじめ3冠を獲ったほど、その映画的な評価は高いものがある。
孤立無援の中で自らの潔白を証明しようとする主人公を、名優マッツ・ミケルセンが気迫のこもった演技をみせていて、子役の女の子もまた大人顔負けのもの凄い演技をしているので、これにもまた吃驚した。
もっと前に観ようと思えばこの映画「偽りなき者」、観ることが出来たのだけれど、この後味のヘビィさと重苦しさが何となく分かっていたので、ずっと回避していたのだが・・・。
確かに、傑作でした。
まだ観ていない方は、今すぐDVDレンタル店へ!
ああ・・・それにしても人間は怖い。