怪盗カレーリーフマン現る！

こんばんは。

先週末に、誰かからメールが来ました。
差出人は怪盗カレーリーフマン…？
今晩西新宿にカレーリーフの香りを盗みに
来ると大胆にも犯行予告を送って来ました。
何かムッと来るお店だとか。

…おのれリーフマン！
「前日に注文して仕込んでもらうのが
　あるから来週にしろ」
と説得して犯行を遅らせました（ぉぃ）

そして本日19時。予告時間通りにリーフマンが現れました！
彼を追ってムットに入りました。
本日は南インド料理のフルコースが待ち構えていました。

　

まずはアイスチャイとマサラワダ（チャナ豆のペーストのフライ）が
運ばれてきました。
豆を潰して揚げています。見た目はさつま揚げみたいですが、
とてもほっくりしています。

そしてプーリー（揚げパン）です。
一緒についてきたのはPALYA（※ポリヤル）と書かれていた、ジャガイモと
タマネギのドライカレーみたいなものです。
このプーリーの厚みはもう絶品です！薄っすいのが膨らんでますが、
これ以上薄いとポテトチップスみたいにパリパリ割れてしまいそうです。
この薄さでポリヤルを巻いていただくとたまらなくうまいです。

　

ベジサンバル（野菜のスープ状のカレー）とチャパティがやってきました。
チャパティは以前にもいただいた事がありますが、美味しいですね。
この素朴な粉もんの味が良いんです。
明後日には大阪に出張しますが、向こうも粉もん食文化ですね。
そんな事をふと思いました。

サンバルはいんげん、カリフラワー、ジャガイモなどが入っています。
野菜の旨味が満喫できるもので、サラサラですいすいいただけます。
北インドと大きく違うのはこのさっぱりサラサラ感でしょうか。
スパイスはクミンとマスタードシード、あとはフェンネル（らしい）、そして
やはり肝心なのはカレーリーフのようです。

スープカレーがブームになったんだから、ナンのカレー屋さんのような
コッテリコテコテばかりじゃなくて、こういうサラサラのもたれない
タイプのカレーが流行になってもおかしくないと思いました。

そしてパパド（インドの豆せんべい）です。
今まで円形で平たいものしかいただいた事がありませんでしたが、これは
見た目と食感はポ○ンキーそのものです。味は素朴で良い感じです。

　

これは初めていただくもので、ドーサです。中には先ほどのパルヤが
詰まっています。よく南インド料理屋さんの写真で見る円筒状になって
パリパリになっているやつのようで、パリパリとしっとりと両タイプが
あるようです。クレープみたいですね。
こちらのお店のはしっとりタイプです。

これがもうゲキ旨！
クミンの効いたジャガイモのドライカレーに、お米の粉を使ったドーサの
パリパリとモチモチ感の旨味のある生地がベストマッチです。
さらにこれをサンバルにつけていただくともう止まりません。

そして最後に出て来たのが、ナマステ☆インディア初日でもいただいた
バラ（※ワダ）と呼ぶらしいドーナツ状の揚げたやつです。
これにサンバルをかけて、つぶしていただきました。
これにもたっぷりのクミンとダル豆が入っていて、非常～に美味でした！

もうね、いろんな生地の味や食感を楽しみながら、中心にあるサンバルの
野菜の滋味。極楽です。
肉っ気が全くないのに、大満足の味です。初めてまともにいただく
南インド料理は素晴らしかったです。

これだけ、たくさんサービスしていただいて、お会計は驚愕の1人あたり
約1400円！
素晴らしすぎます。必ず再訪問します。

食後はカレーリーフマンは都会の雑踏へと、風のように去って行きました。
一体誰だったんでしょうね。
まさにこんな感じでした↓



これの1曲目に彼の正体に関する最大のヒントが隠されております。
ちなみにココで視聴もできます。
当日CDを用意するのが間に合わなかったです。残念。
また彼はきっとカレーリーフの香りのする場所に現れる事でしょう。

また会おう、カレーリーフマン！
それでは、失礼します。

【過去記事】

インド料理　ムットが大変身！（2006.09.29）

ムットのお店情報ですよ（2006.04.02）

ムット再訪（2006.03.17）

ごぶさたカレー店巡礼その2　ムット（2005.12.13）

インド料理　ムット三たび訪問（2005.09.13）

インド料理　ムット再訪（2005.09.09）

インド料理　ムット（2005.07.15）←店舗情報載せてマス
※30min.のお店ページはコチラです。