Bija@paxihouse！手食＆ランチビールフェスタに行ってきました

こんばんは。

先日告知を出しましたが、12月29日に経堂の世界初のパクチー専門店パクチーハウス東京にて、今年も浜松のオーガニックカレー店Spice Cafe Bijaとのコラボイベントが開催されました。

今回のイベントは「Bija@paxihouse！手食＆ランチビールフェスタ」と銘打たれています。
今年11月からパクチーハウス東京にて提供が始まりました地球を救うカレーライスをいただいた時の記事では屋号が「Bij@paxihouse」でした。
店主の佐谷さんが仰るには「コンセプトの再現率が75％なので『Bij@』なんです」との事でしたが、あれから1ヶ月経ち「a」がつきました。
つまり、Bijaのコンセプトの「オーガニック」「ローカル」「フェアトレード」がしっかり再現できたという事でしょう。
楽しみにヨメさまと訪問しました。

まずは何はなくとも、カンパク（パクチーハウスの乾杯）ですよ！
お料理とワンドリンクセットで会費が3000円でしたが、昼から琥珀エビスが飲めるのは嬉しいです！( ゜∀゜)ノィィョ
パクチーサラダとマッシュポテトが最初にやってきました。



マッシュポテトも普通ではありません。
かなりマスタードシードが使われていました。
この時点で、お客さんの前には取り皿しか置かれていません。
「え？手で食べますが何か？」と言わんばかりですf(^^;)
同席したカップルの方は、パクチーハウスにいらっしゃるのも初めてなら、手食も初めてとの事でした。
それでも果敢にチャレンジしていました。
マッシュポテトは結構掴みやすいので、サラダよりも手食はしやすかったです。



お次がグチャグチャにつぶしたら美味しいピータン豆腐です。
いやー、南インド料理店では何も言わずに手でいただく事が多いですけど、ピータン豆腐を手でいただく日が来るとは思いませんでしたよ(ノ∀`)タハー
ところが、これも意外に掴みやすかったです。
何ごともやってみないと分かりませんね。



お次は軟骨揚げですね。
これは普通に掴みやすいし、食べやすかったです。
もっとすごいものを期待してしまう自分の感覚がおかしいのだと気付くまで、しばらく時間がかかりました(ノ∀`)タハー



来ましたよ！とんでもないのが！！
チキン・クミンです。
これはBijaの清川代表が、このすぐ近くの世田谷クミンにインスパイアされたとかで、手羽元を大量のクミンと焼いたものです。
結構スパイスも効かしてあって辛口でした。
これだけびっしりとクミンが使われているのは初めてです。

これは手掴みしやすいですが、まさか世田谷クミンもここで名前が出てくるとは思わなかったでしょうねf(^^;)
パクチーハウス（コリアンダー）と世田谷クミン（クミン）のコラボでカレーイベントなんてのも面白いなぁと思ってしまいました。

さて、いよいよ楽しみにしていたメインのカレーですよ！



地球を救うカレーライスです。
先日ランチでいただきましたが、やっぱりとても穏やかな味でじんわりといただけました。



もちろん、手でいただきました。
今回はサツマイモを沢山使った感じのカレーでした。
うちのヨメさまでも安心していただける味でした。
（ちなみにヨメさまは手に包帯をしていたので、手食ではなく最初からスプーンです）

カレー作りを担当している、パクチーハウス東京のスタッフのShidaxさん（右画像）からカレーの説明がありました。
一般のカレーに比べて、油の使用量が5分の1ほどのヘルシーかつ環境にも優しいカレーだそうです。
以前からカレーを自宅で作る時にも、カレーのレシピで使う油って多すぎではないかと思っていましたが、少ない油でも十分すぎるほどの美味しさを実現しているのですから、素晴らしいです。



引き続き、Bijaの清川代表（上画像右）とパクチーハウスの佐谷さん（上画像左）のお話もありました。
※上記3名には掲載の許可をいただきました。
各10分ほどという、非常に短い時間ながらもお互いのお店のコンセプトや相互の関わりなどが伺えました。

特に「オーガニック」「ローカル」にこだわる清川代表は、地元浜松の近くの有機野菜を使っています。
仮に有機でも北海道や九州などの遠方から輸送しては環境によくないという考えと、地元の顔が見えるというようにしたいからだそうです。
今回のパクチーハウスでカレーの提供を始める際にも、浜松から有機野菜を送るのではなく、世田谷近辺で野菜を入手できるようにという流れになりました。
これは想像以上に大変な問題だったと思います。
敢えて挑戦した佐谷さんには、本当に敬意を表したいです。
現在はほぼ地産地消になったとか。

また、ランチの時間って限られていますから、どうしてもかき込む食事になりがちです。
併せて安いところに集中しがちです。
パクチーハウスは昼の営業を始めるにあたって、敢えてその流れではなく「ゆっくり食べたって良いじゃない」「高価でも良いじゃない」「昼からビールを飲んだって良いじゃない（ぉぃ）」という姿勢で臨んだそうです。
このデフレのご時世、また経堂という学生が多い街の価格帯にしてもかなり無謀な挑戦かもしれません。
ですが、この姿勢は私は高く評価したいです。

せっかく食事をするのでしたらゆっくり味わっていただきたいですし、素晴らしい素材を使っているのでしたら、それに見合った対価を支払いたいとも思います。
チョイスするのはお客さんですが、選択肢があるのは良い事だと思います。
牛丼だってデフレ戦争に逆行して、高級牛丼を出すお店がニュースになってましたしf(^^;)



そんな事を食後のチャイアイスをいただきながら、思いました。
シナモンなどのスパイスがかなり効いたアイスで、シャーベット状でホロッと溶けました。
今年も行って良かったと思えるイベントでした。
「昨年末のイベントでBijaのカレーを提供した時は、パクチーハウスでBijaのカレーを提供する流れになるとは全く思っていなかった」と佐谷さんは仰っていました。
人と人のご縁でどのように物事が動いていくか、本当に分かりませんね。

来年以降も1皿のカレーからお互いのお店、地元の農家の方、そしてフェアトレードの途上国が元気になり、カレーをいただいた私たちも元気で健康になれたら幸せだなぁと思いました。
それでは、失礼します。

※私のブログを見ていただき、告知記事を見て申し込んだという方からご挨拶いただきました。
大変嬉しかったです。
ろくにご挨拶もできず申し訳ありませんでした。
この場を借りてお礼申し上げます。
また、たあぼうさんがいらしてたのにも最後まで気付かず（目が悪いもので…）大変失礼しましたm(_ _;)m

※たあぼうさんの記事はコチラです。

【過去記事】

【祝2周年！】パクチーハウス東京の地球を救うカレーライスをいただきました（2009.11.24）

2008年のカレー食べ納め（後編～フェアトレード品購入を実践）（2009.01.07）

2008年のカレー食べ納め（中編～フェアトレードとは）（2009.01.06）

2008年のカレー食べ納め（前編）（2009.01.05）

【祝開店】パクチーハウス東京（経堂）（2007.12.08）←店舗情報載せてマス
※30min.のお店ページはコチラです。