「ひげ線」延伸に2案 「地元無視」反発も
2012年10月30日
福井市は29日、福井鉄道の「ひげ線」を現在の「福井駅前」電停から約150メートル延伸し、JR福井駅西口広場に新たな電停を設置する2案を発 表した。11月20日まで市民の意見を募って最終案を固め、12月市議会に出す福井駅西口再開発計画の都市計画案に盛り込む方針だ。計画に反対してきた地 元商店街は「結論ありき」と反発を強めている。
2案は、福井駅南交差点から線路をカーブさせ、西口広場の西端にJR福井駅と平行に電停を新設する案と、線路を直進させて福井駅西口再開発ビル前に新電停を横付けする案。
ひげ線の延伸計画は、2006年の福井駅前広場整備計画検討委員会で持ち上がった。当初は、北陸新幹線の県内延伸でえちぜん鉄道三国芦原線の線路確保が難しくなることから、三国芦原線を田原町駅から福鉄に乗り入れる計画だった。
しかし県は今年2月、新幹線高架の東側にえち鉄専用の高架を建設する案を発表。福鉄が乗り入れる必要性が低下した。
ところが東村新一市長は今年5月、来年3月までに設計を終える福井駅西口の再開発ビルなど、西口全体の空間構想と一体でひげ線を延伸・整 備する方針を発表。この日の会見でも、市の越智健吾・都市戦略部長は「福井駅の結節機能を高めるという大きな考え方は変わらず、効果はあると考えている」 と述べた。
市は今回、地元商店街が懸念する延伸による影響のシミュレーションを公表した。それによると、延伸に伴って福井駅南交差点の信号待ちの車 列は、線路がカーブする案で80メートル、直進案で現在より270メートル長くなる。しかし、西口再開発ビルによるにぎわい創出で、延伸しなくても 50~250メートルの車列増が見込まれると試算。「延伸の影響は小さい」と結論づけた。
地元商店街は反発を強める。今月22日には、駅前五商店街連合活性化協議会などが、延伸反対を訴える横断幕を設置。29日夜に市役所で開かれた市との話し合いでは、反対する商店主ら約70人が出席した。
駅前五商店街連合活性化協議会の加藤幹夫会長(63)は「地元協議を今日まで開かず、来月に延伸案決定というのはあまりに地元を無視している」と市の姿勢を批判。「車の客が75%という今の状況では、延伸案ではより渋滞が起き、商業環境にダメージを与える」と訴えた。
延伸2案は市新幹線推進室のホームページに掲載。意見は住所・氏名を記入の上、郵送(福井市大手3の10の1、福井市役所新幹線推進室) かメール(shinkansen@city.fukui.lg.jp)で。市民説明会は11月2日午後7~8時半、同市手寄1丁目のアオッサ6階研修室。 (根津弥、高橋玲央)
2012年10月30日
買い物客や車が行き交う中心市街地に乗り入れている「ひげ線」=福井市中央1丁目 |
地元商店主らが掲げた延伸反対の横断幕=福井市中央1丁目 |
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