宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「福徳や 内なる円満成就が得られる」

2022年06月01日 | Weblog

 

 

シーク教におけるマントラで
誦す事で福徳や 内なる円満成就が得られます。

★「ジャイ・ジャイ・カール・ジャグ・ガーヴァイ。」

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「宝生陀羅尼を聴いて功徳を得る」

2022年06月01日 | Weblog

 

宝生陀羅尼を聴いて憶念する事で
菩提が得られ
過去世で作り出した善根が現れるとあり


「若人耳聞恒復憶念(にゃくにんにもんこうぶおくねん)
是人決定当得菩提(ぜにんけつじょうとうとくぼだい)
于過去世所作善根(うかこせしょさぜんこん)
亦得現前(やくとくげんぜん)。」


上の動画を再生されて聴かれるのみで 功徳が得られます。

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「パーンティカ大将と眷属を供養して 種々の加持を受ける」

2022年06月01日 | Weblog

 

 

(パーンティカ大将)

パンティカ大将の図像の前に
飲食物などの供物を捧げて 焼香礼拝して

「金光明最勝王経の薬叉大将品」や
「パーンティカ大将の陀羅尼」を誦します。


「ナモ・ブッダーヤ
ナモ・ダルマーヤ
ナモ・サンガーヤ
ナモ・ブラフマーヤ
ナモ・インドラヤ
チャトゥルナム・マハラジャナム
タドヤター・ヒリヒリ・ミリミリ
ガウリ・マハガウリ・グル・ガンダリ
マハガンダリ・ドラヴィディ・マハドラヴィディ
ダンダ・ククンテ・ハハハハハ・ヒヒヒヒヒヒ
ホホホホホ・ハラ・ダマ・クダメ
チャチャチャチャ・チチチチ・チュチュチュチュ
チャンデスヴァラ・シカラ・シカラ
ウッティスタヒ・バガヴァン・サムチニジャヤ・スワハー。」

(回向)


「文殊師利勇猛智(もんじゅしりゆうもうち)
普賢慧行亦復然(ふげんえぎょうやくぶねん)
我今回向諸善根(がこんえこうしょぜんこん)
随彼一切常修学(ずいひいっさいじょうしゅがく)
三世諸仏所称嘆(さんぜしょぶつしょしょうたん)
如是最勝諸大願(にょぜさいしょうしょたいがん)
我今回向諸善根(がこんえこうしょぜんこん)
為得普賢殊勝行(いとくふげんしゅしょうぎょう)。」

円満五妙欲(えんまんごみょうよく)
無漏勝妙供(むろうしょうみょうく)
願散脂大将(がんさんしたいしょう)
及以諸眷属(ぎゅにしょけんぞく)
懇請納受已(こんせいのうじゅい)
令我及眷衆(りょうがぎゅけんしゅ)
所作一切事(しょさいっさいじ)
無労速成弁(むろうそくじょうべん)
此善作回向(しぜんさえこう)。」


一切有情母

悉证无上觉

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「明妃を抱く阿閦仏の加持を受ける」

2022年06月01日 | Weblog

 

(明妃を抱く阿閦仏)

明妃を抱く阿閦仏に 礼拝や供養を捧げて誦す事で
加持が得られます。

「オン・シ・ベンザル・ダカ・ウン・アー・ウン
ダゴニサラ・ザンパラン・ウン・パッタ・ソーハー。」

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「鳥取 慈桂院・観音堂・長学院 御詠歌」

2022年06月01日 | Weblog

 

 

(慈桂院本尊 弁財天)

「朝夕(あさゆう)に 願いの的(まと)の弁財天
心は矢津(やづ)の 慈桂院(じけいいん)かな。」


(観音堂本尊 十一面観世音)

「よしかたを さして参れば観世音
十一面の さてもにこやか。」


(長学院本尊 不動明王)

「真心(まごころ)を込めて祈れば不動尊
慈悲の光に 闇(やみ)はあらじな。」

 

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「浄水を捧げて 三宝と一切衆生を供養する」

2022年06月01日 | Weblog

 

 

浄水を捧げて
三宝と一切衆生に献じて供養すると観じつつ誦します。

「供養仏(くようぶつ)
供養法(くようほう)
供養僧(くようそう)
供養(くよう)
十方三世一切衆生(じっぽうさんぜいっさいしゅじょう)
オン・ガガナ・サンババ・ヴァジュラ・ウン

当願衆生(とうがんしゅじょう)
身心清浄(しんしんしょうじょう)
自性清浄(じしょうしょうじょう)
早証菩提(そうしょうぼだい)。」


捧げた水は 戸外の地面に流すか
下水に流したり 植物に与えるなどします。

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「キリシタンによる 主の受難に向かう祈り」

2022年06月01日 | Weblog

 

 

「御身ゼズス・キリシトの御前(おんまえ)にて
万事(ばんじ)に功力(くりき)なき
拙(つたな)き悪人(あくにん)といえども、
数限りなく与え下さりし 御志(おんこころざし)、
御恩(ごおん)の御礼(おんれい)を申し上げたてまつるに
心も言(ことば)も及ぶものなし

わけて 御受難(ごパッショ)の御礼(おんれい)を
何と様(よう)に申し上げたてまつるべきや。

御身デウス・パテレの その御独子(おんひとりご)
森羅万象(しんらばんしょう)
御身に 人骸(にんがい)に徴(しるし)あり、
わが霊魂(アニマ)を助けたまわんため、
人骸(にんがい)を受け合わせ、
御言葉(おんことば) 御所作(おんしょさ)をもって
天の道を教えたまわん為に
一生涯(いっしょうがい)の間 御難儀(ごなんぎ)
御貧苦(ごひんく)を凌(しの)ぎたまえ

忝(かたじけな)くも 数々の打擲(ちょうちゃく)
呵責(かしゃく)を受けたまえ

むいに玉体(ぎょくたい)を
紅(あけ)の血汐(ちしお)に染めたまい、
十字架(クルス)の上にて御血(おんち)を
滴(したたり)尽くしたまいて

ついには 拙(つたな)き悪人(あくにん)に対したまい
御生命(おんいのち)を捨てたまう

さても ありがたき御恩(ごおん)、
心も言(ことば)も 及ばざる御大切(ごたいせつ)かな。

かほどの御恩(ごおん) 
いか様(よう)に報(ほう)じたてまつるべきや。

例え御身に対したてまつりて
生命(いのち)は千(せん)たび百(ひゃく)たび
献(ささ)げたてまつるとも
御恩(ごおん)の万が一も
報(ほう)じたてまつる事あるべからず。

別に致すべき様(よう) これ無(な)きゆえ、
まづ 御奉公(ごほうこう)として
せつ財宝 妻子 眷属を
たとえ一天世界(いってんせかい)を
掌(たなごころ)の中(うち)に握るとも
みな 悉(ことごと)く
御身に献(ささ)げたてまつらんと存(ぞん)ずるなり。

その上 御身の御大切(ごたいせつ) 
御栄誉(おんほまれ)の為、
百(ひゃく)しんらんをも凌(しの)ぎ、
わが生命(いのち)を献(ささ)げたてまつたき念願なり。

我ら 悪人(あくにん)の身として、
いささかの善(ぜん)をも為(な)し行う事あたわず、
ただ 測(はか)りなき御身の御憐(おなわれみ)に
頼みをかけたてまつりて、
死するまで 御身の御功徳(ごくどく)に
確かに 達(とど)きたてまつる様(よう)に
御合力(ごごうりょく)を頼みたてまつりて、
これ願わくは この献物(ささげもの)を
香(かん)ばしき香(におい)として
受け取りたまいて、
この望みを遂(と)げたてまつらんために
潤沢(じゅんたく)なる聖寵(ガラスサ)を
与えたまえと ひたすら頼みたてまつる
アンメイ ゼズス。」

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( 天理教婦人会 京野菜を味わうどすえ 試食会  )

2022年06月01日 | Weblog

 

 

+++++++++++++++


 
         ■ 裏天理時報 ■ 

        【第一面:真柱室だより】

  ─ 真柱様が メンチカツを召し上がられた ─

  (中山善司)               
 (  `m´)  「…メンチカツも 好物です」


        【第二面:天理教校だより】

 (中山善平)               
(  `m´) 「…暑くなった最近は

         花火大会の思い出が浮かんできます。

         やっぱり 大きな冠菊は 圧巻ですよねー」

+++++++++++++++

          | ■□ 婦人会 ■□ |

     | @ 京野菜を味わうどすえ 試食会 @ |
             

ζ~(  `m´)~ζζ~(  `m´)~ζ
   ζ~(  `m´)~ζζ~(  `m´)~ζ
     ζ~(  `m´)~ζζ~(  `m´)~ζ

 

ζ~(  `m´)~ζつ「…皆様

             今日は 「京野菜を味わうどすえ 試食会」ざまして」


ζ~(  `m´)~ζつ「…京都出身の ぬのえ様より

             京野菜に関する 御紹介を頂き、

             そして調理頂いた 京野菜を

             あたくし共が 試食させて頂きながら

             互いの親睦を深め合う機会と致しましょう」


ζ~(  `m´)~ζつ「…今日は また

             長老先生も お招きしております」


 (中山慶純)               
(  `m´) 「…初夏に京野菜の料理ですか いいですね」


 (中山慶純)               
(  `m´)つ 「…しかし まあ 何と言いましても

           早起き天皇の称号が

           私に 最もふさわしいであろうという考えは

           今も 変わっておりません」

          

ζ~(  `m´)~ζつ「…まあ そちらの御話しは

             また 別の機会とさせて頂きまして、

             それでは ぬのえ様 お願いします」


  (中山布恵)
ζ~(  `m´)~ζつ(伏見とうがらし)「…京野菜に欠かせないのが

                      この 伏見とうがらしどすえ。

                      ビタミンCや食物繊維を 豊富に含む

                      健康的な食材どすえ」


ζ~(  `m´)~ζつ「…一般の唐辛子とは どこが異なるざましょうか?」


  (中山布恵)
ζ~(  `m´)~ζつ(伏見とうがらし)「…伏見とうがらしは 辛くないどす。

                      甘いので 子供でも食べられるどすえ」


ζ~(  `m´)~ζつ「…そして ぬのえ様が 御作り下さったのが

             こちら 伏見とうがらしの焼き浸しざまして」


  (中山布恵)
ζ~(  `m´)~ζつ(焼き浸し)「…焼いて 醤油とだし汁で浸して

                      上から かつおぶしをかけて

                      出来上がりどす」

ζ~(  `m´)~ζつ「…それでは 皆様

             はんなりと

             試食させて頂く事に致しましょう…」

 

    (うみちゃん)  
   ζ~(  `m´)~ζつ「…待って下さい!!!

                ぬのえさん!!!

                大ちゃんは うみだけを愛してくれると言ったんです!

                大ちゃんは うみだけのものなの!!!」


  (中山布恵)
ζ~(  `m´)~ζつ「…まあ 乱入してきた うみちゃん、

             どうあがいたって 無駄どすえ?」

 

ζ~(  `m´)~ζつ「…まあ また 

            うみちゃんが勝手に入って来たざますか!!!

            うみちゃんは 直ちに大阪にお帰り頂くざます!!!」

 

ζ~(  `m´)~ζ            |・)~ζ

 

ζ~(  `m´)~ζつ「…まあ これは婦人会会長様、

             うみちゃんが また乱入してきて

             あたくし共も 困っていた所ざまして」

 

               |・)~ζ


♪酔っ払っちゃった
https://www.youtube.com/watch?v=aSzLT3njRBY

|・)~ζ♪「読めるわよ 本音ぐらい
      小西一族の 欲じゃない
      強いられるわ 見合い話しを
      恋愛禁じられた ようぼくが

      天理教の フリしているわ
      小西真理教と ようぼくに見えぬように
      ここまで ようぼくを駄目にする
      布教所はめったに 見ないから
      愛実町の所長に言わせてよ 罪つくり 罪つくり

      夏の半袖禁止まで
      ようぼく達に 押し付けて
      神不在の布教所と
      陰気暮らしをやるつもり

      天理教の フリしているわ
      男尊女卑の指導を繰り返してる
      これほど ようぼくを駄目にする
      布教所が果たしてあるかしら
      愛実町の所長に言わせてよ 罪つくり 罪つくり
      
      天理教の フリしているわ
      醜聞ばかりよ 中身は空っぽよ
      こんなに ようぼくをまいらせる
      布教所なんて不要だから
      愛実町の所長に言わせてよ 罪つくり 罪つくり」

 

 (中山慶純)               
(  `m´)つ 「…これは ニセはるえのクソガキやろう!! |・)~ζ!

           ここで 修養科入学の手続きをさせねば」
       

  (中山布恵)
ζ~(  `m´)~ζつ「…これは クソガキどす。    |・)~ζ!

            皆様に 捕獲して頂くどす。」


ζ~(  `m´)~ζつ「…さあ 今日こそ捕獲するざます!!   |・)~ζ!

             あたくし共は

             伏見とうがらしのように 甘くないざます!!!」


           (中山善司)               
         ⊂(  `m´)つ 「…家の愛犬が可愛くて仕方がないよ!

                     ジー君 登場!!」


(中山善司)               
(  `m´)つ  「…消費税が導入された年の元号は何か、

            答えは

            へーーーーーーせーーーーーーー!!!!!!!!」


(中山善司)    ブーーーーーッ!!          (中山慶純)      
(`m´  ) ===================================3   (`m´  ) 
        


           (中山善司)               
           (  `m´)
                    ~ガス~
                      (中山慶純) ~ガス~
                     (  `m´)つ… カクッ


(中山善司)    ブーーーーーッ!!              
(`m´  ) ===================================3  
          (焼き浸し)

       

~ガス~      ~ガス~  ~ガス~
     ~ガス~    
    \  キャーーーーーーー!!! /  ~ガス~

ζ~(  `m´)~ζζ~(  `m´)~ζζ~(  `m´)~ζ
           (うみちゃん)
         ζ~(  `m´)~ζ    (中山布恵)
                     ζ~(  `m´)~ζ

 

 (中山善司)               
 (  `m´)              |・)~ζ

 

 (中山善司)               
⊂(  `m´)つ  「…さあ 月江は          |・)~ζ!

            伏見とうがらしのような

            パパの乳首を吸うのや」

|ミ サッ!

 

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「昇天後水曜日の祈り」

2022年06月01日 | Weblog

 

 

新型コロナワクチン打っても“未接種扱い”にしていた
…厚労省「理由は不明だが意図的なものではない」 

***

もう何も信用できないわ

昨年末にがん治療中の兄弟がワクチン2回接種後
1ヶ月経たないうちに亡くなったんだけど
(死亡診断書には死因は癌となってた)
がん治療中の人達、色んな持病で闘病中の人達が
ワクチン接種してどんなリスク負うのか
ちゃんと研究とかして対処して欲しい 

***

テレビはまだ誤給付の4000万のニュース続けるか、
芸能人の話題で隠すんでしょ 

***


役人レベルの話じゃないからな
兆単位の日本円が溶けてなくなってる

***

正確なデータ出すと
ワクチンの在庫処分ができないからな 

***

ワクチン打ったやつも
管理しているやつも
凄まじい馬鹿丸出しとか笑えるわな

***

 

・結局、未接種に偽装していた接種歴不明者は接種扱いせず取り除いている
→本人から聞いた接種した日付等がはっきりしないだけでw調べりゃ記録あるのに

・接種から2週間以内の感染者は未接種として扱う定義になっている
→これが1番悪質。本当の未接種者はほとんど感染してないだろ 

***

mRNAワクチンの作用機序を知った時に、これは打てないと思って打ってない

自分の自然免疫を犠牲にしてまで
一つの疾病から身を守ろうとするなんて
あり得ないというか狂気の沙汰だからな

自然免疫があるから傷の治りが早かったり癌が増殖しなかったり
単なる風邪なら寝とけば治るんだが、
そういう当たり前、天与の免疫システムは命と同じくらい大事だからな 


***

日本人は従順な人が多いから騙しやすかったんだろうな 

日本の教育のたまものだね
いまだに軍隊のノリを引きずった意味不明な校則
用意された正解以外は不正解
教師の言うことをきくのが優等生
連帯責任のもと全員横並びを求める
お前らが嫌いな北朝鮮となんも変わらん 

 

 

 

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「沙門仏母の加持を受ける」

2022年06月01日 | Weblog

 

 

(沙門仏母)

沙門仏母に礼拝や供養を捧げて誦す事で
加持が得られます。

「オン・サマナ・ボシャシュニ・マンゼ・ソーハー。」

 

以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

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これは五年程前からの話です。当時、私は浮浪者でした。
東京の中央公園で、縄張り争いに敗れて危うく殺されかけ。
追放されたあと、各地を転々とし。
最後に近畿地方のとある山中の神社の廃墟に住まうようになりました。
ふもとに下りてはなんでもやと称して里の人の手伝いをし。
手間賃をいただいて食いつなぐ身の上でした。

その生活の中で一番恐ろしかったのは、人間です。
「何でも屋です。何が御用はございませんか」
といっただけでいきなり猟銃を向けられた事も御座います。
「一度弾を込めたまま人間に向けてみたかったんだ。ほらよ」
と口止め料まがいの大金(恐怖に慄いた代金は一万円でした)を渡されましたね。

付近を走る暴走族に「お前に人権はねえ」と追い回され。
棒切れで叩かれた挙句足が折れたこともございます。

その時はよく手伝いにいくかわりに
野菜を分けていただいてた農家の方が様子を見に来てくださり。
あやうく歩けずに餓死するところを救われ、病院にかかる代金までもっていただきました。
その農家の方からはさまざまな恩を受けました。

「手に職はあったほうがいい。うちじゃ雇ってやれないからせめて作物を育ててみて」

そのように仰り、色々な苗や種を分けていただきました。
荒れた境内の砂利を少しよけて。硬い土をたがやし。
近くの川からへたくそな水路をひいて引き入れ。ちょっとした農園をつくるに至りました。
ある時何度かに分けて訪れた茶髪の廃墟探検の人たちに、
この農園は大量の除草剤を撒かれて全滅させられました。

私はこういう団体が来る度、暴走族の一件を思い出して隠れるようにしていたのですが。
このときほど角材でももって殺してやりたいと思った事は御座いません。
そこでの生活は、どなたかから恩を受け。それをどなたかに奪われることの繰り返しでした。

こうした生活をしていると、不思議と心が澄んできます。
所詮人間は悪徳の持ち主ばかりだと悟るのです。
そして、徳の高く優しい人たちにあこがれるようになります。
そういう風になってくると、別に幽霊を見ても必要以上に恐くなくなります。
実はこの神社、社務所にほんとに幽霊が出たんです。

髪がぼさぼさで、白着物に朱袴の女性でした。
生活し始めの頃に気づき、以来おびえて社務所には近づかず、
物置小屋で暮らしておりました。

しかし、悟ってしまった頃から頻繁に社務所に出入りするようになり。
大工の親方とも知り合い、古くなった工具を分けてもらった四年前。
仕事をおぼえてみるついでに社務所の修理をはじめました。
出て行けったたり殺すぞって具合ににらまれましたよ。何度かちびりました。

でもね、修理をして雑巾がけをしてとしていくうちに、だんだん付き合い方をおぼえました。
まず必要以上にうるさくしない。次に神さんじゃなくてその人に挨拶をしてから入り。
出るときも挨拶して出る。 

社務所が綺麗になる頃には、
幽霊のお嬢さん出てきても穏やかな表情をするようになりました。
たまにさらさら音が聞こえたような聞こえてないような時は、
決まって髪を櫛擦ってる。

二年前、前に私の足を折った暴走族がまた境内へとあがってきましてね。
私、逃げ切れずにつかまって、袋叩きにされました。
頭もなぐられてぐわんぐわんいってましてね。
足なんか痙攣してて立ち上がって逃げようにもすぐ転ぶ。

深夜の話なんで、昼間よりもっと助けも望めず。
こりゃあ巫女さんのお仲間になるなと思いました。
若者達はへらへらと笑っているし。
私がもう命の限界に近いなんて理解もしてないようでした。

すると、驚いた事に境内をかけあがってくる足音がするじゃないですか。
暴走族たちも私を殺そうとする手を休めてそちらをみました。
するとふもとの危ない猟銃持ちのおじさんがやってきて、
いきなり銃を暴走族達に向けるじゃありませんか。
しかも発砲したんですよ。わざと外したようですがね。
暴走族が慌てて逃げ出したのをみて、私意識失いました。

病院で目を覚ました後見舞いにやってきたおじさん。
聞けば、巫女の幽霊に夢の中で脅かされ。
飛び起きたら目の前に血走った目をした巫女の幽霊がいた、
なんて肝の縮まる思いをしたそうで。
幽霊撃つためにとった銃も銃床でなぐりつけてもそりゃすどおりだったそうですよ。

あまりの恐さに逃げ出したら、おっかけられて神社までおいたてられたと。
だから私ね、実はあの廃墟にゃ巫女の幽霊が出るんだよって切り出して。
社務所の修理と巫女の幽霊が恐くなくなったとこまで話してやったんです。
そしたらおじさん「そりゃあんた幽霊と内縁の夫婦になってるよ」と真顔で。
退院して真っ先にお礼しましたよ。

以来ちょっと生活苦しくても巫女さんのために一膳のご飯用意してね。
嫁の飯も用意できないんじゃ男廃りますし。
たぶんあれはただの夢ですが。巫女さんと何度も一晩中貪りあった。
祝言もあげましたよ。神主もいない神社ですが。まあ神前結婚の気分てね。

一年前。
この神社の廃墟を含む山の所有者って方がやってらっしゃいましてね。
元々はこの神社の神主の一族だって話してらっしゃいました。
この神社別に霊験あらたかでもないし、歴史的に由緒あるわけでもなし。
終戦後の神道の混乱期に神主不在となって以来荒れ放題だったとか。

ところがみすぼらしいのは同じでも、
神社がすっかり生気溢れてることに感激したって泣き出しましてね。
私に神社のある山とふもとの農地ををくださったんです。
どうせ二束三文の土地なら、活用してくれる人にもっててほしいってね。
農地はよくしてくれた農家の方に安く貸し出し。私は今東京に出稼ぎにでてます。

なかなか家にはもどれんので、嫁が夢に出てくることが多いですが。
いつかこっちもくたばって、その後ずっと一緒にいれるんだから、我慢してもらわないと。
今は金をためて、私らが死後くらすあの神社をもっとちゃんと修繕し。
もういちどちゃんと神社として神主を迎えられる状態にしないといけない。


人間の汚い部分随分とみてきましたから。
悟ってはいても聖人とかの悟り方じゃあない。
だから、徳の高い人にあこがれるんですよ。 それに大層俗物でね。

夢か現か今でもよくわかりませんが。嫁との夜のほにゃららが楽しみでならんのです。
死んだ後なら嫁と子供つくれるんだろうかとか。本気でそんな事考えてる位の俗物です。
奇人変人の類。幽霊の嫁さんもってる自称神主にならなれても。徳の高い立派な神主は荷が重い。

だから、私は生涯かけて。神社本庁に登録された神社にしたいんですよ。
こういうとこの修繕費は軽く数億すっとんでくんで。
人間一人の夢にしちゃ、これでも大分でっかすぎます。
そのために大工やってるんですがね。お宮の仕事にも混ぜてもらって。
材料費だけそろえたら、あとは自分でなおしちゃろうと。

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