史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

郡山 Ⅲ

2013年07月14日 | 福島県
(大久保神社)
 今回の旅では、福島県会津方面と宮城県仙台周辺の史跡を回ったが、それで終わりではない。帰路郡山の大久保神社に立ち寄る計画であった。東北自動車道を郡山南ICで降りて二㎞ほど南の牛庭に向かう。


大久保神社

 牛庭公民館の敷地内に大久保神社がある。神社と名づけられているが、鳥居や神殿があるわけではない。中央に「大久保公追遠碑」が据えられているだけである。鹿児島や酒田の南洲神社は、西郷隆盛を神格化したものであるが、当地の大久保神社は安積疎水の開削に尽力した大久保利通に感謝しようという地元の人たちの厚意の結晶のように感じる。


牛庭原 旧松山藩士族 入植者の碑

 この地は牛庭原と呼ばれる原野であったが、明治十五年(1883)、安積疎水の開通とときを同じくして、十五戸の旧松山藩士族が入植して開拓した場所である。

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