片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

島根宍道湖の湖畔を走る最古級の電車“バタデン”を描く映画「Railways]

2010-09-08 15:44:48 | 「映画・演劇」

 暦を見ると8日は旧暦8/1「八朔ハッサク」、二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされる。
 台風9号は8:00頃、京都府舞鶴市の北の日本海を東に進み、昼には北陸に上陸し、列島を横断する見込みと予報される。
 昨夜の風・雨は収まっているが注意報が流れる中、体が不自由な人間が外出して迷惑を掛ける事を考慮し外出を控える。
 テレビ・ラジオで台風9号の進路状況、勢力の強さを聞いていると今回9号の特徴は中心の雨風が弱く外周付近に激しい風雨が予想される。
 PCに向かって昨日「パソシエ研修会」の復習を行ったり、読書で時間を過ごすも一向に天候の悪化は起こる事無く曇り空から日光が差してくる。
 新聞の映画案内を見ると9/4より“49歳で電車の運転士になった男の物語”「RAILWAYS」が上映されている。

 ピピアめふ3Fの障害者専用駐車場に車を入れ、B1食品スーパーコープでキシリトールガムを購入する。
 此処で買い物すると1時間の駐車券を戴けるので毎回小物の買い物をする。
 5Fに上がると20数人の映画フアンが初回上映の終了を待って居られる。近辺ショッピングセンターにシネマズが乱立して市内唯一の上映館「シネピピア」の存続経営を心配していたが結構私を含めて高齢者のフアンが定着している事に安堵する。

 仕事に追われ、家族を省りみなかった50歳目前の男がふと人生を振り返り、幼いころの夢を追い求める感動作
 新聞批評で日本映画は佳作揃いで今秋は一段と素晴しい映画が上映されると聞いていたがこの作品も恐らく逸品中の一つと思う。
 久しぶりにゆったりとした落ち着いた気分で観るいい映画に出会った。
 主人公に中井貴一 娘役に本仮屋ユイカ、田舎を走る小さな電車が人間に溶け込むように生きている。
 観映後はなんとも云えない爽やかな気持ちに包まれ、スクリーンに「有難う」と感謝する。


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