片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

良書お奨めコーナー「凛として生きる」図書選びの愉しさ、鍼灸院⇒図書館月曜日コース

2015-02-02 08:49:18 | 「趣味の集い」

晴れ間が広がる、2日(月)にかけて日本付近の気圧配置に大きな変化はありません。
同じような所に雪雲がかかり、晴れる所も北よりの風が冷たいでしょう。
北海道東部など北日本は大荒れの天気に警戒を続けて下さい。 関東から西は太平洋側を中心に晴れる所が多いですが、北風が冷たいでしょう。(tenki・jp)

2015年2月10日(火)から、山陽新幹線(新大阪~博多)の車内販売で「お味噌汁」や「クラムチャウダー」「おしるこ」の販売が始められます。お土産用にレトルト品などを販売するのではありません。新幹線車内でお弁当と一緒に、温かいお味噌汁などが食べられるようになるのです。(乗りものニュース) 

           

           

9:30分 麻痺左半身硬直治療に鍼灸院「むくの木の森」受診、月曜日午前勤務鍼灸師N先生独自の麻痺ストレッチ手技を希望する。
N先生独自の麻痺ストレッチは激痛を伴う荒療法ながら事後の日常生活では痛みが治まり、特に深夜の肩甲骨筋疼痛が解消、発症後10数年間不可能だった「上向き睡眠」が出来るようになったのは非常に嬉しい事。

            

            

            

           
幅の狭い青ベッドへ、仰臥姿勢になると先ず腰が伸び、飛び出している顎が収まり、両肩が広がってくる。
力を抜いて両腕を自然に体側へ寝かせ、両足を真っ直ぐに伸ばす、この姿勢だけで1週間の麻痺による体の歪が著しく改善される。
N先生既成の枕を外し、円筒型のマクラを首から肩にあてがわれ、両足の膝裏にかけて筒型マクラを挿入される。ベッド上の安楽姿勢が一層快適に激変
更に整体に取り組まれ、腰の位置変更、両足首を外側に広げ、特に内側に傾く、麻痺左足全体を強制的に元へ戻される。
マッサージは、両足・両手の硬直を撫でるようにほぐされ、首筋の指圧は最高手技、指一本で頭を持ち上げ頭蓋骨と首のつながり筋肉の緊張をゆっくり緩和される。
N先生次のご指示は「うつ伏せ姿勢」、始めに首筋から肩甲骨筋に掛けて5~7本「鍼」、先生置き鍼の状態で馬乗り姿勢。
脊椎骨左右に指を当てがい、指圧⇒力を抜いて歪矯正、大臀筋・大腿四頭筋・脹脛筋・アキレス筋・足首・足指・足裏は指圧箇所では力強く、痛いツボポイントは3回、患者の表情をチェックしながら加療して行かれる。
終局は仰向きストレッチ、麻痺左腕の「肩甲骨関節」・「肘関節」の左右廻旋、カウント3回加療は激痛を伴うが脂汗を流しながらもひたすら耐える。
快適な「上向き睡眠」続けるには、毎週月曜のストレッチ療法は欠かせない治療と心得る。

           

          

          

帰途、宝塚市立図書館立ち寄る、片麻痺患者には作者別・ジャンンル別に書庫を巡っての図書探しは疲れるので良書お奨めコーナーを利用する。
今月のテーマは「凛とした生きかた」、難しい言葉ながら魅かれ、20数冊の中から2冊選ぶ。
①集英社 上坂冬子著「私の人生 私の昭和史」 ②筑摩書房 吉村昭著「周り灯篭」・・・・・偶然著者二人は昭和一桁生まれ(昭和5年・昭和2年)、兄弟姉妹が多い(7男3女・9男1女共に10人)、苦難に挑戦した戦前・戦後を共通体験している事だった。
           

           

           

西公民館入口喫茶店にてコーヒーを注文、吉村昭著「回り灯篭」短編集を愉しむ。
「歴史の壁」に粛然とする、沈没事故を調査し、生存者と面接し書いた題名「総員起こし」、昭和19年6月訓練中に事故で沈没した伊号第33潜水艦。
”救助セラレタルモノ僅か2名”記録にあるように102名が殉職したが彼らは沈没後暫く生存し、遺書をしたため息絶えた。
終戦から8年、浮揚した船内に遺骨共に発見されている。
兵員室の水兵さんは整然と各自の寝台に身を横たえて居られた。