高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

夏野菜で保存食を作ろう ~チャツネ~

2014-10-02 09:00:00 | イベント報告
あっという間に10月になってしまいました。
遅ればせながら ★ 9月の企画 ★ の報告です。

9月15日「夏野菜で保存食を作ろう」を催しました。
講師は、谷川農園の谷川恵美さん。


●材料:ナス、ピーマン、玉ねぎ
グレープシード油(またはオリーブ油など)、粗製糖、純米酢、
天日塩、ホールスパイス、パウダースパイス。
他に生姜・胡麻などお好みで。

●手順:
スパイスビネガーを作る。
酸に強い鍋に、酢とホールスパイスを入れ
蓋をして火にかけ沸騰後、弱火にして10分.
冷ますのは自然冷却で。
(シナモン、ローリエ、クローブ、黒コショー、フェンネル、コリアンダー(パクチー))

を冷ましている間に、瓶や他の材料を用意する。
(ホールスパイス、パウダースパイス、塩、砂糖、野菜)

瓶(本体)を洗って煮沸消毒する。


玉ねぎを微塵切りにする。
他の野菜は5mm角に切る。
なすは刻んですぐに塩(分量外)を振って揉む。


油・ホールスパイスを中火で加熱、
香りが立ったら玉ねぎを炒め、しんなりしたら
他の野菜(なすは軽く絞る)も加えて炒める。
水分が多い場合は火加減をやや強める
(マスタードシード、コリアンダー(パクチー)、クミン、ローリエ、カルダモン、クローブ)


全体に火がまわれば、
スパイスビネガーと砂糖を入れて全体になじませ
時々かき混ぜながら中火弱で煮詰める。


水分が少なくなってきたら、
パウダースパイスと塩を加え、
水分がほとんど無くなるまで煮詰める。
(カイエンペッパー、クミンパウダー)
これで、中身は出来上がりました。

なるべく空気が入らないように中身を詰めます。
量は、瓶の容量いっぱいに対し9割前後。


蓋をきっちり締め、加熱殺菌。脱気。
作った日付や中身のわかるようにラベルを貼っておくといいですね。


瓶に詰める前にちょっぴり試食。
ほんのり甘く、スパイシーで、いくらでも食べれそうでした。


管理人
「チャツネってなあに?」という質問が出た今回の講習会。
チラシの説明が不足していて反省しました。
上手に脱気できたものは1年以上、常温で置けそうです。
なすやピーマンがたくさん採れすぎた時や、
いただきものでたくさんある時に作ってみましょう。
当日の詳しいレシピは事務所にあります。
欲しい方は事務所までご連絡を!

谷川さんのブログにも当日の様子が書かれています。
どうぞご覧ください。(こちら)



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2 コメント

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少々補足です。 (めいみち)
2014-10-04 21:47:41
スパイスビネガー用と、炒めるとき用には、コリアンダーは、ホールスパイス(種)を使っています。
パクチーと書いていただいていますが・・・葉は入っていません。

このレシピとは全く別のものですが
グリーンチャツネ(フレッシュタイプのチャツネ。保存はききませんが絶品の美味しさです!)にはコリアンダーの葉(パクチー,香菜)がたっぷり入ります。実はインドでは、煮詰めるタイプよりも、フレッシュタイプのチャツネの方がスタンダードなんだそうです。
煮詰める保存食タイプのチャツネは、レシピを持ち帰った英国人が発展させていったのかな、と思います(想像です)
フレッシュタイプのグリーンチャツネは、コリアンダーの葉(パクチー、香菜)ミント、柑橘果汁、グリーンチリ(青唐辛子の生)などで作ります。
返信する
Unknown (管理人)
2014-10-05 17:27:39
めいみちさん(谷川さん)、補足ありがとうございます。
チャツネにも様々なタイプがあるのですね。勉強になります。
返信する

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