先日、卒業延期とか大学院でCE免許取るの普通に辛いぞって話をしましたが、どこがどう辛いのか、どうしてお勧めできないのかを語ります。ちなみに私は四年後半から諦めたくて仕方なかったです。なんとか実習は終わったけど、かなり力尽き気味。既卒決まった段階でまぁまぁきついから、どうかそうならないでくれ後輩達。
【辛いポイント】
辛いポイントはたくさんあります。まず、どんなに諦めたくても一旦既卒で取りますと学校に宣言すると諦められないですし、実習中も「一個下と受けるやりにくさ」「一個上だからある程度できててよね、という既卒バイアス」が常にあります。更に、本来だったらCE以外のことに費やすことができた時間（研究活動や就職して働ける時間）を無駄にすることになります。普通に考えて、遠回りなんですよ。それにそこまでやっても、国家試験の合格率は現役の半分未満。そして大学院ともなると、病院で働く見込みも少なくなってきますからね……。
で、最終的に実習とか諸々で切れそうなメンタルを繋ぎ止めるのは、「ここまでやってきたんだ！」という意地と、私の場合は単位数。もしもCEを取るための単位を取得していなければ、学部時代にしたかったこと（留学とか）を考えると、取らざるを得ない。本気で取ろうとしている人に申し訳なくなるので、あまり書けませんが。
まぁ一言で言うと、そんなことを経験してほしくないからオススメできないよ、なんだけど、それじゃ説得力に欠けるにも程があるのでさらに追記しておくと
研究室選び、研究室暮らしが結構キツい
普通にメンタルが死にやすい
現役と比べて資格取得への比重が少なくなりがちで、成功率も低い
就活や大学院の課題をこなしながらなので、体力的にもかなりキツい
同期がいないので頑張れない
あたりは良く感じます。ちなみにうちはCE取得に限って言うなら、研究室選びを間違えたと思っていますね。はい。まぁ後輩たちがいい子なのでそこらへんで合格率高まってるような気もしますけど。いやでもやっぱりアレやろ。ツンデレ二号のあのCE取得に対するいい加減さは、養成校として犯罪級。（本人の意思を容認する、とは言ったけど、研究は普通にしてもらうから、との事。この時はツンの強さに目が回った）
後普通に現役時代と比べると、メンタルがかなり不安定になって結局失敗するとかもよく聞く。そもそも私もそうだけど、「現役時代になんらかの失敗をしているから既卒」なのであって、それがちゃんと掴めてない限りチャレンジすべきでないんですよね。同じ失敗したりするし。あとは既卒になってる時点で、まぁまぁ親と話し合ったりしているわけなので、そのタイミングで自己肯定感が損なわれていることも多いです。それでいて国試や実習は、そこそこメンタル強くないと無理なので、そのいずれかで崩れて結局失敗する、というパターン。
なので、後輩たちにはまず既卒で試験を受ける羽目にならないようしっかり勉強してほしいし、もし既卒になってしまった場合は「本当に頑張れるか」よく考えて欲しいです。親御さんも、本当に我が子が頑張れるか、よく考えてください。まぁまぁというかかなり辛いです。結構な修羅場を乗り越えた奴が、道途中でここまで辛い辛い言っていることを考えていただきますと、生半可でないと思います。残っている科目が臨床実習のみでない（座学や学内実習が残っている）場合は、普通に考えてやめた方がいいと思います。相当キツいです。実習だけでも相当キツかったので。あと、失敗の原因が分かっていても、既卒で状況が悪化する（情報がうまく取れてなかった等）場合にはやめた方がいいですね。既卒は情報も入ってきにくいですから。人間関係系のトラブルも既卒の方が多くなります。（しかも実習中がダントツ！）
ちなみに、院生でCE受験にトライした場合、もし私が合格するとうちの専攻では初の院生合格者らしいです。これは私にとって結構高いモチベーションの一個になっていますが、そのことも頭に入れた上でよく考えられることをお勧めします。
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