Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

マスクが傾く

2022-03-22 23:16:10 | つぶやき

 わたしはふだんメガネを掛けている。そして鏡で自分の顔を朝見るたびにそれが傾いていることに違和感を持ちつつも、メガネを新調するたびに眼鏡屋さんにその疑問を投げかけたことはなかった。もちろん眼鏡屋さんは掛け具合を調整してくれるし、その際に傾いているはずもないのだが、利用しているうちにいつの間にか傾きが生じてくるのである。その傾きとは、水平に対して右側が若干上がりめに傾くのである。掛けていればもちろん気がつかないことたが、鏡を見ると傾いている。気がつくのは朝もそうだが、とりわけ車を運転する際のルームミラーである。実はルームミラーそのものは運転席から見れば左手にあり、そこに顔を映す際は、身体にも傾きが生じている。したがってシチュエーションとして正像ではないかも知れないので、「気のせい」とも捉えられる。あらためてトイレなどで鏡を見ると意外と傾いていなかったりするが、度々傾いているという意識はあり、その度に右がやや上がりめ、というカタチは変わらない。

 気がつけば掛けなおしたり、あるいは右側のフレームを下に下げるような仕草をしたりする。長年そのような繰り返しをしているから「癖」のひとつともなっている。メガネはそれほど極端ではないので、気にはしていてもそれほど意識はしていない事象のひとつ。ところがである、今はマスクを掛けるのが当たり前になった。するとメガネ以上にその傾きが気になって仕方ない。同じようにマスクの右上が上がりめになるのである。とりわけ口元に空間ができるようなスタイルのマスクを常用していて、そうしたマスクを掛けていると必ず右上が上がりめに傾く。気がつくたびに掛けなおすが、掛けなおしても直らないため、意識的に右側を下げるような仕草をする。もちろん鏡があればよいのだが、なくても気になって、頻繁に右側下げるようなことを繰り返す。それでもあらためて鏡のあるところで確認すると、意識しているにもかかわらず右側が上がりめ、ということは頻繁にある。これはもうわたしの顔の歪みにほかならないと最近は思っている。メガネが傾くのもそのせいではないかと・・・。マスクが当たり前になってからより意識するようになったことで、マスクを「掛けたくない」と思う要因でもある。もともと気管支系に弱点のあるわたしは、マスクは苦手である。とはいえこのご時世では「マスク必須」のため掛けないわけにいかないが、わたしにとっては辛い時代をすごしている。


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