人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

「放浪職人」!

2017年02月26日 | テレビ

いやー、これはよかった

なにって?

ドイツ中世からの伝統

「放浪職人」のことは知ってましたが

映像として見られるのは

やっぱテレビの力でしたねぇ。

ただ個人的に放浪なんかしているわけではなく

3年という区切りあり

それを仕切る組合があり

制服もあり

そこでの仕事が終了したときの証明書の義務あり

なにより素晴らしいのは

中世そのままに彼らは

「歩いて」仕事場から仕事場へ

本当に放浪してゆく・・・

旅芸人に近いのですが

この期間に彼らはさまざまな技術を

会得し、行き先の場所にたの場所で得た

技術を伝播してゆくのですね。

いやー、中世そのままの服装と帽子、

それに組合で決まった荷物ごしらえまで

あるのですねえ。

第一次大戦やナチの時代をくぐって

ちゃんと生きていた伝統

羨ましいなあ。

簡単にパクれるものじゃないけど

これはパクってほしいなあ。

ドイツには「放浪学生」ってのもあったようです。

日本でもこんなのあったら

どうでしょう?

一セメスターは東大で

次のセメスターは京大で

次はどこか小さな町の無名の大学で

どんどん放浪していき

しかも単位は取れていくし

評価ももらえる。

学費はすべて国費・・・

大学にはそれぞれ付属の寄宿舎が

食費だけは自費であとは無料

こうして四年の学業を終えて

「放浪学生出身」がとても名誉な

肩書きとなる・・・

(ドイツの職人マイスターの地位が高いように)

なーんて夢のまた夢でした・・・


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