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ボーイングバッテリー燃焼、原因明確化か?!~「電池振動による発火の可能性」~SONYの技術者が述べる。

2013年02月16日 20時16分15秒 | 科学/ハイテク














リチウム電池、特有の性質のようだ!。

これはリチウム電池を研究、実際に制作した人でないと分からない問題だ。

誰もが「思ってもいなかった事」が原因の可能性が出てきた。

今回の見解は「当時ソニーでリチウムイオン電池の開発を担当した技術者」が述べているのだから、その通りなのであろう。

さすがだ!、やっぱり、SONY!だね。



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787 振動の影響も検証すべき
2月16日 15時36分

全日空のボーイング787型機が緊急着陸したトラブルから1か月となり、国の運輸安全委員会が調査を続けているのものの、原因の特定には至っていません。


専門家は、電気の流れだけでなく、振動の影響を受けやすいリチウムイオン電池の特性が考慮されていたかどうかなど、新技術の導入に伴う対策がなされていたか、検証すべきだとしています。

このトラブルで、国の運輸安全委員会は、焼け焦げたバッテリーを分解し、中のリチウムイオン電池を詳しく調べたり、過剰な電気の流れ込みを防ぐ安全装置を製造したアメリカのメーカーに、事故調査官を派遣したりするなどしていますが、原因の特定には至っていません。


旅客機のメインバッテリーとして初めて搭載されたリチウムイオン電池は、およそ20年前に、ソニーが世界で初めて量産化に成功したいわば日本生まれの技術で、小さくても多くの電気をためることができるため、ビデオカメラの小型軽量化などに大きく貢献しました。


当時ソニーでリチウムイオン電池の開発を担当した小沢和典さんは、「リチウムイオン電池は、材料や安全装置など各部品がどんなに優れていても、それだけでは成り立たず、それぞれの特性をすり合わせるきめ細かい技術や設計が必要だ」と指摘しています。


そのうえで、「研究中、きちんと固定せずにトラックで輸送したため、その時の振動が原因で、電池が内部でショートし、発火した経験がある。

飛行機が離着陸を繰り返すと、何度も振動の影響を受けることが考えられ、バッテリーや中の電池の固定のしかたも詳しく調べる必要がある」と指摘し、電気の流れだけでなく、振動の影響を受けやすいリチウムイオン電池の特性が考慮されていたかどうかなど、新技術の導入に伴う対策がなされていたか、検証すべきだとしています。


運輸安全委も対応

国の運輸安全委員会は、調査メンバーを2人追加したり、リチウムイオン電池の専門家を新たに加えるなどして、バッテリーシステム全体にわたって調査を進めていて、今後は電気の流れだけでなく、運航時の振動がバッテリーや電池に与えた影響も含め、幅広く調べることにしています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130216/k10015565701000.html



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エアバス 同タイプ電池使用見合わせ
2月16日 5時17分

ボーイング787型機でバッテリーのトラブルが相次いだことを受けて、ヨーロッパの大手航空機メーカー「エアバス」は、原因が特定されるまで、現在開発を進めている最新鋭の中型旅客機での同じタイプの電池の使用を見合わせることを明らかにしました。

エアバスは、機体の軽量化などによって燃費を大幅に向上させた最新鋭の中型旅客機、A350型機の開発を進めていて、来年後半には航空会社に引き渡す予定です。


エアバスは、この旅客機の開発で、ボーイング787型機と同じタイプのリチウムイオン電池をメインバッテリーとして使用してきましたが、787型機でトラブルが相次ぎ原因の究明が続いていることを受けて、15日、声明を発表し、この電池の使用を原因が特定されるまで見合わせることを明らかにしました。


エアバスでは、このままトラブルの原因が特定されない場合、来年後半に航空会社に引き渡す1号機には、とりあえず実績のあるニッケルカドミウム電池を使用するとしています。


ただ、現在、開発で使用しているリチウムイオン電池の性能に問題は見つかっておらず、ことし夏から始めるテスト飛行では、この電池も使うとしていて、原因が特定され安全が確認された場合にはリチウムイオン電池を使用する方針を示唆しています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130216/k10015561301000.html




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torl_001 (エアバス社、当分の間、リチウムイオン電池は採用しない方針。)
2013-02-19 05:12:09


記事参照

エアバス, 機体 ― 2013年2月17日 12:46 JST

エアバス、A350 XWBでのリチウムイオン電池採用見送り
By Tadayuki YOSHIKAWA

 エアバスは現地時間2月15日、開発中のA350 XWB型機ではリチウムイオン電池を採用しない方針だと発表した。メインバッテリーに従来から実績のあるニッケルカドミウム電池を採用する。


飛行テスト用A350 XWB初号機=12年12月 PHOTO: P. Masclet, em company/Airbus
http://www.aviationwire.jp/wp-content/uploads/2012/12/121203_airbus_A350_03-640-300x208.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d0/dc4bf23cda21872e4ea1876427355a37.jpg?random=78e79c172d7154992abf05c0ec6835c0


 今年に入りボーイング787型機が搭載するリチウムイオン電池でトラブルが相次いだことを受けての措置。エアバスでは「問題発生の根本的な原因は、我々の知る限り解明されていない」として、リチウムイオン電池の採用見送りに踏み切った。リチウムイオン電池の航空宇宙事業での利用については、今後も調査を続ける。

 今回の決定についてエアバスでは、A350の信頼性を確保するために最も適した方法であり、開発スケジュールにも影響が出ないことを望んでいるとしている。

 A350 XWBファミリーは3機種で構成。長距離路線を飛行でき、航続距離は最大1万5580キロ(8500海里)。

座席数は標準の3クラス仕様でA350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000は350席となる。

就航は14年の予定。

2月7日時点での確定受注は35の顧客から617機となっている。



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キーワード: 787 A350 XWB エアバス



http://www.aviationwire.jp/archives/15872





2013年2月19日3時17分
エアバス、リチウムイオン電池採用せず 最新鋭A350

 欧州の航空機メーカー大手エアバスは、最新鋭の中型機「A350」にリチウムイオン電池を採用しないことを決めた。

旅客機で初めて同電池を採用した米ボーイングの787型機のトラブルで、同電池式のバッテリーの問題が指摘されていることに伴う措置。

 事故原因が明らかにならない段階でリチウムイオン電池を採用すると、日米の航空当局の調査結果によっては、A350の就航に向けたスケジュールに遅れが出かねないと判断した。

代わりに、航空機で広く使われているニッケル・カドミウム電池を採用する。

 A350は、787型機などに対抗して開発中の機体で、仏サフト社からリチウムイオン電池の供給を受ける予定だった。

1月末時点で582機を受注しており、今年夏に試験機の初飛行、2014年度中に初号機の引き渡しを計画している。

将来、リチウムイオン電池に積み替える可能性は残すという。


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http://www.asahi.com/business/update/0219/TKY201302180420.html







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