政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

細野原発担当大臣と平野復興担当大臣は機能しているのか?~瓦礫、除染対策、全然進んでいないのでは?!。

2011年10月30日 16時08分26秒 | 政治・自衛隊
写真上 時事通信社 中間貯蔵施設、12年度内に選定 より
佐藤雄平福島県知事(左)に、除染に関する工程表を手渡す細野豪志環境相。
http://www.jiji.com/jc/p?id=20111029183940-1685088&n=1

下図 朝日新聞 汚染土壌、福島で中間貯蔵最長30年 政府が工程表 より
環境省が示した工程表
http://www.asahi.com/national/update/1029/images/TKY201110290512.jpg



汚染瓦礫と汚染土壌の洗浄、国としては、どうなっているのか?!。

時間が、かなり経過しているが、、、。


「問題の先延ばし」と言う事は「仕事の後回し」と言う事とイコールである。

この問題は、処理が遅いだけ、放射能物質の拡散、更には「新たな汚染」が始まると言う事になる。


このような問題のなすり付けは、後から対応する人が大変だ。

正々堂々と自身の任期中に事を進めるべきだ。

大臣だからこそ、すぐにでも、様々な事を決定する権限があるのだ。

一般議員では出来ない事でもある。

大臣の職責を速やかに果たすべきだ。

それが出来ないのならば、この二名の大臣については、すぐにでも「仕事のできる別の人」と交代すべきだ。

又、この二名の大臣については、「大臣職」としての歳費は別としても「ボーナスは、100%返納」すべきだ。

ほとんど職責を果たしておらず、「成果」が全くと言ってよいほど出ていない。



*野党の頃は、細野議員も、国会の委員会などで、自民党の大臣に対し、強気の発言をしていたが、「今ではどうなのか?」。

一般の有権者の視点で見れば、「元の自民党以下」であるように見える。

「口先ばかりの議員」と言う事か?。


又、復興担当の平野大臣は、視察ばかりしているが、「全く、事が進んでいない」。

交代した方が良いのでは?。

「仕事の出来なさ」が噴出している。



記事参照

中間貯蔵施設、12年度内に選定

佐藤雄平福島県知事(左)に、除染に関する工程表を手渡す細野豪志環境相。

中間貯蔵施設は、2012年度内に福島県内で設置場所を選定。14年度内に中間施設への搬入を始める=29日午後、福島県庁 【時事通信社】

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• 実質GDPを1.7%押し上げ=3次補正の効果-内閣府試算
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http://www.jiji.com/jc/p?id=20111029183940-1685088&n=1



中間貯蔵施設 来年度内に場所選定 工程表 30年以内に県外最終処分

 東京電力福島第一原発事故で、環境省は29日、除染で出る土壌などの汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を今後3年程度を目標に県内に整備し、廃棄物は貯蔵開始から30年以内に県外で最終処分するとした工程表を発表した。

中間貯蔵施設の設置場所は平成24年度内に決定する。

細野豪志環境相兼原発事故担当相が県庁で佐藤雄平知事に説明した。

佐藤知事は、施設の規模や適地の判断基準など3項目を明示することを求め、施設受け入れの判断材料にする考えを示した。


 中間貯蔵施設で保管するのは、県内の除染で発生した土壌や、放射性濃度が1キロ当たり10万ベクレルを超える焼却灰など。


 市町村や地域ごとに仮置き場を設ける。

保管期間は3年程度で、平成26年夏に本体工事に着手する中間貯蔵施設は27年1月ごろから廃棄物を運び込む。

搬入開始後30年以内に県外で最終処分するとしている。


 市町村の除染計画などから、搬入する廃棄物の総量は東京ドームの12~25杯分に当たる1500万~3100万立方メートルとみられる。

敷地面積は管理用地なども含め全体で3~5平方キロメートル程度を想定している。


知事、適地基準明示求める


 佐藤雄平知事は細野環境相との会談で、(1)中間貯蔵施設の規模や適地の基準の速やかな明示(2)仮置き場の保管期間の提示や安全性の確保(3)除染への県と市町村の意向反映-を求めた。

今後の環境省側の回答を見極めた上で受け入れるかどうかを判断するとみられる。


 席上、細野氏は「中間貯蔵は最長30年。その間に県外で最終処分を完了する」と述べ、県内に最終処分場を建設しない方針を強調した。

一方、佐藤知事は会談終了後、報道陣に「内容を評価する段階でない」と述べた。


 細野氏は県庁で、全市町村の首長らを対象にした説明会を開いた。


解説 「空手形」の可能性も


 環境省は東京電力福島第一原発事故による廃棄物について中間貯蔵する期間を最長30年とした。

しかし、県外に搬出する最終処分のスケジュールは示されておらず、工程表は「空手形」に終わる可能性も否定できない。


 工程表の作成過程で同省は、中間貯蔵期間に触れない案を模索した。

しかし、具体的な数字を書き込んで提示しなければ県民理解は得られないとの判断が働き、「30年以内」を書き込んだもようだ。

関係者は「根拠に乏しい苦し紛れの数字」と、急場しのぎの対応であることを指摘する。


 最終処分場は候補地も白紙で、廃棄物の減容化など技術的課題が山積みだ。

県内からの持ち出しには法的担保もない。

会談で、県外での最終処分を確約するよう迫った佐藤雄平知事に対し細野豪志環境相は「政治家としての自分を信じてほしい」と述べるにとどまったという。


 環境省が工程表の発表を急いだのは、除染が本格化する特措法の全面施行が来年1月に迫ったためで、見切り発車の感が強い。


 一方、県は同省が示す候補地などを精査した上で、中間貯蔵施設を受け入れるかどうかを判断する方針。

だが、市町村からは「国任せにせず、県が主体性を持ち候補地選定に当たるべきだ」との声も出ている。

除染は本県の緊急課題だ。

国はもちろん県が自治体と積極的に対話を重ねて着地点を見いだせるかどうかが今後の焦点となる。

(本社報道部副部長・菅野龍太)

(2011/10/30 10:00)

前の記事: 佐藤、鈴木氏に県文化功労賞

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=9902622&newsMode=article



2011年10月29日21時46分

汚染土壌、福島で中間貯蔵最長30年 政府が工程表

関連トピックス
• 原子力発電所
• 東京電力

環境省が示した工程表
http://www.asahi.com/national/update/1029/images/TKY201110290512.jpg

 東京電力福島第一原発事故による除染問題で、細野豪志環境相は29日、福島県内の汚染土壌を収容する中間貯蔵施設を2015年1月から県内で稼働させるロードマップ(工程表)を明らかにした。

中間貯蔵施設への搬入前の各市町村の仮置き場の保管期間は3年ほどとし、中間貯蔵の開始後30年以内に県外で最終処分すると明示した。

同日、細野氏から協力要請を受けた佐藤雄平知事は、態度を保留した。

 除染作業では、地表からはぎ取った汚染土などを地域ごとの仮置き場に一時保管し中間貯蔵施設に移す。

しかし「仮置きが何年も続くのは不安」などの声が地元で強く、中間貯蔵の道筋を示すことが国に求められていた。

工程表では中間貯蔵施設の場所選びを12年度中に終え、14年度内に着工する。

並行して完成した区画から15年1月以降、順次仮置き場の土壌などを運び入れるとしている。

 この日、細野氏は佐藤知事との会談で、長期間の中間貯蔵を要請することを「県民に大変申し訳ない」とし、中間貯蔵施設の供用を最大限早めたことを説明し、協力を求めた。

これに対し佐藤知事は「精査したい」と述べるにとどめた。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

• 関連リンク
• 警戒区域解除は2月末以降 細野原発相「慎重にやる」(10/29)
• 放射性物質漏れ「9割防ぐ」 原発1号機建屋カバー完成(10/29)
• 放射能拡散防止へ除去装置 福島第一・2号機の格納容器(10/27)
• 汚染土蒸し焼き、セシウム分離 飯舘の焼却施設で実験(10/26)
• 特集:東日本大震災

http://www.asahi.com/national/update/1029/TKY201110290361.html


同義記事

【原発】中間貯蔵は最大30年 福島の除染工程表
(10/29 17:42)
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/211029030.html
http://www.youtube.com/watch?v=z_tFWdO8qwE


関連記事

2011年10月26日23時34分

汚染土蒸し焼き、セシウム分離 飯舘の焼却施設で実験

関連トピックス
• 原子力発電所
• 東京電力

1キロあたり3580ベクレルの土を蒸し焼き装置に入れる日本原子力研究開発機構の職員=26日尾、福島県飯舘村の飯舘クリアセンター、杉本崇撮影
http://www.asahi.com/special/gallery_e/view_photo_feat.html?jisin-pg/TKY201110260422.jpg


 東京電力福島第一原発の事故で汚染された土を蒸し焼きして放射性セシウムを分離する実験が26日、福島県飯舘村で公開された。

除染で出る土壌などの廃棄物からセシウムを除ければ元の場所に返すことも可能で、処分する廃棄物の量の減少につながるという。

 日本原子力研究開発機構と農業・食品産業技術総合研究機構が、ごみ焼却施設「飯舘クリアセンター」で実施した。こうした実験は国内初という。

 実験では、飯舘村の農地の土10キログラムを電気ヒーターを使い、セ氏800度で10時間、蒸し焼きする。

セシウムは約640度を超えるとガスになるため、特殊な布のフィルターと、原発でも使われているガラス繊維のフィルターでガスをこしとる。

 原子力機構の大越実・技術主席は「土に含まれるセシウムが数分の1になれば、廃棄物にしなくて済む。

農土として再利用できるか検討したい」と話す。

 同機構などは、汚染された植物を焼いて減量する実験もしている。

こちらはヒーターの温度を600度に抑えるため、セシウムを取り込んだまま植物を圧縮できる。

ヒマワリで実験したところ、量を数分の1程度に減量できたという。(杉本崇)

キーワード:
蒸し焼き
焼却施設
放射性セシウム
ベクレル
農業・食品産業技術総合研究機構

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http://www.asahi.com/special/10005/TKY201110260418.html




放射線分布図

NEVER 全国放射線量情報
http://www.naver.jp/radiation

福島原発周辺放射線量マップ
http://www.naver.jp/radiation?type=fukushima


放射線モニタリング情報
文部科学省(米国エネルギー省との共同を含む)による航空機モニタリング結果
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_around_FukushimaNPP_MEXT_DOE_airborne_monitoring/


放射性物質拡散予測

保安院ホームページ
http://www.nisa.meti.go.jp/
http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/speedi/speedi_index.html



Twitter 福島原発
http://twitter.com/#!/search/realtime/福島原発

Twitter 泊原発
http://twitter.com/#!/search/realtime/泊原発

Twitter 被曝
http://twitter.com/#!/search/realtime/被曝


*TwitterのURLは、直接のリンクが不可になった為、コピーして見てください。



東京電力 福島第一原発 「ふくいちライブカメラ」
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html




関連する投稿。

福島沖のプランクトンから、高濃度セシウムを検出!/都内でも場所によっては高レベル汚染/その他。
2011年10月17日 00時58分50秒 | 食/医療
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/a8366088e93ed7867959eba001d130cf

横浜でストロンチウムを検出したようだ!~カルシウムに似た性質がある。
2011年10月12日 04時49分36秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/661f6a369008ae333f7dc8eea4a5c747

低価格で注目されている放射線測定器、価格が1万円以下に価格改定!~エステー(株)「エアカウンター」。
2011年10月11日 05時26分24秒 | Weblog
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/e9de6053c61ef72e2d362c659ab2b23d


その他、多数。






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11 コメント

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torl_001 (瓦礫・除染についての関連記事。)
2011-10-30 18:08:26


記事参照

除染工程表:最終処分場の具体策示されず

 仮置き場に3年、中間貯蔵は30年以内--。東京電力福島第1原発事故による放射性物質の除染で出る汚染廃棄物を保管する政府の工程表が29日示された。

12年度中を目指す中間貯蔵施設の場所の選定は困難が予想され、最終処分場については、具体策は示されなかった。

膨大な汚染廃棄物の発生が予測されるが、放射性廃棄物の量を減らす技術研究は始まったばかり。

工程表通り進むかは極めて不透明だ。【藤野基文、江口一、久野華代】

 ◇用地選定が最大の課題

 「一刻も早く仮置き場や中間貯蔵施設を造って除染を進めることが住民の被ばく低減に欠かせない。だが、工程表通りにできるかどうかは分からない」と環境省幹部は語った。

 仮置き期間を3年とした理由を、細野豪志環境相兼原発事故担当相は「来年度中に場所を選んで設置するために一定の時間がかかる」と説明。

環境省は中間貯蔵施設保管が30年以内とした背景について「除染作業が20年以上続く」と解説する。

 福島県に設置される中間貯蔵施設は、容量が最大2800万立方メートル、敷地面積は最大5平方キロ。

除染後の廃棄物の大部分は土壌で、濃度に関係なくすべてを中間貯蔵施設に保管する。枝や落ち葉は焼却され、1キロ当たり10万ベクレルを超える灰が搬入される。

それ以下の濃度の灰は既存の管理型処分場に埋め立てる。

 中間貯蔵施設には、大気と地下水での放射性物質の有無を検出する装置を設置。仮置き場からの搬入を加速するため、小さな区画を複数作り、完成した所から搬入を始める。

 保管方法は汚染度ごとに変える。

 高濃度の廃棄物は、放射性物質が漏れないように地中を細かく仕切った鉄筋コンクリート製構造物を設置し、完全に埋める。

廃棄物は容器に入れて小分けにし、搬入後はふたで覆う。

この方法は、日本原燃の埋設施設(青森県六ケ所村)で実施されている原発の放射性廃棄物処分に似ている。

 低濃度廃棄物は穴を掘って、小分けにして積んでいく。

放射性物質を含んだ水が漏れないように遮水壁で囲み、搬入後は土をかぶせる。

 工程表では「仮置き場」のイメージも示した。汚染土壌などを小分けにして地上に積み、盛り土をして土のうで覆い、雨水の流入、地下水への放射性物質の漏れを防ぐ。

ただ、「トラブルなく貯蔵できるか」「保管方法を汚染度ごとに選別する作業で被ばくが増える」と問題視する専門家もいる。

 最も大きな課題は用地の選定だ。毎日新聞が9月下旬~10月中旬に行った調査では、県内の55%の自治体が中間貯蔵施設の設置を「受け入れない」と回答し、その他の自治体も「判断できない」とした。

 さらに、最終処分場の場所や方法を明らかにしなかったことについて、環境省は「最終処分では放射性物質の量を減らすことが重要だが、一方で凝縮され高濃度の廃棄物が生じる。

こうした廃棄物の最終処分場は国内になく、受け入れ先を探すのは非常に難しい」と釈明する。

 森口祐一・東京大教授(都市工学)は「最終処分の方法まで見すえて初めて、今回の中間貯蔵施設の工程表が意味を持つ。

中間貯蔵開始後30年以内と言ってもあまり時間はない。早急に、全国的な議論を始めることが重要だ」と指摘した。

 ◇放射性廃棄物 難しい「減量」

 被ばくを軽減するための除染では、庭や公園、農地などの表土をはぎ、森林では枝を切ったり落ち葉を拾うなどする。

 国は当初、除染対象地域を「福島第1原発事故による追加被ばく量が年間5ミリシーベルト以上の地域」とし、その量は福島、宮城、山形、茨城、栃木の5県で最大東京ドーム23杯分(2878万立方メートル)と試算した。

しかし、自治体や市民の要望を受け「年間1ミリシーベルト以上」に修正。

対象となりうる地域は、5県以外に群馬、千葉、埼玉、東京、神奈川の5都県に広がった。

 環境省が9月18日のデータなどをもとに分析すると、住宅地や工場など生活や産業活動の場となる地域を優先し作業した場合に発生する汚染土壌などの量は、福島県内で1500万立方メートル、それ以外の9都県で140万立方メートルになる。

また、森林などを含めると、福島県で3100万立方メートル、それ以外の9都県で1300万立方メートルの計4400万立方メートルと大幅に増える。

 膨大な量の廃棄物をそのまま保管・処分する施設を造ることは現実的ではなく、財団法人「原子力研究バックエンド推進センター」の森久起・専務理事は「(放射性廃棄物の量を減らす)減容処理が不可欠だ」と指摘する。

環境省は福島県内で発生する3100万立方メートルは、焼却によって2800万立方メートルに削減できると試算し、今後の技術開発でさらなる減容を目指す。

 とはいえ、福島第1原発で発生した汚染水から放射性物質を除去するシステムが難航したように、減容技術は開発途上だ。

センターはゼネコンの持つ工事跡地の土壌から化学物質を法律で定める基準以下にする技術に着目し、放射性物質への応用を急ぐ。

 米田稔・京都大教授(環境リスク工学)は「今後も汚染物質は増える可能性があり、政府は減容への具体的な方針を示していくことが重要だ」と提言した。

毎日新聞 2011年10月30日 9時54分

• 除染工程表:福島の汚染土壌「中間貯蔵は30年以内」
• 野田首相:災害復旧事業は全額国費の方針…参院特別委
• 概算要求:過去最大99兆円規模 震災復興に3.5兆円
• 福島第1原発:除染廃棄物は3年仮置き 環境省が方針
• 福島第1原発:支援機構が損賠申請を支援へ

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111030k0000e010012000c.html



除染工程表:「空手形許さぬ」地元首長、環境相にクギ

福島県内の市町村長らに除染について説明する細野豪志環境相=福島県庁で2011年10月29日、石井諭撮影

 政府が29日に示した放射性物質の除染工程表は、福島県内に設置する中間貯蔵施設に汚染土などを保管する期間を「30年以内」とした。

その後は県外で最終処分する計画だが、地元の首長からは「本当に約束が守られるのか」という不信の声が上がった。

 29日午後、福島県庁で県内の各首長に工程表を説明した細野豪志環境相は「30年後には県外で最終処分する。しっかりと最後までやり抜く覚悟だ。私は今40歳。30年先まで見届けなければならないと思っている」と強調し、理解を求めた。

 これに対し、南相馬市の桜井勝延市長は「誰が保証するのか。その頃には責任を取れる人はいない」と批判。二本松市の三保恵一市長は「最終処分場の場所を早急に示してほしい」と注文した。

富岡町の遠藤勝也町長は「30年後に空手形にならないように」とクギを刺した。

 中間貯蔵施設の県内設置については「やむなし」との空気が広がるが、建設地の選定は難航しそうだ。

福島第1原発が立地する双葉町の井戸川克隆町長は「帰還をあきらめる町民がこれ以上増えてはならない」と述べて「町内への建設反対」を明言。

もう一つの立地自治体である大熊町の渡辺利綱町長は「まだ第一歩で説明を受けた段階。検討しながらどうするか考えたい」と可否には触れなかった。

 佐藤雄平知事も記者団に「まだ評価する段階ではない」と述べ、判断を保留した。【種市房子、関雄輔、泉谷由梨子】

毎日新聞 2011年10月30日 10時04分(最終更新 10月30日 12時00分)


【除染の対象は?地図付き記事】東日本大震災:汚染土壌を福島で中間貯蔵、最長30年 来年度に場所選定
【仮り置き場などのイメージは】クローズアップ2011:福島・保管工程表 汚染土、先行き不透明
<過去にはどんな施設が?>世田谷高線量:31日午後にも除染作業開始
<住民の不満高まる>福島第1原発:個人で除染、費用に補償は
<東電>電力会社・崩れる牙城:東電「ゼロ連結」46社(その1) 実はOBずらり
<東電>電力会社・崩れる牙城:東電「ゼロ連結」46社(その2止) 実態見えぬ総括原価方式

【関連記事】
• 除染工程表:「最終処分場にならないか」住民の不安消えず
• 除染工程表:最終処分場の具体策示されず
• 除染工程表:福島の汚染土壌「中間貯蔵は30年以内」


http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111030k0000e040014000c.html






返信する
torl_001 (福島で「除染徹底・1万人集会」/東京・多摩市の小学校敷地内で放射能を検出。)
2011-10-31 05:24:38


記事参照

除染徹底、被害賠償を要求=原発事故受け、1万人集会-福島

 東京電力福島第1原発の事故を受け、国や東電に除染徹底やあらゆる被害の賠償などを求める1万人規模(主催者発表)の集会が30日、福島市内で行われた。

福島県浪江町の馬場有町長があいさつし、「一日も早く除染をし、3月11日以前の元の生活に戻してほしい」と訴えた。

 浪江町は原発に近く、国の警戒区域や計画的避難区域に指定されたことで全町民約2万1000人が故郷を追われた。

町長が「福島県内に1万4000人、全国に7000人が避難している。

心が折れないように、皆さんの気持ちを大切にしながら生き抜いていきたい」と訴えると、会場から大きな拍手が起きた。

 この集会は「なくせ!原発 安心して住み続けられる福島を!10・30大集会inふくしま」で、反原発派の市民グループが主催した。(2011/10/30-17:21)


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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011103000095&j4



除染目安超す放射線量 東京・多摩市の小学校敷地内で検出(東京多摩)

 東京都多摩市は28日、市立多摩第一小の敷地内で、原発事故で除染の目安と国が決めた毎時0・23マイクロ・シーベルトを超える放射線量を検出したと発表した。

校舎北側の雨どいの下の地上5センチで27日、機種の違う2台の測定器で行ったところ、毎時0・62マイクロ・シーベルトと、同0・44マイクロ・シーベルトだった。

 市は29日、表土を10~20センチ削って土のう袋に収め、敷地内に深さ1メートルの穴を掘って埋める作業をし、その後、再測定を行うという。

 校舎北側は、搬送されてくる給食を運び込む配膳口で、児童は、ほとんど近づかない場所だが、立ち入り禁止の柵を設置した。同校の父母には、測定結果と対策などを説明した文書を配布した。

 同小では、ほかに8地点でも測定したが、地上5センチで毎時0・08~0・10マイクロ・シーベルトと、国の目安を下回っていた。

市は9月から、市民の要望もあり、学校、公園など市内78施設の雨どいや排水溝などで測定をしていた。

(2011年10月31日  読売新聞)

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http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/05/20111028-OYT1T01279.htm




返信する
torl_001 (内閣府・園田政務官~放射能汚染水を浄化した「浄化水」を飲まされる。)
2011-11-01 06:45:10

いい加減な事を述べている為の罰だ。


「検出限界値未満で、水質検査でも問題はなかった」と、安全性を主張しているのなら、園田氏には、「毎日飲んでもらいたい」。

安全ならば、「毎日」でも問題ないはずだ。


「検出限界値未満」と言うのは計測器の感度、性能の問題だ。

汚染水を浄化した、浄化水の中には、現状では、「検出限界値未満」の放射性物質が溶け込んでいると言う事が言える。

それが毎日積算されれば、都内の家屋で、雨水が集まるホットスポットのような状態が、「人間の体内中で起こる」のである。

「放射性物質・検出限界値未満」の浄化水の散水、おそらく、それらは、地中にしみ込んだ後、海に流れているのであろう。

少し前にも福島原発近隣海域のプランクトンが、放射能汚染している事が確認されている。



記事参照

散布の浄化水飲む=園田政務官「安全納得を」

 東京電力福島第1原発事故で、園田康博内閣府政務官は31日、政府と東電の統合対策室の定例記者会見で、現在敷地内に散布している5、6号機の建屋地下水を浄化した水を飲んだ。

安全性を主張する政府・東電に対し、一部の報道陣から浄化水を飲むよう要望が出ていた。


 東電によると5、6号機建屋の地下水はほとんどが津波による海水。樹木の自然発火や粉じん飛散防止のため、放射性物質を取り除いて安全性を確認した上で10月7日から散水している。

5、6号機は1~3号機と異なり、炉心溶融などは起きていない。


 園田政務官が飲んだ水は煮沸されており、放射性ヨウ素や同セシウムなどが検出限界値未満で、水質検査でも問題はなかったという。

政務官は「水を飲む行為で安全性が確認されるというよりは、飲む行為を見て安全と納得してもらえるならと思った」と話した。


 園田政務官が飲んだ水は、報道側が分析、検証できるよう小さな容器に入れて別に用意され、希望する記者に配布された。(2011/10/31-21:43)

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• 【特集】原発事故は人災~佐藤・前福島県知事インタビュー

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011103100777&google_editors_picks=true



同義記事

【原発】“たまり水”をゴクリ 園田政務官がPR
(10/31 18:26)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211031048.html

園田政務官、原発の浄化水飲む 「飲んだら」と言われ
2011年10月31日19時9分
http://www.asahi.com/politics/update/1031/images/TKY201110310437.jpg
http://www.asahi.com/politics/update/1031/images/TKY201110310521.jpg
http://www.asahi.com/politics/update/1031/TKY201110310428.html

フリーの記者から要望、処理した汚染水ゴクリ
(2011年10月31日21時55分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20111031-OYT9I01129.htm
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111031-OYT1T01135.htm

内閣府政務官、低濃度汚染水の浄化水ゴクリ フリー記者の質問に応え
2011/10/31 23:13
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E1E3E2E6EA8DE1E3E3E2E0E2E3E39180EAE2E2E2

浄化水飲み安全性アピール 政務官、原発の汚染水
2011年10月31日
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_5720/





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torl_001 (日本原子力研究開発機構は、「ピンハネ・ネコババ」しているのか?!。)
2011-11-04 02:00:16


機構の代表、理事なのか?、国会での証人喚問が必要だ。

真実を述べるべきだ。

個人的にも、大事になる予感がする!。


記事参照

どっちが正しいかは一目瞭然 みの&喜美VS.原子力村の大ゲンカ

【政治・経済】
2011年11月1日 掲載

<30億ピンハネ疑惑で真っ向対立>

 原子力村を代表する天下り団体が、みのもんたにカミついた。

 発端は、10月21日に放送された「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS)。電気料金の一部が天下り団体に流れているとする特集で、みのが「犯罪に近い」と批判したところ、名指しされた独法「日本原子力研究開発機構」(以下、原子力機構)が、「強く抗議する」と猛反発しているのだ。

 高速増殖炉もんじゅを運営する原子力機構は、役員4人が霞が関OB。

典型的な天下り団体だ。

朝ズバッ!では、役員の平均年収が1570万円に上ると指摘。

また、国から委託された福島の除染作業などにかかる予算約120億円のうち、三十数億円をピンハネしているとバクロした。

しかも業務の一部をさらに天下り先に丸投げしているとして、みのは「ふざけるなと言いたい」と声を荒らげた。

 これに、原子力機構が怒ったのだ。

HPに抗議文を掲載し、「事業に要した額以外のお金を他の用途に使うことができない」とピンハネ疑惑を否定。

天下り先への丸投げについても、「広く公募により実施者を募って行うことにしている」と反論し、「あたかも犯罪に近い行為が行われているかのような印象を意図して与えるようにした」「このような報道に対して強く抗議する」と徹底抗戦の構えなのである。

 この騒動は「もんたVS.もんじゅ」の争いにとどまらなかった。

疑惑を最初に指摘した、みんなの党の渡辺喜美代表も両者の間に割って入り、原子力機構に「文句があるなら我々のところに言ってきたらいい」と、会見でこう息巻いている。

「この問題は私も指摘してきたが、ピンハネ疑惑なんです。犯罪に近いにおいがすると言っても過言では全くない。ピンハネしていないと言うのであれば、マスコミに圧力をかけるようなことを何でやるのか」

 渡辺氏によると、原子力機構の予備費執行予定額118億円のうち、除染に関する費用は92億円。

再委託(丸投げ)の一般の相場は72億円だから、20億円も多い計算だが、これに人件費6.5億円、一般管理費5億円、モニタリング費用6億円を含めた37.5億円は「ピンハネの疑いが極めて濃い」という。

渡辺氏は「国会で徹底追及したい」とも言っている。

 騒ぎは拡大するばかりだが、原子力機構は本当に三十数億円をフトコロに入れていないのか。改めてピンハネ疑惑について説明を求めた。

「除染費用など約120億円の内訳ですか? 確かに、それを見てもらった方が話が早いかもしれませんね。調べた上で、後ほど連絡したいと思います」(広報部)

 だが、その後、待てど暮らせど音沙汰ナシ。潔白だというなら、きちんと説明したらどうか。


http://gendai.net/articles/view/syakai/133462


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torl_001 (原発の安全審査専門審査会の委員、電力会社から報酬のようだ。)
2011-11-12 15:49:12

まだこんな事していたのか?。

電力会社、原発支援促進組も、しぶといですな~!。


与党の「無駄削減チーム」は「もんじゅ関連」の組織解体を早急に行うべきだ。

もんじゅ関連の負担は大きすぎる。

今の世の中、役に立っているのであろうか?。

全く必要ないと言える。

又、古い原子炉は早急に停止、廃炉にし、別のクリーンな発電方式に切り替えて行くべきだ。


忘れた頃に「また、福島と同じになってしまった!」では済まされない。



記事参照

安全委の委員に電力会社から報酬 情報公開せず

 政府の原子力安全委員会(班目春樹委員長)は12日までに、原発の安全審査などを担当する専門審査会の委員を務める研究者の中に、電力事業者から講演料などを受けたことのある委員がいるとホームページで公表した。同時に情報公開が遅れたことを謝罪した。

 公表したのは、安全委に置かれた「原子炉安全専門審査会」と「核燃料安全専門審査会」の委員に対して、審査の対象となる電力事業者との関係を自己申告させた資料。

 敦賀原発(福井県)などを持つ日本原子力発電で講義を行い報酬を受けた委員や、日本原燃(青森県)や電力会社からの受託研究や共同研究を行っていた委員がいた。

2011/11/12 13:26   【共同通信】


関連記事

もっと知りたい ニュースの「言葉」

安全審査(2003年1月27日)原子炉等規制法などに基づき、原子力施設を設置する事業者が担当省庁に原子炉設置許可を申請し、国が許可を出すまでの一連の審査で、原子炉の安全性などにかかわる「基本設計」が対象。外部に放射能が漏れる原子炉災害が起きないことが許可の基準。もんじゅは、旧動燃が1980年12月に申請。科学技術庁(当時)と原子力安全委員会が、ナトリウム漏れ事故を想定した床ライナの敷設や、周辺の断層調査が適切に行われているかなどを二重にチェックし、国が83年5月に許可した。基本設計に基づき「詳細設計」が行われる。ナトリウム漏れ...

原子力安全委員会(2011年6月18日)経済産業省や文部科学省などが行う原子力利用の安全規制を、独立した立場から監視するために設置された国の委員会。もとは原子力委員会と一体だったが、1978年に分離された。有識者5人で構成、事務局は内閣府に置かれている。原発の設置許可申請などで経産省などが審査した後、2次審査としてダブルチェックを担当するが、独自に技術的な審査をする組織は持たず、1次審査の追認にすぎないとの批判も根強い。

http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011111201000316.html



原子力安全委員会
http://www.nsc.go.jp/


審査委員の自己申告

原子力安全委員会は、「原子炉安全専門審査会及び核燃料安全専門審査会の審査委員による自己申告の実施要領」(平成21年7月13日、原子力安全委員会決定)に基づき、審査委員の原子力安全に関連する審議等に関する経歴について自己申告を受領し、情報公開をすることとしておりましたが、受領した情報の公開をこれまでしておりませんでした。

事務局内において当決定が徹底されていなかったことを、お詫び申しあげます。

今後、早期に整理が付き次第、順次公開して参ります。



安全審査の進め方に関する対応方針(平成21年4月23日)
http://www.nsc.go.jp/info/20090423.pdf

原子炉安全専門審査会及び核燃料安全専門審査会の審査委員による自己申告の実施要領(平成21年7月13日)
http://www.nsc.go.jp/shinsa/shidai/genshiro/genshiro205/ssiryo2.pdf

審査委員自己申告書(原子炉安全専門審査会 審査委員) (PDF:37 MB)
http://www.nsc.go.jp/info/jikoshinkoku1.pdf

審査委員自己申告書(核燃料安全専門審査会 審査委員) (PDF:20 MB)
http://www.nsc.go.jp/info/jikoshinkoku2.pdf


http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/jikoshinkoku.htm





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torl_001 (福島原発のセシウム汚染、深海でも観測、汚染海域が更に広がる/関連記事。)
2011-11-25 05:01:21

今が旬の「アノ魚」、海域的に考えても「汚染魚」と言う事になるのか。

太平洋は一つの海だ。

ある程度、薄まるが、カナダやアメリカ西岸にも、海流に乗って広がるのであろう。


原発事故後、燃料棒を冷やすのに「必死」であったが、「汚染水を垂れ流し(汚染水のベント)は非常に問題」だった。


日本の原発も稼働しているものもあるが、「今後、再び、同じような事が発生した場合」、次は対応が出来るのであろうか?。

「経験がある、同じ作業になる」と言う事で、多少は時間短縮出来ると思うが、ほとんど変わりはないのではなかろうか?。

現時点になっても、「汚染土壌の改善」は非常に遅いものである。

又、原発を推進してきた「経団連や同友会」などの「関係企業」は、「テレビのニュースに載るような目立つ活動」は「ほとんど目にする事はない」。

原発の監督部署、「比較的、安全な区域」に関連会社従業員などが紛れ込んでいるのは知っている。


原発を推進してきた企業は、国ばかりに頼っているのではなく「土壌・海洋汚染の改善」に注力すべきだ。


それが、「原発を推進してきた企業」の責務というものだ。

「経団連」にせよ「同友会」にせよ、あまりにも無責任に見えてしょうがない!。

原発爆発で、放射能で汚れたら「見ているだけ?」。

日本の大企業経営者・経営陣、そのような状態で良いのであろうか?。

いざと言う場合、そのような状態であるのならば、「原発は、稼働させるな!」と言いたい。


経団連の米倉や同友会のトップなども、「ガイガーカウンター」を持参し、福島原発や周辺がどのような状態になっているのか?、「自分の目で確認してくるべき」だ。

危険な所には行きたくないか?。

無責任極まりない!。



記事参照

福島の河川など放射線測定値公表 環境省

2011年11月15日22時3分

関連トピックス
• 原子力発電所
• 東京電力

 環境省は15日、福島県内の河川や湖沼、海水浴場で9月から10月にかけて調べた放射性物質の測定結果を公表した。

東京電力福島第一原発から半径20キロ圏の警戒区域内にある水辺環境での測定は初めて。

放射性セシウムは土に吸着しやすいことから、同区域内を含めてすべての水質で、厚生労働省が定めた飲料水の暫定基準の1キロ当たり200ベクレルを下回った。

 調査したのは警戒区域19地点を含む同県内の193地点。このうち最も放射性物質の濃度が高かったのは警戒区域内の大柿ダム(浪江町)の27ベクレルだった。

 一方、水底や沿岸の泥や土からは高濃度の放射性物質が検出された。

水底では旧緊急時避難準備区域の太田川(南相馬市)で6万ベクレル、沿岸では阿武隈川合流前の松川(福島市)で10万4千ベクレルだった。

松川では空間線量も1時間当たり3.10マイクロシーベルトを記録した。

• 関連記事
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http://www.asahi.com/special/10005/TKY201111150573.html



福島第一セシウム、カムチャツカ沖の深海5千Mまで到達

2011年11月20日20時51分

関連トピックス
・ 原子力発電所
・ 東京電力

 東京電力福島第一原発から出た放射性セシウムが事故から約1カ月後に、2千キロ離れた深海5千メートル地点まで到達していたことが、海洋研究開発機構の観測でわかった。

大気中のセシウムが海に落ち、プランクトンの死骸などに付着して沈んだようだ。20日、都内で開かれた報告会で発表された。

 同機構は4月18~30日、福島から2千キロ離れたカムチャツカ半島沖と、1千キロ離れた小笠原列島沖の深海5千メートルで、プランクトンの死骸や砂などからなる1ミリ以下の粒子「マリンスノー」を採取して分析した。

この結果、両地点でセシウムを検出した。

セシウム137と134の比率などから、原発から出たものと判断された。

濃度は解析中という。海洋中の放射性物質は、海流のほか、様々なルートで移動、拡散している実態が裏付けられた。(瀬川茂子)

・ 関連リンク
・ コメの全袋検査を検討 セシウム基準超の福島市大波地区(11/20)
・ セシウムの広がり、群馬県境まで 汚染マップ公表(11/11)
・ 放射性物質テルルと銀の汚染マップ発表 放射線量わずか(11/1)
・ セシウム放出量「政府推計の3倍」 欧米の研究者ら(10/30)
・ 特集:東日本大震災

http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY201111200270.html

*ズバリ、「北海道の海産物」も汚染と言う事になってしまったようだ!。



冷えすぎても危険ノ原子炉温度上げる作業開始

 福島原発
 東京電力は24日、福島第一原子力発電所1~3号機の原子炉への冷却水の注水量を減らし、圧力容器内の温度を上げる作業を始めたと発表した。


 圧力容器には水素が存在していると考えられ、容器が冷えすぎると中の水蒸気が水になって乾燥し、水素に着火する危険が増すため。

東電は同時に、中の水素を排出するため、圧力容器に窒素を注入する準備も始めた。

 1号機の注水量を毎時0・5立方メートル(現在の注水量は毎時5・5立方メートル)、2、3号機は毎時1・5立方メートル(同毎時10立方メートル)ずつ減らす。

現在、1~3号機の圧力容器底部の温度は70度未満に下がっているが、80度を上回るほどに上げて水蒸気量を確保する。

窒素が注入でき次第、注水量を元に戻すという。

(2011年11月24日21時03分ハハ読売新聞)

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 水素 圧力容器 

 福島原発 特集

• 阿武隈川河口で放射性セシウム525億ベクレル (11月24日 21:23)
• 冷えすぎても危険…原子炉温度上げる作業開始 (11月24日 21:03)
• 精神的苦痛への賠償、減額方針を撤回…東電 (11月24日 19:39)
• 子供医療費無料化を検討…首相が福島知事に表明 (11月24日 18:49)
• 中国政府、日本製食品の輸入を部分再開 (11月24日 18:44)
• 室内でもイモ掘り楽しい…福島の幼稚園 (11月24日 12:38)
• 国会の原発事故調、委員長に黒川氏起用へ  (11月24日 10:12)
• NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび (11月24日 08:58)
• 原子力安全庁、原発健康被害も対処…被曝監視も (11月24日 03:10)
• セシウム新規制値を4区分…「乳児用食品」新設 (11月23日 22:45)
• 福島原発

関連記事・情報
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• 【福島原発】1号機格納容器の圧力低下、注水を毎時6トンに (4月29日 22:53)
• 【福島原発】福島第一原発1号機、窒素注入5千立方m超す (4月15日 12:2)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111124-OYT1T01086.htm?from=y10


*東電は、「何時まで、このような事を行っているのであろうか?」。

もう少し、「スマート」に出来ないのであろうか?。

人間が「コントロール出来ない部分」が「多少でもある技術」は民間で使用すべきではないのである。



阿武隈川から海へ1日500億ベクレル 放射性セシウム

2011年11月25日3時0分

関連トピックス
・ 原子力発電所
・ 東京電力

阿武隈川の流域
http://www.asahi.com/national/update/1125/images/TKY201111240747.jpg

 福島県中央部を流れる阿武隈川から海に流れ出る放射性セシウムの量が1日あたり約500億ベクレルにのぼることが京都大、筑波大、気象研究所などの合同調査で分かった。

福島第一原発事故に伴い、東京電力が4月に海に放出した低濃度汚染水のセシウムの総量に匹敵する。専門家は継続的な監視が必要としている。

 阿武隈川は福島県郡山市や福島市を北上、宮城県岩沼市で太平洋に注ぐ。流域面積は5400平方キロで、事故による汚染が大きい地域が広く含まれる。

 京大などは文部科学省の委託を受け、6月から8月にかけ、本流の中流や河口付近、福島県内の支流で流量や放射性セシウムの量などを観測。運ばれるセシウムの総量をはじき出した。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

• 関連リンク
• 福島第一セシウム、カムチャツカ沖の深海5千Mまで到達(11/20)
• 福島の河川など放射線測定値公表 環境省(11/15)
• セシウム放出量「政府推計の3倍」 欧米の研究者ら(10/30)
• 海の汚染調査、原発20~30キロ圏も対象 文科省(10/20)
• 海へ放射能放出総量は1.5京ベクレル 原子力機構試算(9/9)


http://www.asahi.com/national/update/1124/TKY201111240671.html




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torl_001 (静岡県、浜岡原発でデモ~原発を取り囲む「人間の鎖」/フランスでもデモ。)
2011-11-26 22:43:59

日本国内のテレビのニュースで報道しているのであろうか?。

報道していなそうなので、世界へ、知らせておこう。

しぶとい原発推進官僚の指示により、この報道は「放送禁止」・「特マル報道」と言う事なのか?。



記事参照

浜岡原発に「人間の鎖」 囲まれた浜岡原発

 「人間の鎖」で囲まれた中部電力浜岡原発=26日午後、静岡県御前崎市で共同通信社ヘリから
2011/11/26 21:28
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/78/a047f6b7648395bd8916e899935110cf.jpg?random=03a529954569e9fa5924368e0a7430c9

http://www.47news.jp/photo/320062.php



最近の海外での反原発/脱原発記事

仏活動家が核廃棄物の輸送妨害、警察は催涙ガスで対応
2011年 11月 24日 09:57 JST

[go to article]
 11月23日、フランス北西部バローニュで、反原発活動家らが核廃棄物の輸送列車を妨害しようとして警察と小競り合いになり、5人が拘束された。写真は警察と衝突する活動家ら(2011年 ロイター/Benoit Tessier)
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPJAPAN-24314520111124&channelName=worldNews#a=1


 [バローニュ(フランス) 23日 ロイター] フランス北西部バローニュで23日、反原発活動家らが核廃棄物の輸送列車を妨害しようとして警察と小競り合いになり、警察によると5人が拘束された。

 数百人の活動家らは、フランスの原子力大手アレバ(AREVA.PA: 株価, 企業情報, レポート)の工場で加工された核廃棄物を載せた列車を阻止するため、線路を封鎖。

その後、警察が催涙ガスや警棒を用いて活動家らを追い払い、列車はドイツ北東部にある核廃棄物の保管場所に向けて出発することができたという。

 活動家の1人は抗議活動について、「原発の危険性を認識し、特定の産業のみに利益をもたらす原発を受け入れない人たちの憤りを表したもの」と指摘した。

 この核廃棄物はドイツの原子力発電所からフランスに運ばれた後、同国北西部にあるアレバの工場で加工されていた。

© Thomson Reuters 2011 All rights reserved.


食糧危機の北朝鮮、穀物41万トン不足=国連
60基目の原子炉建設計画を予定通り推進=サルコジ仏大統領
RJ/CRB指数、0.42%安の305.45
バリ島に旅行の14歳豪少年、大麻所持で禁錮2月の判決


http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-24314520111124?feedType=RSS&feedName=worldNews




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torl_001 (セシウム焼却灰の処理法~プラズマ溶融技術を駆使すべきだ。)
2011-12-03 18:31:12


少し前に、テレビで報道していたが、放射性瓦礫を「そのまま埋めている事例」があるようだが、違法ではないのか?。

セシウム焼却灰などもスラグ化が可能だ。


記事参照

セシウム焼却灰、排出した首都圏への返却始まる 秋田

2011年12月3日17時29分

埼玉県加須市に返却される焼却灰が入ったコンテナ=秋田県小坂町
http://www.asahi.com/national/update/1203/images/TKY201112030267.jpg

 放射性セシウムを含む焼却灰が首都圏の自治体から持ち込まれた秋田県で3日、排出元の埼玉県加須市などへ灰を返す作業が始まった。

大館市と小坂町に4カ月半、仮置きされていたが、住民の反発で処分再開のめどが立たないため、順次、送り返す。年内に作業を終える予定だ。

 返却先となるのは加須市のほか、千葉県市川市、神奈川県大和市など6県の6市町4事務組合。焼却灰は計245トンで、ほとんどが鉄道コンテナ25基に入れられたままになっている。

作業は午前9時に始まり、まず、加須市に返す灰18トンがトラックに積まれた。JR大館駅から、4日に貨物車で出発する。

 秋田県に運び込まれた焼却灰をめぐっては、7月11日、千葉県松戸市の灰から国の基準(1キロあたり8千ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された。

しかし、松戸市からの連絡が不十分だったため、小坂町の処分場に埋め立てられた。さらに他の自治体などからも灰が運び込まれ続けた。

 今回返すのは、処分場運営会社のDOWAエコシステム(東京)が自治体などに処分中止を連絡するまでに運び込まれた焼却灰。

灰は行き先を失い、大館市と小坂町にあるDOWAの関連施設に仮置きされていた。

その後、両市町とも受け入れ再開の意向を示したが住民が反発。

DOWAが改めて排出元自治体などと協議し、返却を決めた。戻される灰の放射性セシウムの濃度は国の基準を下回っている。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます
• 関連リンク
• 〈MY TOWN秋田〉焼却灰、排出元へ(11/22)
• 下水汚泥の焼却灰、処分進まず セシウム検出、住民反発(11/20)
• 首都圏焼却灰、山積み セシウム検出、秋田・小坂町拒否(9/20)
• 10万ベクレル以下の汚染焼却灰、埋め立て可 環境省(8/27)

http://www.asahi.com/national/update/1203/TKY201112030123.html



関連する企業、技術。

株式会社神戸製鋼所 放射性雑固体廃棄物のプラズマ溶融技術
http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/53_3/061-065.pdf

廃棄物処理 プラズマ式灰溶融炉 株式会社神鋼環境ソリューション
http://www.kobelco-eco.co.jp/product/haikibutushori/plasma_gaiyou.html

熱プラズマを用いた廃棄物処理の現状と新展開
武蔵工業大学 東京工業大学 電力中央研究所 中央大学 シンワ工業
http://www.jspf.or.jp/Journal/PDF_JSPF/jspf2006_08/jspf2006_08-497.pdf

株式会社タクマ 灰溶融プラント
http://www.takuma.co.jp/product/waste/general/05ash02.html

荏原環境プラント株式会社 プラズマ式灰溶融炉
http://www.eep.ebara.com/prod/syoukyakubai.html

日立造船株式会社/焼却・溶融システム
http://www.hitachizosen.co.jp/product/plant/cat4/85.html

JFE スチール 株式会社 電気式灰溶融炉(電気抵抗式,プラズマ式)
http://www.jfe-steel.co.jp/research/giho/019/pdf/019-17.pdf



関連する投稿

放射能汚染水、鉱物のゼオライトが効果的!その他、除染の方法など(1)
2011年04月08日 04時27分22秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/c493d5bd7ac4a44ad0e00266ca86076c





返信する
torl_001 (福島の温泉リゾート施設、「ロゴマークを一新」~「きづな」ではなくて「きずな」ではないのか?。)
2011-12-17 01:35:35

これは、「何らかの意味」があって、意図的に「きづな」にしているのであろうか?。

個人的には、多少「違和感がある」ように感じる。


記事参照

ハワイアンズがロゴマークを一新

絆と五つのテーマパークを表現した新ロゴマーク
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/05/c8b88803a2beaddecf4d661111798914.jpg?random=6ff63ed7ea52904fdfe990aa83f46ebf

 東日本大震災で被災した施設の復旧が進む、いわき市の温泉リゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」は、来年2月8日のグランドオープンに合わせ、新しいコンセプトを「きづなリゾート」とするとともに、ロゴマークを一新する。

同施設を運営する常磐興産が15日、東京都で会見を開き発表した。


 新コンセプトの「きづなリゾート」は、人と人がコミュニケーションできる場所と時間を創造しハードとソフト両面で魅力的なリゾートを築き上げることなどを目指している。


 ロゴマークは、ハワイアンズの象徴であるフラガールのシルエットと、絆を象徴する「ループを描く虹」をモチーフにデザイン。

フラガールは人々を温かく迎え入れる心を、虹の色は五つのテーマパークを表現。


 会見ではグランドオープンに合わせ新規開業する新ホテル「モノリス・タワー」の施設概要や、目玉の一つとなるフレンチポリネシアン料理の試食会などが行われた。 


(2011年12月16日 福島民友ニュース)

http://www.minyu-net.com/news/news/1216/news5.html




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torl_001 (東電社長「全基廃炉は未定」?~「原発ゼロ方針」の福島県知事の意向と逆行/関連記事(1))
2012-10-22 02:56:48

各記事参照

東電社長「全基廃炉は未定」 県議会協議会に出席

 東京電力の広瀬直己社長は19日、県議会のエネルギー政策議員協議会に初めて出席し、県内の全ての原子炉を廃炉とするかどうかについて、「現段階では未定だ」と述べ、判断を先送りする考えを示した。

理由は「日本全体のエネルギー政策に基づいた計画が政府との間で詰められていく中で考えないといけない」とした。

 県内には福島第一、第二原発を合わせて10基ある。このうち既に廃炉が決まっている第一原発1~4号機について、広瀬氏は「(廃炉は)大変長くかかる作業だが、一つ一つ着実に進めたい」とした上で、「海外の英知も集め、高い使命感を持ってやっていかないといけない」と決意を語った。

 県産業などへの支援策を問われると、「復興や地域再生に向けどういうことができるかは、賠償や除染以外に大きな問題だ」と述べ、廃炉作業に伴う雇用などで貢献する意向を示した。

 終了後、広瀬氏は報道陣に対し、県内の全原子炉の廃炉を「未定」としたことについて、「今の段階で確固たるものがつかめていない」と述べ、改めて国のエネルギー政策の見通しが立たないことを理由に挙げた。

 また、不動産や家財などの損害賠償手続きを巡り、算定の基になる固定資産税評価額の把握などに手間取っていることを認めた上で、「本当に急ぎたい」と話した。

(2012年10月20日  読売新聞)

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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20121019-OYT8T01373.htm



放射性物質含む灰・汚泥、処分進まず 

放射性セシウムを含んだ汚泥。黒い遮水シートに覆われ、屋外に保管している(15日、さいたま市の大久保浄水場で)
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20121017-OYT9I01563.htm
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/da/c0f87b0bf8302614fa722bad95cd2cba.jpg?random=16601314c2b1b7df57dafe4b5ffd53c7



 東京電力福島第一原発事故で発生した、放射性物質を含む焼却灰や汚泥計7・6万トンが、県の浄水場と下水処理場で保管されたままになっている。

ほとんどが埋め立て可能な国の基準(1キロ・グラムあたり8000ベクレル以下)の濃度を下回っているが、処分は進まない。


◇浄水場

 県人口の半分を超す地域に給水する、大久保浄水場(さいたま市桜区)。敷地一角に、黒いビニール製の遮水シートに覆われた土のうの山がある。

放射性セシウムを含む汚泥だ。大久保浄水場では現在、約2・6万トンを保管している。

 初めは建屋内に保管していたが、すぐ満杯になった。

ほかもいっぱいになり、屋外保管を始めた。

今年3月にはコンクリートの床と壁で遮蔽する施設も作った。

担当者は「あくまで浄水施設の増設予定地。できれば早く搬出したい」と話す。3浄水場の施設整備に1・3億円の予算がかかった。

 原発事故前は、汚泥は園芸土や公園整地用として1トン50~100円で売られていた。

昨年5月、吉見浄水場(吉見町)で1キロ・グラムあたり7000ベクレルを超す汚泥が見つかり、場内保管が始まった。

現在、汚泥は6浄水場で計6・7万トンに上る。


◇下水処理場

 下水処理場では、下水汚泥を焼却して出た灰を保管している。

現在、荒川水循環センター(戸田市)など、四つの下水処理場で計約9000トンに及ぶ。

昨年5月には、1キロ・グラムあたり1万4000ベクレルを超す焼却灰も見つかった。

 焼却灰は県内では処分できないため、古くは焼却灰を県外で埋め立てていた。

その後は主にセメントの原料に混ぜ込んでいたが、原発事故でセメントへの影響が懸念され、有効利用できない。

現在は丈夫な袋に詰め、下水処理場の屋根下や舗装した屋外で管理している。

 今年2月には、5処理場で保管している焼却灰が1万トンを超えた。

下水処理に支障を来すため、1キロ・グラムあたり6000ベクレルを下回るものから、県外に搬出を始めた。

しかし、「他県の搬入も集中しており、思うようにはかどらない」(県下水道管理課)という。

(2012年10月18日  読売新聞)

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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20121017-OYT8T01566.htm?from=popin



下水汚泥の即時搬出要求 県北浄化センター

 国見町と伊達市にまたがる県北浄化センターに放射性物質を含んだ下水汚泥が大量に保管されていることを巡り、佐藤力町長と、同町の住民でつくる「県北浄化センター環境を守る会」(佐藤三郎会長)が18日、県庁を訪れ、佐藤知事宛てに汚泥の即時搬出などを求める要求書を提出した。

町と守る会が連名で要求書を提出するのは初めて。

 同センターは福島市や伊達市など4市町の下水を処理している。

昨年5月2日、汚泥から1キロ・グラム当たり2900ベクレルの放射性セシウムを検出。

震災前は汚泥をセメントの原料などに再利用していたが、搬出先がなく、10月17日現在で2万808トンの下水汚泥が保管されている。

 県と関係市町は同センター建設の際、環境保全協定を結び、汚泥を速やかに場外に搬出することを定めている。

この日、県庁を訪れた佐藤町長は「協定書に基づいて速やかに搬出してほしい」と要望。

応対した柳沼政明土木部次長は「一刻も早く解決させたい」と話した。

 県下水道課によると、県内で稼働している下水処理施設は52か所。

搬出できない汚泥は毎日約120トンのペースで増え続け、9月21日時点で32施設に計約5万3800トンが保管されている。

(2012年10月19日  読売新聞)

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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20121018-OYT8T01540.htm



福島県内ニュース
中間貯蔵施設「早いうち方向性」 細野民主
2012年10月21日 10時01分配信

民主党の細野豪志政調会長は20日、いわき市を訪れ、東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を運び込む中間貯蔵施設の整備について「やれることは全てやる。

早いうちに方向性を出したい」と述べた。

細野氏は市南部清掃センターで、災害がれきの焼却灰のうち、放射性濃度が高い飛灰が保管されているストックヤードなどを視察し、渡辺敬夫市長と意見交換した。

渡辺市長は地域医療の充実や放射性廃棄物の処理、長期避難者の受け入れに向けた制度設計の早期構築などを求める要望書を手渡した。

細野氏は「政調会長の立場で、いわき市、福島県のために頑張りたい」と強調。

渡辺市長は「避難している双葉郡の住民や除染関連の作業員などで震災後、市内の人口は約3万人増加したが、医療や福祉体制が追いついていない。

中間貯蔵施設の問題とともに国全体で取り組んでほしい」と要望した。

細野氏は市内の総合磐城共立病院も視察した。

吉田泉衆院議員(本県5区)が同行した。

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201210210



(2)に続く。




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