政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

交渉はどうなのか?~北方領土返還問題

2008年11月26日 04時57分10秒 | 政治・自衛隊
Google Earthより


この件で、テレビで放送していないので調べてみると、、、



記事参照

露、北方領土問題で譲歩の気配なし

 【モスクワ=緒方賢一】ロシアのメドベージェフ大統領は22日の麻生首相との初の会談で、北方領土問題の解決が必要との立場を確認したが、ロシアは経済関係を軸とする対日関係の急拡大を歓迎しているものの、当面、領土問題で日本に歩み寄る気配はない。


 タス通信によると、プリホジコ大統領補佐官は22日、「麻生首相は前任者らがプーチン、メドベージェフの両大統領に話したことを繰り返した」と述べ、今回の首脳会談で新たな展開はなかったと総括。大統領が「この問題の解決を次世代に委ねることは考えていない」と発言したことは確認しなかった。

 内外政策に影響力を持つプーチン首相は大統領在任中、日ソ共同宣言(1956年)に基づき、歯舞、色丹の2島返還で決着させるとの立場を打ち出した。メドベージェフ大統領は北方領土問題の解決に意欲を示しているが、基本的な立場はプーチン氏と変わらないとみられる。

 首脳会談の直後、ロシア政府系企業「ガスプロム」幹部は、液化天然ガス(LNG)の対日輸出を2月に開始すると発表した。日本企業のロシア進出に加え、ロシアからのエネルギー供給と、経済関係の拡大基調は続いている。

 ロシアは対日関係で、現時点では、領土問題の存在が経済関係の足かせとなっておらず、ロシアが問題解決を急ぐ状況ではない。

(2008年11月25日01時59分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081124-OYT1T00511.htm



【今日の読み物(スコープなど)】
スコープ 新たな政策示せず 存在 薄かった首相

2008年11月25日 紙面から

 麻生太郎首相はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、先の緊急首脳会合(金融サミット)に続き、金融危機をめぐる議論をリードしようとした。しかし、新たな政策をほとんど示せず、一連の首脳会談でも具体的な成果は乏しかった。派手な中南米外交を展開した中国やロシアと比べ、存在感が薄かったことは否めない。 
(リマで、佐藤圭)

 「金融サミットに続く強行軍だったが、金融危機への対応についてアジア太平洋諸国の間でも共有できた」

 首相は二十三日、首脳会議閉幕後の記者会見で胸を張った。

 しかし、首相が首脳会議で示した金融安定化策は、国際通貨基金(IMF)への資金供出など金融サミットとほぼ同じ。新たな提言は、アジア太平洋地域での貿易保険の活用策などに限られた。

 首相は首脳会議の合間を縫い、日米、日米韓など首脳会談を八回こなしたが、新たな合意事項はなかった。

 例えば、ロシアのメドべージェフ大統領との会談では、北方領土問題に関する過去の会談内容を確認しただけ。ペルーのガルシア大統領は、経済連携協定(EPA)締結を求めたが、首相は「前向きに検討したい」と述べるにとどめた。

 これに対し、メドべージェフ大統領と中国の胡錦濤主席は首脳会談に先立ち、競うように中南米諸国を歴訪。中国はペルーと自由貿易協定(FTA)交渉開始で最終合意し、日本に差をつけた。

 さらに、首脳会議特別声明は、世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)について年内大枠合意を「誓約する」との表現で進展を求めたが、日本は農業分野で譲歩を迫られる可能性が高い。

 首相は得意の外交で政権浮揚を図るどころか、政権運営の新たな火種を抱え込んだ形となった。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2008112502000105.html



ロシア総領事が札幌市訪問

札幌のロシア総領事が着任の挨拶に上田市長を訪ね、経済協力などについて意見を交わしました。

先月23日付けで札幌のロシア総領事に着任したサープリン氏は、上田市長を訪ね、経済協力などについて意見を交わしました。サープリン総領事は1999年から5年間札幌の総領事を勤めていて、今回の着任は2回目です。また、ロシア外務省で北方領土問題を担当するなど外交の鍵を握る人物です。

サープリン総領事はロシア経済が発展する中新しい関係を築きたいと抱負を述べる一方、上田市長は市民の利益になる経済交流を進めたいと話しました。

(2008年11月25日(火)「ストレイトニュース」

http://www.stv.ne.jp/news/item/20081125114600/



メドベージェフ大統領の「笑顔」で騙されてしまったのであろうか?、、、。

今回は交渉成立出来るか!、、、と思ったが、、、。

来年のプーチン元大統領(現首相)の訪日の際に決められるのか?と言う事が問われている。



地図で見ても日本本土とロシア本土の中間地点はウルップ島の北である。

距離的な中間点が本来は望ましく、「良識的な考え方」であれば、この部分を国境とすべきだ。


しかし、今回のAPECの協議でも、ロシア側は何故だか歯舞、色丹の「二島」に固執しており、日本の意見とは噛み合っていない。

日本としては「樺太」と「ウルップ島」は手放し、「歯舞島、色丹島、国後島、択捉島」の四島のみの返還をロシア側に申し出ているが、ロシア側の言い分は歯舞島、色丹島だけ!?、、、。

このような状態では話は進んで行かない、、、。


道東に国後島が食い込んでいるのに、この部分にロシア側の言う国境がある事によって、以前には漁民とのトラブル(ロシア警備艇による銃殺事件)などが発生したと言う事が言える。

ロシアは世界一の国土面積、持っているのであれば、少しは理解してもらいたい、、、。


再び、残念な結果になってしまうのであろうか?、、、。

交渉結果によっては日本人のロシアへの見方も変わってくるかもしれない。


ボールはロシア側にある。

日本は米国ではない。


日本の外務省も、もう少し、しっかりと行ってもらいたい。





最近の関連投稿

APEC日露首脳会談~北方四島返還問題、決着すべき。
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/ea9d4915ab9540f8d91505709bfca152






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