政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

国連での中国政府の動向

2009年09月26日 16時50分04秒 | 政治・自衛隊
胡錦濤氏、オバマ氏に対し恫喝か?、、、その他。

宗教と言語の違いは大きい、、、。

記事参照

胡錦濤主席がオバマに警告、「台湾も聞いておけ」―中国報道

2009/09/25(金) 11:30

  中国新聞社は23日、胡錦濤国家主席が米オバマ大統領と22日に会談した際(写真)、チベットや新疆ウイグル、台湾の「独立問題」で、中国の立場を尊重するよう米国に強く求めたと伝えた。中国新聞社は見出しで「ホットな問題で率直に対話」などと表現した。25日になり、中国共産党系の環球網な同記事を転載したが、「胡錦濤がオバマに警告『綿の中に針』、台湾も聞いておくように」と、より過激な見出しで伝えた。

  同記事はカナダのメディアが伝えた米中首脳会談の内容を引用した。胡主席はおだやかな口調だったが、チベットと新疆の問題は中国の主権と領土の保全、さらに中国人民の感情にかかわる問題と説明。特に新疆の問題は、テロという犯罪行為を行う独立派勢力があると主張した。

  胡主席は、チベット問題に対する米国の態度を賞賛。新疆については賞賛の言葉は使わず、「米国側の理解と支持を希望する」と述べた。

  さらに、「双方が尊重しあい、彼我の利益と関心事を配慮すべきだ」と発言。丁寧な言葉づかいだが、外交上は「米国が中国の立場を配慮しなければ、中国も米国の立場を尊重しない」と言うに等しい、一種の警告と解釈すべきという。

  オバマ大統領は、「両国人の交流は極めて大切。米国は民間人の交流を全力で支持する」、「台湾問題について、“ひとつの中国”という米国の政策は不変」、「チベット独立は支持しない」、「新疆問題については、中国の主権と領土の保全を尊重する」と述べた。

  中国はこのところ、台湾がチベット・新疆・台湾独立運動に対して人道・自由・民主・人権を理由に法的な保護を与えると批判している。記事は、胡錦濤主席のオバマ大統領に対する発言には、台湾に言い聞かせる意図もあると分析した。

  環球網が見出しに使った「綿の中に針(綿里蔵針)」は、「表面上はおだやかだが、内心の強硬な考えを崩さない」ことを意味する。「にこやかな態度とは裏腹に、悪意を隠し持つ」とのニュアンスの場合もある。日本語の「綿裏包針」と同じ。(編集担当:如月隼人)

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■ 関連トピックス
地域 > 西部 > チベット

地域 > 西部 > 新疆ウイグル自治区

地域 > その他 > 台湾

政治 > 国際関係 > 米中関係、G2

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0925&f=politics_0925_004.shtml


CO2削減に関しては、、、。

記事参照

中国主席、温暖化ガス「大幅減へ努力」 対GDP排出量

 【ニューヨーク=品田卓、杉本晶子】22日の国連気候変動首脳会合(気候変動サミット)での演説で、中国の胡錦濤国家主席は国内総生産(GDP)に対する温暖化ガスの排出量について「2020年までに05年比で大幅に削減する努力を行う」と表明した。経済規模に見合った削減を進める考え。さらに「先進国も途上国も気候変動と闘うために積極的なステップを取るべきだ」と述べ、途上国として一定の責務を担うと強調した。

 ただ「経済発展のステージを超えた(排出削減の)義務は求めるべきではない」とも語り、先進国が途上国に温暖化ガス削減を義務付けないようにクギをさした。また「途上国は金融や技術支援なしでは最善を尽くすのは難しい」と訴えた。(07:00)

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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090923NTE2INK0822092009.html



中国、世界の恒久平和と共同繁栄を呼びかけ

2009-09-24 15:10:42

 中国の胡錦涛国家主席は23日、ニューヨーク国連本部で開かれた第64回国連総会の一般討論で演説を行いました。

演説の中で、胡錦涛主席は、当面の国際情勢や重要な国際問題に対する中国の見解を表明した上で、恒久平和と共同繁栄をはかる調和の取れた世界の構築に向けて共に努力するよう関係各方面に呼びかけました。

 今回の一般討論のテーマは、「グローバルな課題の克服に向けて 多国間主義と文明間対話の強化による世界平和と発展の促進」です。

23日に行われた国連総会の一般討論には、過去最多となる140人余りの国家首脳が出席しました。

胡錦涛主席は演説の中で、「当面の国際情勢の下、国際社会は平和、発展、協力、Win-Win、包容の理念を貫き、恒久平和と共同繁栄を目指す調和の取れた世界の構築に向けて、引き続き足並みを揃えていくことが必要である」とまず指摘しました。

 胡主席は「より広い視野で安全保障を見据え、世界の平和と安定を守る。

また、より全面的な観点で発展を捉え、共同繁栄を促す。

そして、さらに開放的な態度で協力を行い、互恵Win-Winをはかる。

さらに、一層広い度量で互いを認め合い、平和共存を実現させる」ことが重要であると強調しました。

 胡主席はまた、「各国が今日ほど緊密につながっていたことはない。

世界と地域の平和がなければ、国の安全と安定もあり得ない。

各国は互いを信頼し、互恵、平等、協力という新しい安全観を堅持することにより、自国の安全を守るとともに、他の国の安全にも配慮すべきである。

また、国連憲章の宗旨と原則に基づき、平和的な手段によって、紛争を解決することも必要である。

さらに、あらゆるテロリズム、分裂主義、過激主義に断固として反対し、国際安全協力を絶えず強化していくべきである。

国際社会は核軍縮プロセスを着実に推し進め、核拡散のリスクを取り除くとともに、原子力の平和利用を促進していかなければならない。

世界的な発展不均衡の解決と持続可能な発展の実現においては、発展途上国と先進国の共同発展を重要なルートとするべきである。

それにあたり、国連は発展途上国への援助を拡大していく必要がある」と述べました。

 当面の国際金融危機について、胡主席は「国際金融機関は新規の資源を発展途上国の貧困扶助に用い、さらに便利で柔軟性のある方式で借款を行っていくべきである。

国際金融システム改革の重点は発展途上国の代表性と発言権の向上に置くべきである。

責任ある態度で金融危機対策を講じるとともに、保護貿易主義に反対し、ドーハ・ラウンド交渉の全面的でバランスの取れた成果を目指していくべきである」と述べました。

 胡主席はさらに、「60年間の発展で、中国の綜合国力は著しく向上した。それとともに、中国と世界の運命は、より緊密に結びついている」と述べました。

 そして、「発展すればするほど、中国の世界に対する貢献度はますます高まり、世界にもたらすチャンスも多くなるだろう。

中国は断固として平和発展の道を歩み、互恵Win-Winの開放的な戦略を実施していく。

それとともに、平和共存の5原則を踏まえた上で、すべての国との友好協力を行っていく」と述べました。(翻訳:トウエンカ)

http://japanese.cri.cn/881/2009/09/24/1s147383.htm



核兵器削減については中国は米露との交渉で、「劇的な核兵器削減」を求め、「核兵器開発競争に加わらない」と誓ったようだ。

これはすばらしい事だ。

核兵器を保有しつつ、「威嚇」している事こそ、おかしい状態ではなかろうか?、、、。

現代において仮に何処かの国家が核爆弾を投下した場合、その後、双方の国家の行動は予想はしにくい。

米国、ロシア、中国が徐々に減らして行き、その後は、その他の保有国もその輪に加わって貰うように国連はより積極的に介入しなければならない。

国連安全保障理事会での「核兵器の無い世界」決議、全会一致は世界を安定化させる為の「大きな前進」と言えるだろう。




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torl_001 (アルカーイダ、中国政府に対し「聖戦」を宣言!~新疆ウイグル人に対しての暴行の報復。)
2009-10-09 03:38:34

記事参照

アルカイダ、中国に報復宣言? 香港の英字紙報道

 【香港=吉田渉】8日付の香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは国際テロ組織アルカイダの指導者が中国に対する「聖戦」を宣言したと報道した。イスラム教徒のウェブサイトで7日、新疆ウイグル自治区のイスラム教徒に対して、報復の準備を進めるよう呼びかけるビデオを放送したとしている。

 中国の新疆ウイグル自治区で7月に発生した暴動ではウイグル族が多数死亡し、イスラム過激派の間で中国政府に対する反発が強まっている。アルカイダ指導者は「中国は邪悪な手段でウイグル族に圧力を加えた」と非難した。(14:00)

関連記事
• 「核」テロ組織に拡散懸念 米大統領補佐官(10/5)
• アフガン増派、米司令官が要求 戦略の見直しも言及
• 同時テロから8年 オバマ大統領、テロ一掃へ誓い

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091008AT2M0801X08102009.html


同義記事

アルカイダ幹部、中国のウイグル族に「聖戦」呼び掛け
2009.10.08 Web posted at:  20:08  JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200910080032.html

アルカイダ幹部、中国のウイグル人に聖戦求める呼び掛け
2009年10月08日 23:03 発信地:ドバイ/アラブ首長国連邦
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2650872/4734309



関連記事

アルカイダ、米国第1の脅威=本土攻撃阻止、聖域与えず-オバマ大統領

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は6日、国家テロ対策センターで演説し、国際テロ組織アルカイダは「米国民の第1の脅威」だと述べ、米本土への攻撃を阻止するために全力を尽くすと強調した。

 オバマ大統領はアルカイダがパキスタンや東アフリカ、東南アジア、欧州など世界規模で拠点を設けていると指摘し、「誰も米国土への新たな攻撃がないとは約束できない」と述べた。

 その上で「アルカイダを倒すという目標を見失ってはならない」と述べるとともに、「容赦なくアルカイダに圧力を掛け、米国や同盟国を脅かす者に聖域を与えない」と決意を語った。(2009/10/07-08:55)

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• アフガン戦略本格見直し着手=増派の是非、数週間で決断

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009100700118



個人的には、米国政府はアフガンからの「撤退を宣言」し、「地元の住民に対して「謝罪」」をすれば、お互いの脅威はかなり薄まるはずだ。

欲の皮が突っ張った者の戦争、従軍米兵に取っては意味の無い戦闘だ。

脳が破壊(TBI)されて「帰国しても、自殺か死亡」と言う状態が極めて多い。

人生、命は大切にすべきだ。

オバマ大統領は「操られては」ならない、、、。



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torl_001 (新疆ウイグル自治区の暴動で、漢民族の男性1人、ウイグル族の男性ら6人に死刑のようだ。)
2009-10-13 00:40:08

記事参照

新疆暴動で6人に死刑判決 中国

 【北京=高橋哲史】中国国営の新華社によると、新疆ウイグル自治区ウルムチ市の中級人民法院(地裁に相当)は12日、7月に同市で起きた大規模な暴動で殺人などの罪に問われていたウイグル族の男性ら6人に死刑、1人に無期懲役の判決を言い渡した。ウイグル族と漢民族の衝突で約200人が死亡したこの暴動で、判決が出たのは初めて。

 暴動のきっかけとされる広東省韶関市の玩具工場でウイグル族の2人が死亡した乱闘事件を巡っては、10日に同市の中級人民法院が漢民族の男性1人に死刑、1人に無期懲役の判決を言い渡したばかりだった。 (20:18)

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• ウイグル暴動発端の工場乱闘に死刑判決 中国地裁

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091012AT2M1200612102009.html



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ウイグル暴動発端の工場乱闘に死刑判決 中国地裁

 中国国営の新華社によると、7月の新疆ウイグル自治区の暴動の発端となった玩具工場宿舎での乱闘事件について、広東省韶関市の中級人民法院(地裁に相当)は10日、ウイグル族の従業員を襲撃した男性1人に死刑を、1人に無期懲役の判決を言い渡した。

 この事件は6月26日に漢族とウイグル族との間で起きた乱闘。ウイグル族2人が死亡した。これに対してウイグル族が漢族への抗議として7月5日にウルムチで暴動を起こしたとされる。

 中国政府は10月1日の中華人民共和国建国60周年の祝賀行事が終わっても、社会の安定を政策の最優先課題に掲げている。今回の判決で、民族対立を引き起こせば厳罰に処すことを鮮明にしたとみられる。(北京=品田卓)(11日 01:15)

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• ウイグル自治区当局、劇物購入に実名登録制 デモ拡大を警戒(9/8)
• 中国当局、ウイグル族4人を起訴 新疆デモの発端事件で(9/6)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091012AT2M1001F10102009.html




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