被害者は特別ではない

2017年11月20日 14時16分09秒 | 社会・文化・政治・経済
奈川県座間市のアパートから9人の遺体が‪見つかった事件。
被害者は特別ではない-NPO法人OVA代表理事の伊藤次郎さんは受けとめている。
現在の社会は、心の闇を抱えた人が多い。
自己肯定感も低い。
現実社会から遊離し、ネットの分野に依存する傾向にある。
人間関係が希薄なため、相談したり助けを求めたりもできずらい。
一番安全・安穏である家族ですら別世界として孤立感を深める。
このために異変の予兆すら身近な人は、感じる取ることができない。
自殺願望を身近な人に吐露せずに、ネットに「死にたい」と書き込む。
その行為にはつらい気持ちの発散もあるだろうが、気付いてほしいというSOSでもある。
身近な人に言えない思い・辛さをネット空間であるがゆえに、ストレートに言ってしまえる。
いずれにしても「死にたい」気持ちをも持つ人たちを助ける受け皿が必要だ。
基本的には死生観を学ぶ場も不可欠。






















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