「君は神に祈ったか?」

2018年02月22日 10時25分48秒 | 社会・文化・政治・経済
毎日新聞連載の「思い邪なし」
京セラ創業社 稲盛和夫
北康利作

京セラは昭和34年創業。
他社ができなかったものに挑戦し、それを実現していくことでオンリーワンの技術を身につけ、市場評価を高めていく。
そうした過程で獲得していった職人技的なノウハウなので、他社が真似しようと思っても真似しにくい。
不断の努力により<世界一>という大きな目標に向け着実に前進していく。
稲盛は「製品の語りかける声に耳を澄ませ!」という。
創業期から繰り返した言葉だ。
見たものを感嘆させるような高品質の製品を作れという意味である。
製品は作った人の心が表れるとも言う。
「粗雑な人は粗雑なものしか作れない」
「不良品が泣いている。不良品がお金に見えなかったら話にならない」
心を入れ替えて努力をすればそれはきっと実現する、と社員の奮起を促した。
「君は神に祈ったか?」とも聞く。
人智を尽くしてやれば、それでだめならあきらめがつく。
神に祈るところまでやってみたかと厳しく問うのだ。 



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