攻撃される側は圧倒的弱い立場だ

2017年05月29日 12時00分21秒 | 沼田利根の言いたい放題
毎日新聞の「深呼吸」で作家の柳田邦男さんが、<民主主義の落日>と安倍内閣について指摘していた。
問題の核心をはぐらかす虚構の言語。
戦後の歴代政権の中で、安倍政権ほど重要な政治案件をめぐって閣僚級の人物や官僚による欺瞞的な言葉の乱発や重要文書の内容否定、存在否定が常態化した時代はなかったのではないか。
<そのとおり!>指摘に同感である。
<問題発言>を、メディアは<失言><不用意発言>と書くが、むしろ<本音発言>と書くべきだ。
懸案の法案や政治問題について、国会審議でも記者会見でも、核心をつく質問に対してきちんと答えず、はぐらかす。
権力側に不利な文書を公表したい発言をしたりすると、その人物に対し人格を否定するような言葉を公的な場で投げつけ、文書や発言の信頼性を損なわせようとする。
権力のトップyその代弁者が、公的な場で特定個人を人格攻撃するというのはただ事ではない。
攻撃される側は権力者と対等に議論する機会を与えられず、圧倒的弱い立場だ。
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柳田さんが指摘するとおり、政府の対応は異常であり、尋常であるとは到底思えない対応である。
権力を駆使して、批判や質疑をはぐらかせているように映じる。
つまり、悪あがきが見え透いている。
国民をばかにしているのではないだろうか?
我々日本人は愚民ではない!
沼田利根





















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