「人間は負けるようにはつくられていない」

2017年02月26日 07時14分56秒 | 社会・文化・政治・経済
生きる上で、「不安」は尽きない。
それを取り払うのは、「言葉の力」だ。
医師で作家の鎌田實さんは強調する。

医療では、最終的には“医師の言葉”が大きな影響を与える。
例えば、難しい手術であったとする。

「成功率な40%ですね」と冷静に声をかけられると患者はつらい。
それが「難しい手術ですが、全力を尽くします」と言われれば、医師を信じたいと思うはぜです。

実際に、患者が病の回復を信じられると、治療経過が良くなる場合が多いのです。

言葉というのは本当に不思議です。
それぞれの人生経験を経て、一つの言葉が発酵したり熟成したりしてきています。
その言葉には、深みがあります。
良い言葉は人生を変えてくれものです。
一生懸命に生きることで、逆に、良い言葉が生まれます。
言葉と人生って、“行ったり来たり”なんですよね。

「人間は負けるようにはつくられていない」
「力のある言葉をもったとき、人生の大逆転が起きる」

「遊行」
遊び心をもって、外に向かっていくこと。
60歳を超え、これから自分に何ができるかということを模索してきました。
日本も著しい高齢化が進み、ともすれば静的で内向的な社会になっていく危険性がります。
日本も内向きの風潮にいくと、大変なことになってしまうでしょう。
今、大切なのは、若者も高齢者も、積極的に自分の外側に目を向けていくことです。
遊び心をもって、軽やかに外に飛び出していくことでしょう。
人生を振り返るより、今まで培ってきた力で何かのお役に立てれば、と考えるようになりました。
自分自身も変わる姿勢があってこそ、人は変わっていくものです。
双方のコミュニケーションを通じて、「自分が変わっていく」過程を楽しんでいければいいですよね。
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