リーダーの要件

2018年02月13日 23時46分04秒 | 社会・文化・政治・経済
答えはドイツのヒトラーとは、対極にある人間である。
1)人命の尊重
2)平和を浴する人
3)誠実である
4)常に平等であり、良識的である

常軌を逸した、卑劣で異常な破壊者、巧妙な善を装う人間であったヒトラーにドイツ国民は引き摺られていく。
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過剰反応の個人情報保護

2018年02月13日 18時53分35秒 | 沼田利根の言いたい放題
義務教育は高校まで、という制度であったら、世の中は大きく変わっていたかもしれない。
教育格差の問題が、人間の格差、社会の格差になったとしたらであるが・・・
学習塾を生んだのは受験戦争と言われた社会の流れであった。
さらに過激な学生運動が、ガードマン会社を生んだというリアルな構図を想う。
犯罪の複雑化、多様化が防犯システムをも生んだとも言える。
つまり過剰な監視システム、過剰反応の個人情報保護は必要悪とも想われるのだ。
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医者嫌いであったことを悔いる気持

2018年02月13日 18時29分33秒 | 沼田利根の言いたい放題
患者と家族を不安に陥れる。
そんなことが、許されるのか!
つまり、コミュニケーション能力の問題に帰着する。
「何だ、この数値は再検査だな」医師は血液検査のデータをパソコンで確認してつぶやく。
「ええ、再検査!?」患者は突き放されたように不安となる。
「何で、ここまで放置していたんだ」暗に責めている口調に思われた。
医者嫌いであったことを患者は悔いる気持ちがさらに遠のく。
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病院の医師とも対決したくなる

2018年02月13日 18時14分41秒 | 沼田利根の言いたい放題
今日は午前10時30分から八重洲地区の会合。
当方の後継者である大村さんご夫妻が責任者として、会を運営・担当した。
挨拶文は確りと原稿に書いてきており、理路整然としていて申し分ない濃い内容に感銘した。
用意周到であり、お二人の準備の過程を彷彿させた。
ぶっつけ本番の当方のいい加減だった過去の運営を羞じる。
日曜日ではないので、働いている方々は欠席、7名が参加した。
インフルエンザで旦那なさんが入院しただけなのに、「認知症が進んでいます。今後どうします」と入院した病院の医師に問われ、パニックになっていると鈴村さんが訴える。
既に3週間も入院しているそうだ。
「患者の囲い込みではないか」と当方は疑問を呈した。
点滴を嫌がり、針を自ら抜いたことも、認知症の表れと診断されたようだ。
「これまで元気で、どこも悪いとことがなかったのね。咳が止まらないのでどうしたのかいらと、無理やり医者嫌いの夫を何とか説得して、ようやっとタクシーで病院に連れていったわけなの」
「そうですか。それで退院は何時ですか」
「歩けなくなったらどうします。寝たきりになったらどうします」と聞かれたそうだ。
インフルエンザ罹患前は、散歩もしていて、自分で風呂にも入れて、足も悪くなかったのそうだ。
ところが病院に見舞いに行く度に「どうします、どうしますと次々に悪い方へ悪い方へ持っていかれるので、もうどうしていいのか分からなくなって・・・」と感極まり、声を詰まら涙ぐむ。
当方は昨年、知人、友人と喧嘩をして疎遠となったが、その病院の医師とも対決したくなる。
「また、喧嘩するの。まったくあんたは、人間ができていないんね!」と家人に医師との対決を制止される。
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朝の散歩での出会い

2018年02月13日 09時47分47秒 | 日記・断片
朝の散歩で西田さんとともに歩いている鈴村さんは現役であった。
「仕事で東京まで行っているんだね」と西田さんは感心していた。
午前4時に起床しているのである。
「現役ですか。早起きなんですね」
「そうだね、少し休んでから出勤しているようだよ。奥さんは柏のがんセンターで治療を受けていると言っていた」
「それはたいへんですね」
5年ほど前に出会って、二人は気心があったのだろう同じ時刻に「かたらいの郷」方面へ行っていた。
麦わら帽子を被るのではなく、首の後ろに下げている西田さんは独特なスタイルで目にとまった。
当時、当方は動画専用のカメラで朝日が上るのを写していた。
背後から声をかけてきたのが西田さんであった。
「きれいにだね。朝日はいつも感動する」
その日をきっかけに西田さんと言葉を交わすようになる。
近所に住んでいても、疎遠であったのだ。
道を隔てて、当方は新道町内会、西田さんは八重洲町内会でつた。
西田さんには毎年、庭に実ったビワと柿をいただくようになる。
共に日本酒好きで、美味しい酒の話もするようになる。
囲碁が好きなので、囲碁のセットを西田さんに譲る。
当方は将棋一本にしたなのだ。
だが、将棋は上達しない。
最近は当方は西田さん、鈴村さんと3人で散歩に行くようにもなった。
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2月12日(月)のつぶやき

2018年02月13日 03時29分10秒 | 医科・歯科・介護
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とても苦い謝恩会

2018年02月13日 03時09分56秒 | 創作欄
大学の謝恩会は赤坂(永田町)のヒルトンホテルで行われた。
和服姿の同期生の女学生たちは、別人を見るように艶やかに映じた。
あのころの徹は酒が飲めなかった。
幼児のころ悪戯好きの従兄に酒を飲まされ、失神した経験があった。
従兄はじいさんに往復ピンタを受けたそうだ。
酒の勢いであったのだろう「真田さん、あなたと一度話をしてみたかったのよ」と赤ら顔になった小田桃子が徹に身を寄せるようにした。
徹は「現代文学研究会」のサークルで、小田は「中世文学研究会」に所属していてほとんど付き合いがなかった。
「私ね岩手の中学の教師になるの? 真田さんは?」
「無職」
「ええ!本当なの? 」と瞳を見開く。
友人、後輩たちに就職祝いまでしてもらったのに、日本工業新聞社を辞めてしまっていた。
在学中からと言われ、2月1日に出社してわずか2週間で無断欠勤してそれきりとなる。
小田は、徹とこれ以上話をしても仕方がないと思ったのだろう離れていく。
「どの道でもいい、10年 頑張りなさい。10年で専門家、20年で大家ですからね」
尊敬していた木村幹夫助教授が徹を励ます。
「どんな分野の専門家か」徹はまだ腹決まっていなかった。
4年間、密かに恋して伊田潤子が婚約していたことを知る。
「そうか、彼女は哲学研究会の深井直樹と2年生の時から交際していたのか」
迂闊であることが徹の弱点でもあった。
「真田君、知らなかったんだ」と不思議な表情をした。
学生委員長の村岡正治に知らされ、徹にとってとても苦い謝恩会となった。
隣のパーティー会場から双子の姉妹歌手が出てきた。
クレージーキャッツの面々も陽気に騒いでいた。
「芸能界もいいかな」などと徹は想ってみた。
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40代になったころ

2018年02月13日 02時12分38秒 | 創作欄
あのころ、昼飯も食べずに原稿を書いていた。
「ねえ、何書いているの?見せて」という若い女性の一人。
あのころ、社員たちはみなさん若かった。
当方はなんとか40代になったころだ。
社長は2階、我々は3階と5階の部屋で仕事をしていた。
社長以外、上司がいない企業であり、のんびりした社風であった。
4階は得体の知れない企業の東京事務所だった。
徹の暇つぶしの原稿に関心を寄せたのは好奇心旺盛な3人の女性たち。
原稿を見せると「高橋源一郎の文章みにね」と言ったのが、入社1年目の短大出の陽子さん。
だが、徹は高橋源一郎の小説を一度も読んでいない。
後輩の豊岡君は宮本輝の小説にぞっこんで、「何、高橋源一郎だって。たいしたことないよ」と偉そうなことを言う。
夜間の大学に通っていた通称「トンコ」は作業用のテーブルに横顔を伏せて寝ている。
彼女はよく腹を空かしていて「ねえ、中さん何かご馳走して」とせがんでいた。
人のいい中村君は親の遺産があってゆとりのある生活を送っていたので、大学へ向かうトンコの夜食に付き合わされていた。
社内結婚した三田村君夫妻は北の丸公園へ散歩に向かっていた。
徹は大学時代の親友野々村と自身の恋を巡る青春の物語を綴っていた。


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小説講座 自分にしか書けないことを

2018年02月13日 01時38分04秒 | 社会・文化・政治・経済
「読む時は間口を広げて」
「書くときは自分にしか書けないことを」
小説講座が」人気を集めているという。
受講者の約6割が50~60代
小説を書くには幅広い本を読み感性を広げることが必要。
講師は、文芸誌「海燕」の元編集長・根本昌夫さん
小説の力を「今という時代を反映しながら、時間の連なり、普遍を表現できること」と語る。
小説は構成と文体が必要な<知的構造物>。
55歳で小説講座の門をたたき、63歳で芥川賞の栄冠に輝いた若竹千佐子さん。
2009年、夫に先立たれ悲嘆に暮れる中、心配した長男のすすめで小説講座に通い始めた。
幼少年期から「自分を分析したい、分かったことを面白おかしく表現したい」という意識があり、小説家を夢見ていた。
「悲しみから逃れるには小説しかなかった」と振り返る。
「感情を直接<歌う>な。本当の悲しみが伝わらない」と根本昌夫さんが指導した。
秩父巡礼にでかけた若竹さん。
「悲しみから距離を置いて、どう生きるかかをみつけたんじゃないか」と根本さんは見ている。
ラストシーンは根本さんのアドバイスで全面改稿した。
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子宮頚がんワクチン接種

2018年02月13日 01時10分03秒 | 医科・歯科・介護
「打った後に、娘の体調が急変した。打たせなければよかった」
ワクチン接種に伴う副作用が大きく報道された。
1年に1万人が子宮頚がんに罹患し、約2700人が死亡している。

「救えるはずの患者を救えない」 子宮頸がんワクチン副作用「問題」はなぜ起きた?
「このままでは誰も救われない」

田健司医師

論点を整理しよう。

子宮頸がんは主にウイルス感染によって引き起こされる。
ならばワクチン接種によって、ウイルスへの免疫を作れば予防が可能なのではないか。研究は進み、ワクチンは完成した。
日本でも2013年に小学6年から高校1年までの女子を対象にした定期接種が始まった。

しかし、いま接種は事実上、進んでいない。
ワクチン接種の副作用によって、体調不良を訴える児童、生徒が続出したためだ。一部は国や製薬会社に損害賠償を求める訴訟にも発展した。

一方で、多くの専門家は、訴えられる副作用の症状(例えば激しいけいれんや計算ができなくなった)の中には、ワクチン接種によって起きたとは考えにくいものが含まれているとする。

そして、国外からはWHO(世界保健機構)を中心に、予防接種が進まないことで、がん予防の機会そのものが失われていることを問題視する声があがる。

2013年3月、メディアの論調が変わった
「副作用」問題はどうして、ここまで広がってしまったのか。今年、有力な仮説が浮かび上がった。大手メディアの報道だ。

津田さんは今年、子宮頸がんに関する新聞報道を検証する論文をアメリカの感染症学会の専門誌に投稿し、掲載された。

「大手紙の記事を検証すると、当初はワクチンの予防効果をポジティブに報道していたのですが、ある時期を境に、ネガティブなトーンが強まり、ポジティブな記事は激減した。バランスが著しく悪くなったのです」

ある時期とは、いつなのだろうか。

まず、津田さんの論文の要旨をおさえておこう。2011年1月から2015年12月まで、大手全国紙5紙(読売、朝日、毎日、日経、産経)が子宮頸がんワクチンに関して報道した記事をすべて抽出する。
それを2人の医師が別々にすべて読み、それぞれ「ポジティブ」「中立」「ネガティブ」で評価する。

それとは別に、子宮頸がんワクチン報道のなかで、効果に関するキーワードが含まれている記事(有効性)、副作用やリスクに関するキーワードが含まれている記事(有害事象)、WHOなど専門家機構からの提言が含まれている記事に分類した。



2つの調査の傾向はきれいに一致する。2013年3月を境に、医師がポジティブと評価する報道は激減し、ネガティブもしくは中立と評価した記事だらけになる。予防の効果についての報道も減り、副作用などのリスクを取り上げる記事が圧倒的多数を占めるようになる。


2013年3月に何があったのか。津田さんは朝日新聞の1本の記事をあげる。東京都内の女子中学生について報じた記事だ。

「(ワクチン接種後)接種した左腕がしびれ、腫れて痛む症状が出た。症状は脚や背中にも広がり入院。今年1月には通学できる状態になったが、割り算ができないなど症状が残っているという」

この記事を契機に、副作用を問題視する記事が次々と報道された。そのなかには、接種した後、発作のようなけいれんを引き起こすこと、あるいは歩くことすら困難な姿を強調するものもあった。副作用を訴える声は、全国各地に広がっていくことになる。

それは「副作用」なのか?
津田さんはこう話す。

「予防接種後に腫れて、痛みやしびれが起きるということは珍しくありません。そして、それが脚などに広がる可能性もありえなくはない、と思います。しかし、計算ができなくなるという症状はワクチン接種後の副作用としては一般的には考えにくい」

副作用で考えにくいのは、けいれんも同じだという。

「思春期は心身ともに大きな変化がおきます。親子関係、友人関係、進路の問題など、知らず知らずにストレスが溜まっていることも多くあります。心がバランスを取るために、てんかんの発作のような症状を起こして、病院に搬送されてくるということも珍しくはありません。しかしこの場合、てんかんとは違い脳にはなんの異常もありません」

「ワクチン接種に伴う痛みなどをきっかけにこのような発作が引き起こされる可能性は十分にあります。しかし、それは注射の中身がワクチンでなくても起きる可能性がある。つまり、ワクチンの成分そのものとは関係がないのです」

注目される「ノセボ」効果
メディアの報道がネガティブに傾いたことで、ノセボ効果の引き金になったのではないか、と津田さんは指摘する。ノセボとはこういうものだ。

人間は、例えば飴玉を風邪薬だと思い込んで飲むと、身体にポジティブな効果がでることがある。これをプラセボ効果という。薬だと認められるためには、プラセボ以上の効果を証明しないといけない。

ノセボはこの逆の現象だ。ある薬なり、注射を悪いものだと思いながら飲んだり、接種したりすると、本当にネガティブな効果、副作用がでてしまう。

「副作用を強調するネガティブな報道が強まったことで、ノセボ効果があったのは否定できないでしょう。これはメディアに副作用を報道するな、という意味ではありません」

「2013年時点で、私も副作用の可能性があるのではないかと心配しました。取り上げること自体は適切だったと思いますし、被害にあった当事者の声を取り上げることはメディアの果たす大事な役割の一つです」

しかし、問題はそのあとだ。

「本来、防げたはずのがん患者が増える」

時事通信

「ワクチン接種の有効性を証明するエビデンス(証拠)は積みあがっており、WHOからも接種を再開すべきだと提言がでています。これはまったくといっていいくらい報道されていない」

「報道のバランスが著しく悪くなっていったのです。科学的事実よりも、感情を揺さぶるエピソードが重視されている。今回のアメリカ大統領選で見られたのと同じ現象です」

その結果、起きたのはワクチン接種率の著しい低下である。北海道大学が、調査結果をすでに論文として発表しており、津田さんの論考でも取り上げられている。それによると、札幌市内の子宮頸がんワクチン接種率が約70%から0.6%まで低下してしまった。

「そもそも、どんなワクチン接種であっても日本では最終的にうけない、という選択肢が残っています。しかし、ワクチン接種率が著しく低下するということは、本来防げたはずの子宮頸がん患者が増えることを意味します。これが本当に望ましい社会なのかという点が問われているのです」


いまも続く論争の構図 波紋が広がるマウス実験を厚労省が批判
いまもなお、ワクチン接種の副作用が報道され、因果関係の有無を中心に論争が続いている。しかしその構図は、大多数の専門家が一致した見解をとるなか、一部の研究者が「因果関係がある」と主張している、というものだ。

大多数の専門家はエビデンスをもとに「接種した本人にも、社会全体にも利益があり、それはリスクを上回る」と主張する。

これに対し、一部の研究者は「被害者に寄り添い」因果関係があると主張する。その根拠につながる、として注目された研究がある。

ワクチン接種が副作用を起こす仕組みの解明につながる、として信州大の池田修一教授を中心にした厚労省研究班が発表したマウス実験だ。研究班は、子宮頸がんのワクチンを接種したマウスにだけ脳に異常があった、という結果を公表した。

しかし、ほどなくして、この結果に研究不正があるという月刊誌からの指摘をうけて、信州大は調査を始める。調査の結果、研究不正は認定しなかったものの、発表した内容について「マウス実験の結果が科学的に証明されたような情報として社会に広まってしまったことは否定できない」と批判的な内容が盛り込まれた。

厚労省は「池田氏の不適切な発表により、国民に対して誤解を招く事態となったことについての池田氏の社会的責任は大きく、大変遺憾に思っております」とコメントを公表した。

池田氏は各メディアに対して「捏造も不正もなかったことを実証していただき、安堵した」とコメントをしているが、「反省や謝罪の言葉はなかった」(読売新聞)という。

津田さんの見解。「そもそも実験に使ったマウスは1匹だけであり、それも脳への影響を調べる研究でもなかった。わかりやすく例えます。サイコロが2つあり、1回目にゾロ目がでたとします。この事実をもって、これはいつでもゾロ目がでるサイコロです、と断定したように言うのは適切でしょうか?」

「エビデンスにも重みがあります。子宮頸がんワクチンについて、人に接種して得られたデータと、マウス1匹のデータでは重みが全然違うのです」

「副作用」を訴える患者の救済が見落とされている

津田さんは、一連の論争のなかで見落とされている問題がある、と指摘する。それは「副作用」を訴える患者の救済だ。


「副作用を訴える方のお話を聞いていると、いまの医療システム、縦割りの制度の狭間に落ちてしまったのではないか、と強く思います。思春期は小児科と大人の医療の間の時期であり、専門性が必要な領域です。それにもかかわらず、思春期特有の症状についての理解は医師の間でも進んでいない」

ワクチンを接種した後、子供が体調を著しく崩した。
病院を探して、右往左往した。これ自体は否定できない事実だ。因果関係の有無は、エビデンスの積み上げ、科学的な論争である程度は決着する。

「大事なのは、目の前の子供が治ること」
「しかし、それと、子供たちをどうやって治したらいいのかは別の問題です。
私は心身両方のサポートが必要だと思います。多くのご家族にとって、大事なのは、因果関係を教えてほしいというものではなく、目の前の子供が治ることですよね」

「心のサポートはエビデンス一本槍ではうまくいかないでしょう。
個別の成功事例の共有は親御さんや本人にとって大きな力になるはずです。私は副作用とされている症状から治った、という人の話を伺うこともありますが、そうした声はなぜだか、ほとんど報道にでてきません。」

そして、津田さんは科学的な医療のあり方と、人の感情とのバランスに踏み込む。
予防接種にいったら、たいしたコミュニケーションもないまま機械的に注射をして終わった。そんな経験はないだろうか。

「診察でも、機械的に終わるのではなく、触診をいれる、会話を挟む。そんなちょっとしたことで、人の感情は変わります。安心されるんですね」

「いまの医者はエビデンスに基づく医療を、と教育を受けています。ワクチン接種によって、けいれんが引き起こされたり、計算ができなくなったり、といった副作用が起きるというエビデンスはありません。医師もエビデンスがないと、どうしていいかわからない、となる。これも現実です」

問い直すべき課題とは?
そんな現実の中で、あらためて課題として浮かび上がるのは、バランス感覚だ。人の感情にどうやって寄り添うのか、どうやって症状やエビデンスを伝えるのか。

「科学的な事実をおさえた上で、どう目の前の患者とコミュニケーションをとっていくのか。そこがおろそかになっていないか。現場で考えることも多いのです」

そして、こう問いかける。

「副作用問題が広がったのは、メディア、研究者、医療サイド……。それぞれに問題があったと思います。大事なのは狭間に落ちる人を、これ以上増やさないこと。そして、子宮頸がんの患者を、これ以上増やさないことです。得られる便益とリスクを比較して考えて、取りうる手段はなにか。なにができるのか。もう一度、問い直す時期にきているのです」








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凍死、熱中症死の1.5倍 年間1000人

2018年02月13日 00時52分42秒 | 医科・歯科・介護
共同通信 ニュース 大半は高齢者
2018年2月4日 13:08凍死 熱中症
 冬は屋内の凍死にご用心―。
熱中症の危険性は広く知られているが、低体温症による死亡(凍死)の方が、死者数は1・5倍にも上っている。
2010年以降はほぼ毎年、千人以上が犠牲となっており、大半は高齢者。室内で低体温症に陥った例が多く、背景に孤立や貧困もあるとみられる。

低体温症は、寒さで体の熱が奪われ、体の深部が35度以下になって全身に障害が起きる症状。重症化すると凍死する場合がある。厚生労働省の人口動態統計によると、00~16年の国内の凍死者は計約1万6千人で、熱中症の1・5倍に上る。

 山岳遭難など特殊な環境で起きると思われがちだが、屋内の発症例が非常に多い。
日本救急医学会の4年前の調査では、全国の救急医療機関など91施設に低体温症で搬送された計705人のうち、屋内での発症は517人と7割以上を占めた。患者の平均年齢は72・9歳で、高血圧や糖尿病、精神疾患などの病歴のある人が目立つ。
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2月の敢闘会 三味線演奏と民謡も

2018年02月13日 00時32分24秒 | 日記・断片
大森さんが敢闘会会長の時、「23人の出席が最高だった」と昨日、自身から聞く。
彼は移転して、別の組織(中央タウン)に移る。
そして春田さんが会長となり、今年1月の敢闘会は50名が参加した。
会員数の倍の友人、知人が参加した。
広く、地域に呼びかけセミナー形式にした企画も良かった。
2月の敢闘会には、三味線演奏と民謡でゲストを招く予定だ。
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あるがままのリアル

2018年02月13日 00時22分07秒 | 社会・文化・政治・経済
坐していては何も得られない。
人生の壁は自分で突破するしかない。
願っているだけの横着な生活ではなく、
正しい人生の軌道に乗る日々の実践。
それが戦いの哲学なのだ。
自身の心を磨くほどに輝きを増すはず。






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人の前に灯りを灯す

2018年02月13日 00時06分47秒 | 社会・文化・政治・経済
どういう自分になろうとしているのか
この人生で何を成し遂げたいのか
それをできるだけ具体的に心に描く
はるかに遠く思われた夢を引き寄せる
どんな困難な挑戦も成し遂げられると道を歩み出す
それが青春でもある
励まし、励まされる人生でもある
人の前に灯りを灯す
人知れず努力を積み重ねる友の姿
諦めずにここまで来てよかったと語る友も
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