前夜の疲れを少し残しながら、5/20(土)8:00に相方のID先輩を拾ってサンクス東雲店を出発、いつもの通り志和ICから山陽道に乗り東へ。
運転を交代しつつ、淡河PAのセブンイレブンで昼食を購入して走行中の助手席で喫食。(時短のため)
神戸JCTから中国道に入り、12時過ぎに大阪府吹田市の万博記念公園を通過。
「太陽の塔」!
(これまで何度も撮影にチャレンジし、やっとうまく撮れた!)
吹田JCTから名神高速に入ってさらに東進、小牧JCTから中央道へ。
どんどん北上して岡谷JCTから長野自動車道に入り、すぐの岡谷ICで高速道を離脱。
今日の目標は群馬県だが、まだ長野県で高速を降りるのだ。(減費のため)
岡谷IC交差点を右折して国道20号線を少し走り、左折して国道142号線(いわゆる中山道)を北上。
どんどん登っていき、「”男のロマン”旧道での峠越え」を断念して「新和田トンネル有料道路」を620円払って通行。
日が傾く中さらに東進して佐久南ICから中部横断自動車道(無料区間)に乗り、浅間山を眺めつつ佐久小諸JCTから上信越自動車道を東京方面へ。
軽井沢を抜けて群馬県に入る。自身にとって初めての群馬県侵攻だ。
妙義山(「妙義ナイトキッズ」で有名!)を右手に見つつ東進、藤岡JCTから関越自動車道に入り、新潟方面へ北上する。
ここは群馬県高崎市、「その日の日本一最高気温」がよく報道される夏は近寄りたくない街だ。
夕暮れの中、右手に赤城山(「赤城レッドサンズ」で有名!)、左手に榛名山(「秋名スピードスターズ」で有名?)を眺めつつ北上。
新潟県に入る少し手前の沼田ICで高速を離脱、"日本ロマンチック街道"こと"上州沼田とんかつ街道"こと国道120号線を5分ほど東進し、まずはアテゴンのお食事のためにENEOS沼田SSでセルフ給油。
852km走行して41.5L給油、燃費は20.5キロとまぁまぁだ。
何より、広島でリッター111円の軽油満タンで出発したが、山中の群馬県なのにリッター107円と安い。なんで?
とっぷりと日が暮れた中、さらに10分ほど東進して本日の目的地「道の駅白沢」へ到着。
レストランのラストオーダーが20時だが、無事19時過ぎに到着し、まずはレストランへ。
"地元名物しか食わない"がポリシーの私は地元奥利根のもち豚「味噌カツ定食」を注文。
(味噌カツといえば"名古屋めし"のイメージだが・・・)
メニュー写真とほぼ同じ感じの実物を賞味した。
※右側のビールについてだが、もうこの日は車を動かさないので呑んでも問題無し!
ちなみに食事場所は「木漏れ日の間」といい、壮大な河岸段丘を見渡せる絶景ポイントらしいのだが、すでに窓の外は真っ暗・・・。
このあとは「望郷の湯」に浸かり、準備をして車中泊。22時に就寝。
相方ID先輩は一人用テントを張ってご就寝。
翌5/21(日)4時に起床、5時前に最寄りのファミリーマートで朝食&行動食&昼食を購入、再び道の駅に戻って朝食&準備。
相方ID先輩のテント撤収の間にぶらり。
出発準備を整えたアテゴン。
望郷の湯の外観。
立派な造り。ここのメインは温泉なんだろうなぁ。
北を見れば、武尊山(ほたかやま)が見える。
残雪たっぷりで当分は登山に命の危険を伴いそうだ。いつかは登るのだろうけど。
沼田ガイドマップ。
地図の中央に「道の駅白沢」があり、その右の方に今回の目的山の「皇海山(すかいさん)」があるのだが・・・
栗原川林道?
「国道から入って、ちょっと長めの林道を走って登山口へ行く」とは聞いているが、名前の付いた林道だし、百名山登山口につながっているから、まぁ大丈夫だろう。
6時に出発、"日本ロマンチック街道"国道120号線を朝日に向かって東進。
利根町で国道から外れる。
ここは"東洋のナイアガラ"「吹割の滝」で有名なところだ。
そして遂に、栗原川林道に入る。
ええっ!? ちょっと待って!
舗装はほんの一部で、わだち掘れ&段差多数、至る所に尖った石が突き出し、225/45R19のブリジストントランザはパンクどころかバーストの危険があったが、アテゴンはスペアタイヤを不搭載。
万が一の場合はJAFを・・・と、携帯電話はドコモでも圏外。
私は、路面の凹凸を見極めるためフロントカメラをONにし、危険物を見極めるため近くが見えるようにアイポイントを5cm上げて徐行前進!
おっと!
あらら?
おおーっ!!
やばっ!
あわわ!!
うーん・・・
う・・・
・・・・・・着いた。
約20kmを1.2時間で走り切った。
疲れた・・・。
あの空前絶後の悪路をまた走らなあかんのか・・・・・・。
げんなり。
しかし!
本番はこれから。登山グッズを身にまとい、7時45分に登山口へ。
なになに、山岳遭難多発注意?
ふむ、何かあったら沼田警察署へ電話すればいいのか。
・・・って、ドコデモドコモが圏外やんけ!
と思ったら登山道の途中からは電波が届くらしい、と近くの看板に記載あり。
さすがはドコモ!
次はなになに、
クマ出没?
なーに、クマ避けの鈴を2個付けてるから大丈夫。
(1個は北海道黒岳で買った”ヒグマ用”、もう1個は石川県白山で買った"ツキノワグマ用"。)
車でも登れそうな楽々道を進んでいくと、前方にも後方にも人がいない。
あれ? 登山口からしばらくは、人が居たのに?
まさか、と思ってウエストバッグから「NEXUS7」を取り出し、電源を入れてGPSの測位を待つ。
・・・来た。
・・・あれ?
登山道から離れている、というかどんどん離れて行ってる?
これは戻るしかない。
どこで間違えたのやら・・・。
あ、左右にまたがるロープがある?
さっきは何気なくくぐってしまったが、「ここから先へ入ってはダメ」の合図じゃん。
むむ、約20分のロス。
今回は何かとアクシデントがあり、イヤな予感が・・・。
気を取り直して、"本当の"登山口へ!
登り始めて40分で、最初の残雪発見。
なんのなんの、軽アイゼンなど全く不要!
さらに進むと、
また「山岳遭難多発」?
「手元足元注意」?
たしかに、登山道というよりは"崩落路"の方がふさわしいが。
(本当の)登山口から1.5時間、
標識が倒壊している・・・。
この山は本当に百名山??
またまたまた「山岳遭難多発」か。
今回は単独行動ではないし、"引き返す勇気"って言っても、どうせまた"あの"空前絶後の悪路を戻らなあかんからなぁ。
さらに1時間進むと、皇海山名物(?)の青銅の剣が。
明治26年に奉納されたとのことだが、山頂から少し手前にポツンとあり、デザインも含めて、いまいちありがたみが・・・。
そしてすぐに山頂到達。10:45。
「皇海山(すかいさん)」。
群馬県沼田市と栃木県日光市にまたがる標高2144mの火山。
山頂からの眺めは、
ということで、なかなかのブラインド眺望だ。
まだ春なのでこれくらい見えるが、夏になるともっと葉が生い茂るらしい。
登山口までの林道とこの眺望、皇海山の人気の厳しさを実感。
昼食のチョコチップスナックを摂り、11:15に下山開始。
途中で"本当に遭難者が多発している"「鋸山(のこぎりやま)」を望む。
この日も分岐点に荷物を置いて命を懸けて登る方々が多数いらっしゃった。どうかご無事で・・・。
臆病な我々はまったく意にも介さずにまっすぐ帰途に。
13:30に無事登山口へ戻ってきた。
登山開始時に取り忘れた「アテゴンとオレ」写真を撮って、着替えて、トイレにも行って、さあ、空前絶後の悪路を戻るぞ!
一度通ればどこがヤバいかが分かるので、往路に比べれば復路の緊張度は半分以下。
名物の「石のトンネル」もパチリ。
1時間で無事に栗原川林道を走り切り、観光客であふれかえる吹き割の滝から国道120号線へ。
交通量の多い日本ロマンチック街道(上州沼田とんかつ街道)を西進、沼田ICから関越道に乗り、赤城高原SAにて「頭文字Dクッキー」を土産に購入。
上越道~新和田トンネル~中央道、と来た道を戻る。
すっかり日の暮れた19:30、駒ケ岳SAに寄ってレストランこまがねで「信州牛の焼き肉御膳ワイン風味」(1380円)を食す。(地元名物しか食わない!)
腹が膨らんでちょっと眠い中、中央道~名神高速~多賀SAに21時に到着。
車中泊の準備を整え、レストイン多賀のお風呂に550円支払って入浴。
夜風にあたって体温を下げて、23:00に就寝。
相方のID先輩は、850円(MAX6時間、入浴料込み)で休憩室にて(カラフルな方々と雑魚寝で)ご就寝。
5/22(月)は4時に起床、SA内のファミマで中日スポーツを購入してナゴヤドームでの首位広島との3連勝記事をニヤけながら読んだ。
5時に多賀SAを出立、朝日を背に名神高速を西進、宝塚ICの通勤ラッシュをかわして、西宮名塩SAに6:30に到着。
レストランで「官兵衛の朝ごはん」を食べるつもりだったが7時開店を待たずに、フードコートで朝食。
地元名物「牛肉のカレーうどん」を食す。(朝からカレー・・・)
7時過ぎに出立、山陽道を西進して12時にサンクス東雲店へ到着、無事に帰宅。
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