守田です。(20120606 16:00)
明日に向けて(478)で福島県民による原発事故・被害拡大責任者を相手取った告訴の
準備が進められていることを紹介しましたが、6月3日の締め切りまでに、なんと
1301人の告訴人が集まりました。すごい!5月上旬でもまだ300人代、僕が
お知らせした5月31日でもまだ700人ぐらいだったのに、急速に数が伸びました!
県民の怒りの声をとりまとめてくださった告訴団のみなさまのご尽力に拍手を送り
ます。同時に第二次告訴にむけて熱い決意が沸いてきます。ありとあらゆる手段を
使って、全国から(全世界から?)怒りの声を集めましょう。
僕は常々怒りには二つの種類があることを強調しています。一つは個人の恨みから
発するもの。私憤です。もう一つは社会的正義にのっとったもの、公共的憤慨=公憤
です。私的怒りはできることならしずめた方が良い。私憤はたびたびわが身を焼き
尽くす業火にもなりうるからです。
しかし公憤は、けしてあいまいにしてはならない。正当に怒りをうたわなければなら
ない。この領域ではけして優しくあってはなりません。いや人間的愛情や優しさを
大事にすればこそ、社会的悪を見過ごしてはならないのです。悪を正すことは社会的
な尊い義務です。公憤はそれほどに重要なものです。
告訴人になることを決意した福島県民1301人は、私たちの国の中での公憤の発露
の道筋をつけてくれました。なんとしてもこれに続きましょう。ぜひとも第二次告訴
において、歴史に残るような大告訴団を作り出しましょう。僕も今後の講演の折に
必ずこのお話を付け加えることにします。
以下、6月11日の告訴状提出にむけて、報道関係者にむけて出されたお知らせを
転載します。取材可能な方はご参加いただきたいですが、場所が福島市内の信夫山
のそばで、線量が高いところであることが明記されています。取材の場合は、被曝
防護対策を十分に施しておのぞみください。
*********
福島原発告訴団 第一次告訴のお知らせ
報道関係者のみな様
「福島原発告訴団」は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により
被害を受けた住民で構成し、原発事故を起こし被害を拡大した責任者たちの
刑事裁判を求め、福島地方検察庁へ告訴を行います。
来たる6月11日、福島県内1301人の告訴人による告訴状を提出いたします。
終わらない原発事故の責任に対する私たち被害者の声を聴いてください。
ぜひ取材にお越しください。
6月11日 (月)
12:30集合:福島市市民会館* 第2ホール
13:00出発:福島地方検察庁へ全員で徒歩移動
13:30告訴状提出:福島地方検察庁
(弁護団・団長・副団長・各地区代表)
14:30記者会見:福島市市民会館第2ホール
15:00頃「告訴報告集会」:同所
16:15頃 閉会
*福島市市民会館・・・・・福島市五老内町3-1 TEL024-535-0111
※福島市の中でも信夫山の麓の線量の高めのところであるため、被曝防護にご注意ください。
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「福島原発告訴団」 ブログ福島原発告訴団(累計35000ページビュー超)
住所〒963-4316田村市船引町芦沢字小倉140-1
メール1fkokuso@gmail.com TEL080-5359-7279
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★告訴宣言 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_17.html
★陳述書記述例として、何通かの実際の陳述書を読むことができます。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_07.html
★週刊金曜日に連載されている「福島原発告訴団の想い」がネット公開されています(連載は7回までの予定です)。
第1回武藤類子さんhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120511-00000302-kinyobi-soci
第2回浅田眞理子さんhttp://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=1972
第3回人見やよいさんhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120525-00000302-kinyobi-soci
第4回片岡輝美さんhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120531-00000302-kinyobi-soci
以下は、告訴団に共感を寄せていただき、紹介してくださっている記事です。
★明日に向けて http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/1b7dc53e218c2ff2236505fc4447dc9c
明日に向けて(478)で福島県民による原発事故・被害拡大責任者を相手取った告訴の
準備が進められていることを紹介しましたが、6月3日の締め切りまでに、なんと
1301人の告訴人が集まりました。すごい!5月上旬でもまだ300人代、僕が
お知らせした5月31日でもまだ700人ぐらいだったのに、急速に数が伸びました!
県民の怒りの声をとりまとめてくださった告訴団のみなさまのご尽力に拍手を送り
ます。同時に第二次告訴にむけて熱い決意が沸いてきます。ありとあらゆる手段を
使って、全国から(全世界から?)怒りの声を集めましょう。
僕は常々怒りには二つの種類があることを強調しています。一つは個人の恨みから
発するもの。私憤です。もう一つは社会的正義にのっとったもの、公共的憤慨=公憤
です。私的怒りはできることならしずめた方が良い。私憤はたびたびわが身を焼き
尽くす業火にもなりうるからです。
しかし公憤は、けしてあいまいにしてはならない。正当に怒りをうたわなければなら
ない。この領域ではけして優しくあってはなりません。いや人間的愛情や優しさを
大事にすればこそ、社会的悪を見過ごしてはならないのです。悪を正すことは社会的
な尊い義務です。公憤はそれほどに重要なものです。
告訴人になることを決意した福島県民1301人は、私たちの国の中での公憤の発露
の道筋をつけてくれました。なんとしてもこれに続きましょう。ぜひとも第二次告訴
において、歴史に残るような大告訴団を作り出しましょう。僕も今後の講演の折に
必ずこのお話を付け加えることにします。
以下、6月11日の告訴状提出にむけて、報道関係者にむけて出されたお知らせを
転載します。取材可能な方はご参加いただきたいですが、場所が福島市内の信夫山
のそばで、線量が高いところであることが明記されています。取材の場合は、被曝
防護対策を十分に施しておのぞみください。
*********
福島原発告訴団 第一次告訴のお知らせ
報道関係者のみな様
「福島原発告訴団」は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により
被害を受けた住民で構成し、原発事故を起こし被害を拡大した責任者たちの
刑事裁判を求め、福島地方検察庁へ告訴を行います。
来たる6月11日、福島県内1301人の告訴人による告訴状を提出いたします。
終わらない原発事故の責任に対する私たち被害者の声を聴いてください。
ぜひ取材にお越しください。
6月11日 (月)
12:30集合:福島市市民会館* 第2ホール
13:00出発:福島地方検察庁へ全員で徒歩移動
13:30告訴状提出:福島地方検察庁
(弁護団・団長・副団長・各地区代表)
14:30記者会見:福島市市民会館第2ホール
15:00頃「告訴報告集会」:同所
16:15頃 閉会
*福島市市民会館・・・・・福島市五老内町3-1 TEL024-535-0111
※福島市の中でも信夫山の麓の線量の高めのところであるため、被曝防護にご注意ください。
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「福島原発告訴団」 ブログ福島原発告訴団(累計35000ページビュー超)
住所〒963-4316田村市船引町芦沢字小倉140-1
メール1fkokuso@gmail.com TEL080-5359-7279
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★告訴宣言 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_17.html
★陳述書記述例として、何通かの実際の陳述書を読むことができます。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_07.html
★週刊金曜日に連載されている「福島原発告訴団の想い」がネット公開されています(連載は7回までの予定です)。
第1回武藤類子さんhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120511-00000302-kinyobi-soci
第2回浅田眞理子さんhttp://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=1972
第3回人見やよいさんhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120525-00000302-kinyobi-soci
第4回片岡輝美さんhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120531-00000302-kinyobi-soci
以下は、告訴団に共感を寄せていただき、紹介してくださっている記事です。
★明日に向けて http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/1b7dc53e218c2ff2236505fc4447dc9c
第二次で参加します。
未だに国も東電も責任を認めていません(一応の謝罪はしましたが)
責任の所在を明らかにするための第一歩になることを期待したいです。