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頚肩腕障害 

2009-04-08 | 手話
腰痛・頸肩腕障害の治療・予防法 (働く者の労働安全衛生入門シリーズ)
垰田 和史
かもがわ出版

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 地域で活動を続けている手話通訳者の頸肩腕障害を「職業病」として認めるようにとの運動が提起されています。
 私は積極的にこの問題に取り組む必要があると思います。今回の提起にも賛同します。

 手話通訳者の職業病としての頸肩腕障害が初めて問題提起されたのは1984年です。すでに25年が経過しています。
私は25年もたって未だに頸肩腕障害が手話通訳者に多発し続けていることに対しては、手話通訳を利用している人は勿論、通訳者の当事者組織である全通研や、手話通訳士協会の取り組みがなかなか進んでいない処に問題が潜んでいるのではないかと思っています。
 個人的な予防つまりストレッチ体操などだけでは限界です。

 他の職種であれば 職業病が多発してくれば もっと組織的に取り組み 雇用主や厚生労働省に対して働きを強めるのではないでしょうか。手話通訳士自身の権利意識の弱さ、仕事への誇りの薄さ…。

 これは勿論、その一員として働いてきた私自身の反省でもあります。
 
 何よりもまず、手話通訳者の自立・自律が必要でしょう。
 
コメント
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