「家来白菜」こういう中国名も入れてくれると勉強になる。「白菜と豚肉の辛子炒め」、これは珍しい料理。当然私の知識のなさであろうが、白菜を辛味炒めする料理はランチでは食べた事は無い。これは逃す手はない。店内も空いている。入ってみた。なにせ30人弱の店舗、テーブルは10席程度しかない。もとは製麺所を底が経営している店。当然麺類は美味しい。
その経緯もあるのだろうが、ランチ4種のうち2種は麺を提供している事が多い。今日も「素交麺:季節の野菜麺」「拌麺:ごまだれ入り葱挽肉の合え蕎麦」いずれもそそられる。しかし、今日は、お腹が空いている上、白菜の辛味炒めと言う文字が忘れられない。定食とする。店内煮もボードでランチが書かれている。再度確認し注文。
水とボットがドンと置かれ、ご飯・スープ・ザーサイが先行して運ばれて来る。スープを飲んでみようと思うと、主菜が運ばれてきた。これが「白菜の辛味炒め」。美味しそうな一品。こういう料理に巡り会えたときはなにか幸せになる。ご飯は中ぐらいの器ではあるが上品な量。具だくさんの美味しいスープは十分出汁が利いた物。いつもながら美味しい。ザーサイが小量になったのが残念。
主菜は、当然白菜はいっているが、筍・ピーマン人参・木耳などが入っている。したごしらえされた豚肉をうまみがしみこんだあんで絶妙に絡めている。牡蛎ソースではない味わい。白菜の甘みを生み出している。おいしい。生の辛子が微妙な辛さを出して居る。食欲が増さないはずがない、どんどんご飯が消化されていく。すぐにおかわり。
2杯目は豪快に丼。皿に残ったアンも全て入れる。美味しい。お茶もよいが今日は水があう。それくらいほどよい辛さ・うまみがででいた料理である。最後はシンプルな杏仁豆腐で仕上げ、さっぱりしました。
「以前のイメージ」
萬来亭「上海」 045-664-0767 ブログ ブログ
600円(料理1品+スープ+ザーサイ+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)+おしぼり
萬来亭製麺所があった場所がある日突然,改修され「萬来亭」という上海料理店に変貌していたというのが私の実感である。中華街の多少はずれたところ(市場通りの東の端)にある。ワンフロアーの20名弱の小さな店舗である。現在でも麺類は,作っているようで店頭では販売もしている。従ってコース料理のようなものはメニューには無く,相談して決めていくといった感じのする店舗である。
この店のランチはまさしく「日替わり」である。2,3日続くこともあるが,ほとんどメニューが入れ替わっている。仕込み状態で変えているようである。隣に座った女性が「レバーが月曜に入るので週末にはない」といっていた。今日は連休明け,週の初めいわれてみれレバーの料理がある。
600円の3種のメニューが素朴に,ホワイトボードに書かれて,展示されている。私は,定食(ご飯もの)をランチと認定しているので,2種である。あと1種はさすが麺屋。日常800円ほどのつゆそばをデザート付きで提供している。「芝エビのピリ辛炒め」を注文してみた。時々この手のメニューチリソースと似たように仕上がってくる場合が多い。確認すれば,純粋な炒め物のよう。決定する。スープと漬け物,ご飯と料理の順に出てくる。この規模なので,1人の女性が切り盛りしている。愛想はないがなかなかてきぱきしている。スープは普通の具入り卵スープ。ご飯は小さい器ながらてんこ盛り。漬け物は「山クラゲとタケノコ」である。いずれもおいしい。メインのエビはぷりぷりしていておいしい。唐辛子の辛みもほどよく具となじんでいる。キューリが炒められていたが,歯ごたえが残りちょうど良い仕上がり。キノコ・人参なども混じっている。1センチほどに切られた長ネギが非常に良い具合に炒められている。味付けは素朴さを残す家庭料理といった感じである。
ランチ例)A芝エビのピリ辛炒め Bレバーの炒め物 Cタンタン麺
(市場通りでも南のはずれ,開帝廟通りをまたぎます)
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