久々に入店してみた。以前は開店間もないころ「味に惹かれて」数回訪れたことがある。いつも気になっているがなかなか入れずにいた。現在600円のランチを再探索中。その中にこの店も含まれた。600円となれば税金を考えなければ500円台ランチ。店の姿勢にはうれしい。
ランチは開店当初からの考え通り、定食2品・麺もの2品である。それもなかなか魅力的名ものが並ぶ。冷やし中華なども時々あるが、本日は「拌麺(ごまだれ冷やし麺)」迄ある。得意の担々麺までが600円で提供していた。麺ものをランチでたべるのであればおすすめの店である。
しかし、私は定食派。「芝蝦と三種野菜の炒め物」を注文する。そうなればもう一品の「回鍋肉」も気になる。満席の店内は、ランチを注文。①担々麺②回鍋肉である。濃厚に仕上げられた回鍋肉は健在。食べている人がうらやましく思えた。首を180度左右に動かしても、「芝蝦と三種野菜の炒め物」はない。
いつも通り、「スープ」「ご飯」「漬けもの」が運ばれて来る。この店ではこうなるとすぐに料理が提供される。しかし、今日はなかなか出てこない。スープはわかめと卵のスープ。十分だしが利いている。漬けものは、変わることが多くザーサイでは無いので期待している。今日は、「一夜漬け」。どちらかと言えば中華風ではない。
混んでいる性であろうか今日はなかなか出てこない。待っている間にお腹がすいていたのでご飯を半分ほど食べてしまう。当然スープも飲み干す。5分ほどして料理が出できた。別な客と一緒に作ったらしく、順番が動いていた。スープを下げたと思ったらもう一杯入れてくれた。何も言わないのにこのサービスはうれしい。
メインディッシュは彩りも良く、見た目にもおいしそう。ほどよくあんでまとめられている。中国野菜・キノコがふんだんに入っている。あっさり味。当然蝦も大きくぷりぷりしている。6尾ほど入っていた。ご飯にかけて食べるのが流儀。スプーンが無かったので所望する。
すぐにご飯が無くなりおかわりを頼む。なんと出されたものは申し訳程度のご飯。非常に寂しい。何となく気になっていたのだが、開業以来愛想が良かった女性が、今日は何か事務的。常連客らしい客には愛想を振りまくが、他の客とは会話等もない(私の会計の際には金を受け取るのみ)。
デザートは、シンプルな「杏仁豆腐」。さっぱりさせてくれた一品でした。
萬来亭 http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14000669/
「以前のイメージ」
萬来亭「上海」 045-664-0767
600円(料理1品+スープ+ザーサイ+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)+おしぼり
萬来亭製麺所があった場所がある日突然,改修され「萬来亭」という上海料理店に変貌していたというのが私の実感である。中華街の多少はずれたところ(市場通りの東の端)にある。ワンフロアーの20名弱の小さな店舗である。現在でも麺類は,作っているようで店頭では販売もしている。従ってコース料理のようなものはメニューには無く,相談して決めていくといった感じのする店舗である。
この店のランチはまさしく「日替わり」である。2,3日続くこともあるが,ほとんどメニューが入れ替わっている。仕込み状態で変えているようである。隣に座った女性が「レバーが月曜に入るので週末にはない」といっていた。今日は連休明け,週の初めいわれてみれレバーの料理がある。
600円の3種のメニューが素朴に,ホワイトボードに書かれて,展示されている。私は,定食(ご飯もの)をランチと認定しているので,2種である。あと1種はさすが麺屋。日常800円ほどのつゆそばをデザート付きで提供している。「芝エビのピリ辛炒め」を注文してみた。時々この手のメニューチリソースと似たように仕上がってくる場合が多い。確認すれば,純粋な炒め物のよう。決定する。スープと漬け物,ご飯と料理の順に出てくる。この規模なので,1人の女性が切り盛りしている。愛想はないがなかなかてきぱきしている。スープは普通の具入り卵スープ。ご飯は小さい器ながらてんこ盛り。漬け物は「山クラゲとタケノコ」である。いずれもおいしい。メインのエビはぷりぷりしていておいしい。唐辛子の辛みもほどよく具となじんでいる。キューリが炒められていたが,歯ごたえが残りちょうど良い仕上がり。キノコ・人参なども混じっている。1センチほどに切られた長ネギが非常に良い具合に炒められている。味付けは素朴さを残す家庭料理といった感じである。
ランチ例)A芝エビのピリ辛炒め Bレバーの炒め物 Cタンタン麺
(市場通りでも南のはずれ,開帝廟通りをまたぎます)
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