
そういえば2年ほどご無沙汰しているのかもしれない。何かちょっと豪華なランチを食べてみたく、前を通る。今日も2種の料理がつくランチが提供されていた。それに焼売もつくのだから、850円もやむなしと思える。ところが入口の看板に650円。通常の定食スタイルが出ていた。今まで華都飯店ではこのようなランチは知らなかった。すぐに心変わりをする。
相変わらず豪華な彫り物が壁に、間仕切りに施されている店内。なにかホットする。以前のある程度の店舗はこのように装飾を施されていたような気がする。最近はなかなかこのような店舗は少なくなりつつある。その空間で650円のランチだから「ザーサイ」「デザート」「小量」は許さざる得ない。私の印象は料理の量が少ないと言うこと。さて今日はどうか。
やはりトレーに乗せらた「八宝菜」一気に出される。一気と言っても①ご飯②スープ③ご飯だから何か社食のような雰囲気。やはり取り皿のような器に入れられた料理は寂しい。4種あるランチは、作り置き(以前は作り置きの物もあった)ではない。オーソドックスな物が多いのかもしれないが、週替わりで提供されるらしい。
ご飯・スープの大きさから想定すれば料理の量は想定できる。しかし、そこは「高級中華料理・華都飯店(箸入れに記載されている)」、おいしい物であることは間違いない。大切に量を気にしながら食べ始める。細かな玉子で仕上げたコーンスープも美味しい。ここまで来るとやはり最低でも「ザーサイ(漬けもの)」はほしいところ。ここまでコストパフォーマンスを考えなくてもよいのでは。
850円と高いが、華都飯店のランチを楽しむのであれば、この日代わりランチず良いであろう。加えてメニューを確認すれば、6種の「麺」「ご飯もの」が700円で食べられる。そうなると多くのバリエーションがある華都飯店。侮れない。加えて「ファミリーコース」。人数で料理数が変わる物が、一人200円程度で可能。贅沢を望まないのであれば、良いコースかもしれない。以前はコースを多くの人数で頼めばこのように、料理が増えたもの。現在は、大通り廣東飯店ていどしか無くなったかもしれない。
「以前のランチのイメージ」
華都飯店「北京」 045-641-0335 ブログ ブログ
850円(料理2品「小盛り」+シューマイ「大2」+ザーサイ+スープ「中」+ご飯)+おしぼり
いよいよ,ランチも700円台も無くなってきた。美味しい店は何度か行くが,行っていない店にも行ってみたいものである。こうなれば,ある程度高くても我慢せざる得ない。しかし,中華街の場合値段と味は比例していないので,価格の問題ではないような気がする。
どうせ行くなら,割安感の感じる店。2品シリーズをねらいたい。中華街関帝廟通りの入り口(石川町から見て)にあたるところに,重慶飯店と競うように大きな構えの店がある。「華都飯店」である。毎回のように見ていたが,価格が850円というので敬遠していた(デザートも付かない)。本日歩いている内に雨足が強くなり,決心した次第である。
店の内部は,インテリアに凝った雰囲気が感じられるが,だいぶ建てられて経過しているものか豪華とまでは行かない。不思議なのは机のレイアウト。円卓・角テーブルがランダムに並べられている。窓際の席は落ち着くが内部の席は何か不思議な雰囲気がする。まあこれも店の個性良しとしましょう。店に入れば,美形の女性(2名)が中心にてきぱきと働いている。従業員らしい中年女性は1名居た。いずれにしても丁寧な応対(ご飯のお代わりをすると,小さな盆に乗せて持ってくる)である。いらっしゃいませの声と共に,すぐ席に案内され,おしぼりが出される。
次にうれしいのは,磨き込まれたポットにたっぷりのジャスミン茶が入れられてくる。湯飲みは小さな器。私の最も望むタイプである。しかし,ランチは社員食堂のようなオレンジ色のプラスチック製の盆に乗せられて一気に出てくる。スープは中ぐらいの器であるが,2品といっても取り皿級の大きさに入れられてくる。期待していただけに,がっかり。「揚げ鳥の中華あんかけ・五目うま煮」を注文したが,うま煮は作り置きであることがありありとわかる味。まして温い状態(バイキング以外はアツアツ・できたてを食べたい)。鳥が揚げたてだったのは救いである(揚げすぎであろう堅かった)。味付けはしかりしていて美味しいのに残念である。スープも具だくさんのもの,美味しい。もう一つの救いは,大きめの自家製シューマイ2個。多少混ぜ物の味もするが,ボリューム満点。返す返すも残念なのは,850円のランチとしては及第点を出せないセットである(料理の量・デザートなし)ことである。
お茶代と高めのサービス料が加算されていると思えば良いのだが・・・。せめて主菜にもう少しボリュームがあり,デザートは付けるべきであろう。ザーサイに白ネギ絡ませる細工や消費税を取らない配慮がある店にしては残念である。
ランチ例) 10数種のメニューが日替わりで提供
揚げ鳥の中華あんかけ・五目うま煮。1セットのみ(日替わりであるが代わり映えしない)
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