
聞けばどうも仲の良い関係らしい。ある程度で店を返してもらうという約束で、壮記が新錦楼から借りていたらしい。理由等は離してくれなかったが、無事返還と言うことになったらしい。大半の従業員はそのまま働いているようである。
ランチは様変わり8種ほどあったビリ辛(激辛)メニューは姿が浮くなり、この日は定番メニューが並ぶ。4種ほど。定食が2種(麻婆豆腐・酢豚)。定番の酢豚を頼んでみる。以前愛用していたカウンター席は、使わなくなったのかもしれない。荷物置きになっていた。
おしぼりも出されるようになった。ザーサイもつく。スープは具だくさんのわかめスープ。美味しい。出された料理のぶんょうは十分なもの。サービスの女性が中国語で「多いのではないか」と聞けば「サービス・サービス」と料理人は答えていた。
シンプルな野菜ではあるが、適度にはいった逸品。肉の量も十分。残念なのは、私にとっては多少甘すぎる感じがする。そして「ビリ辛感」。多少は加えてほしかった。最初からスプーンもついてるので、とりわけしやすい。やはり以前の新錦楼の雰囲気はでていた。
新錦楼の前が錦江飯店「四川・海鮮」。どちらも私にとっては、印象の強い店であった。たぶん親族の経営にもどったのであろう。2階を主に切り盛りする壮年の男女は、何か錦江の感じのする方でした。
気持ちではあるが「デザートもつく」。今後のランチにしたい。
「以前のイメージ」
錦江飯店「四川・海鮮」 045-663-1696 200306閉店
630円(料理1品+スープ(大)+漬け物(大根キムチ)+ご飯+デザート「大」)+おしぼり
本当に良い店に入った。以前より入りたかった店なのだが,どんぶり物がランチの主流なので遠慮していた。特に「肉バラ煮丼」を主流としていたので,足が遠のいていた。しかし,本日(正確には昨日)別メニューのランチが出ていた(昨日大雨,雨日だけかと思って訪ねてみれば,本日もでている。) ほっとして,店頭に自転車を置くことを伝え,店内に入る。気の良いばあちゃんが,きびきび動く。ランチでもあまり食べられないものを選ぶのが,私の習性。「蜂の巣とニンニクの芽炒め」を迷わず注文する。蜂の巣は内蔵。結構,美味しい(謝甜記2で十分下ごしらえをした物を食べていたせいもある) 。しかし,出てきた料理は下ごしらえが悪く,臭みがひどい。ニンニクの芽と合うと一層すさまじい。2,3口くちにしたが,その後は食べられない。先ほどのばあちゃんに,別メニューの「鶏肉の甘味噌炒め」を追加注文する。察したようで,厨房で中国語で何や口論している。すぐに,一品が手で来る。ランチもいろいろ食べたが,ボリュームは最高。最近中華街でも多くなっている小皿(2~3人分)に十分匹敵する量。椎茸・筍・キノコ・葱・中国キノコ・人参等数え切れないほどの,具がアレンジされてある。これでもとが取れるのであろうかという,一品である。
最初に戻れば,この店は各机におしぼり・取り皿・レンゲ・箸が十分準備されてある。それでも着席すれば,ばあちゃんがおしぼりの袋から取り出して渡してくれる。心憎い。ランチを頼んでも,ポットに一杯入ったお茶が,十分に飲める状態となっている。注文は奥で中国語に翻訳され,料理人に伝わる。あっという間に料理されだされる。すばらしい雰囲気。最初の注文は私のミス(ハチノスの炒め物を頼んだが、処理が十分でなく内臓臭が強く、食べれられない。ひと箸で残す。)。次に頼んだ甘み味噌は絶妙。申し分ない。スープは大きめの器で出される。後から来た二人連れには,中華どんぶり一杯はいっていた。またこれが具だくさんで美味しい。漬け物も,自家製であろう大根のキムチ漬けがふんだんに提供される。極めつけは,デザートである。オレンジ2個分はあると思われる量が皿一杯に盛られてでてきた。体調が悪いせいもあったが,特にこのデザートが気持ちよかった。
料理を残したことを詫び会計をする。料金は630円,追加した料理の分を請求しない。私のミスだとといっても,いいという。何という肝っ玉。感謝して店を出る。お任せメニューでいつかディナーをしてみたいところである。
中華街ではいろいろな店がある。このような家庭的な店が残っていることが,ありがたい。ご飯は,茶色くなった,美味しく無い物であったが。このばあさん(何度も失礼,おばさん)の心遣いが疲れきっていた私には,非常にありがたかった。間口2件ほどの小さな暖かい店。中山路には,非常に良い店が多い。謝謝・・・。
ランチ例)
A麻婆豆腐 B麻婆茄子 C蜂の巣とニンニクの芽炒め D鶏肉の甘味噌炒め Eラーメン+炒飯
その他650宴円からいろいろなメニューが準備されている(ランチのセットが増加され
なかなかおもしろい店です。