中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

福満園別館(市場通り)が気になったので来店。

2010-11-19 06:33:25 | 店の情報

夕方だといろいろなメニユーが出される福満園別館。16時頃に行ってみれば、まだランチがある。これまたメニューに「かき」の2文字。調度出てきた黒服(福満園はまだ黒服を配置している)に行けば海の「牡蛎」だと言う。ましてスーラー煮込み。これは逃す手はない。このようなめにゅーがが出されるのが福満園の良さ。通常のメニューでは一人では手が出ない価格である。

 

すぐにお茶が運ばれ、注いだ後にボットをおいていってくれる。相変わらず私好みのサービス。丁寧である。久しぶりにメニューを確認すれば「カエルの唐辛子炒め」が健在。なまこ料理もある。なまこが好きな人はこのみせの味付け通いであろう。初めて確認するメニュー「魚のカマと漬け唐辛子の胡椒炒め」。この店の福建料理を味わえそう。黒服にはけば、魚は「鯛」だそうだ。

まずは、ご飯・漬けもの(ザーサイ)、小皿(本日は砂肝)、スープが出される。これで十分食べ始められるがぐっと我慢。スープから飲む。本日も薄味の具たくさん。美味しい。今日あたりからだいぶ寒くなってきているので、温かいスープはうれしい。無くなったのでテーブルの上の方に置けば、すぐにおかわりを促してくれる。望むところ。お願いする。

こういう手順ですれば、料理が運ばれて来るときにフルセツトが完成。まして今日は美味しそうな牡蛎料理。スーラー(酸味)が臭いからつも出で来る。片栗で揚げられてから煮込まれた、牡蛎が8個ほど入っている。美味しそうなとろみ数婦でまとまっている。椎茸も入っている。まずは1粒。口に入れる。熱々、美味しい。酸味もちょうど良い。玉葱の甘さが旨くコラボしている。

ご飯も美味しいのがこの店の特徴。ご飯に乗せながら食べる。口安めに、淡泊な砂肝が合う。これでビールが飲めれば菜香である。やや暗くなりつつある外をうらやむ。おかわりも平らげ、最後は全ての物をご飯に乗せ、丼。満腹となる。その後テーブルを片付けにきて、デザート。乳製品の香りが残る「優しいアンニン豆腐」が提供される。さっぱりして、ポットのお茶を飲み干し終了。

この日のランチは16時15分で終了。この時間から餃子のサービスも始まっていた。

「以前のランチのイメージ」
福満園・別館 四川・福建料理 045-662-0003    ブログ  ブログ  ブログ
650円 (料理1品+スープ+ザーサイ+付け合わせ+ご飯+お茶「ポット」)4種
800円 (麺類+半チャーハン)2種  950円(激辛焼きそば等)2種
 市場通りの中央に以前販売店だった場所を改修し,「福満園」が開業した。本店を石川町から中華街に移してから躍進している福満園。新館に続いて,市場通りにも進出した。今回は間口の狭い店舗ながらなかなか丁寧に仕上げられた店舗である。開業は2007年10月初旬。当初はランチはなかった(中華街では多い)が,このあたりから客層が落ち着いたのであろうランチを始めた。
 ランチは,基本を650円としたなかなかの設定と,豊富なメニューが4種ほど準備されている。その上に麺類等との組み合わせのメニューが4種。これだけあれば十分である。おまけにご飯・スープ(メニューにはライスしか書いていない)のお変わりが可能である。味は,本店・新館同様ある程度の物が提供される。
 サービスは開店当初かもしれないが,福満園としては持つとも良い。配膳も注文も心配りがある。店の規模のせいもあるがのんびりと安心して食べられる雰囲気がある。ライスのおかわりをしたとき,頼まないのにスープが空いているのに気がつき,持ってきてくれた。不思議そうな私の顔に,「スープもおかわり自由です」の一言。中華街としてはありがたい配慮である(なかなかこのような一声が加わらない物である)。「冬瓜の煮物」を頼んだが,あっさり館のある色であるが,味はなかなか濃厚。スープが利いている。海鮮というのでエビ等を想像していたが,干し貝柱中心の具であった。価格の精もあるが,海鮮類の量が少なかったのは,残念である。おいしいできばえだった。
 他のメニューも目の前を動いていたが,おいしそうななかなかのボリュームの料理が運ばれていた。ここは湖南料理を歌い始めた店。メニューにも辛めの物が準備されているが,私の冬瓜も多少ピリ辛。今後の品揃え(コース料理にも湖南料理を取り入れた物がある)が楽しみである。
ランチ)週替わりで準備される(650円のメニュー)
ランチ例)①冬瓜と海鮮の煮物②牛バラ肉の煮物③牛肉細切りと大根の炒め物④キャベツと肉の味噌炒め
〒231-0023  神奈川県横浜市中区山下町137  無休

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