渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

初秋イワナの渓

2010-09-27 | 環境

先日バックエントリーさんからリクエスト付きのお誘いをいただいた
そこで私自身その渓の勝手なイメージから
比較的最近まであまり入渓しなかった場所を選択
まだ中途半端にしか釣った事がなかった中流域に入ってみた

初っ端からイワナが軽快なアタリをみせる

ここの下流域には砂防ダムがある
魚道は付いているのでヤマメが釣れる可能性もあり
実際前回はその姿を見ているが
今回は全く見なかった
魚道の状態が心配だ

時間がたつに連れ天気はどんどん良くなってきた
釣れるイワナは20後半から尺チョイ
数も多い

ここの下流~中流に以前3人で入った事があり
フライ、ルアーの後の最後方でも
それなりに釣れた記憶がある

穴場とは言い難くどちらかといえば
メジャー河川の印象だが
ここの魚の多さは環境がいいのか
魚を大切にしている釣り人が多いのか・・・

きっとその両方なのだろう

バックエントリーさんの流儀は私と同じ餌釣り

しかし同じ餌釣りでもいろいろな釣り方があるもんだ

過去色々な餌釣りの方と同行したが
仕掛けがみんなバラバラで
餌の種類もバラバラ

それでもみんな釣れているのだから
どれがいいというわけでもないのだろう

しかし私の仕掛けが一番邪道なんだろうなと思っている
きっと頷く人も多いはずだ

この日の最大の33センチ
脱渓地点の少し手前で出てきた

この釣果で帰りは立派な林道を歩いて帰れるのは
スバラシイ

2キロほどを8時間近くかけて
実に内容の濃い釣りができた
また行ってみたい

秋の気配の渓

2010-09-10 | 環境

今回は最近小河川を苦にしなくなったという
釣野好雄さんとの釣行
ならばその小河川へということで
石狩川水系の山奥の支流へ潜り込んでみた

ここは今迄何度も来ている場所で
主な魚種はイワナ、ニジマスで魚影は濃い

しかしこの日の一発目は予想に反してQちゃんだった
あまりこの川でQちゃんを釣った記憶はない
到着時の気温は7度で水温は11度
水温は普段あまり気にしないが
夏魚のイメージがあるQちゃんがこの低水温で
イキナリの登場
いろいろな意味でテンションが上昇してきた

年中いつでもドライフライの釣野さんにはこの時点ではまだ有利な条件とはいえないが
それでもあちこちでイワナをヒットさせている

この日の最後の方で釣野さんのロッドをいじらせてもらったが
面倒だからという理由でリーダーが長いまま
これでよくポイントにフライを落とせるものだと思う

暑い日が続いた今年の北海道だが
山奥はもう秋の気配が漂っている
陽射しは強いが渓を歩いていると
ひんやりとした風が久しぶりの感覚で心地良い

この日二人とも尺上を釣って帰ろうという目標を立てていたが
釣野さんからのご指名ポイントで一発で尺上ヒット
ありがとうございました

この支流、それなりに奥まで行ったことはあるが
やはりどうみても釣野さん向きとは思えない
適当な場所で切り上げてフライロッドをビュンビュン振り回せるエリアへ
移動することにした

先行者アリの渓

2010-09-03 | 環境

引き続き某rさんと別水系の渓へ向かう

林道には真新しい轍が残されている

某rさんは一度渓へ降りていったが
すぐに戻ってきて「入ったばかりの形跡がある」と

そして林道を上流方向に少し歩いてから
軽いヤブをこいで入渓

某rさんは見える範囲にいる時には
何も釣れていない様子
そして間もなく全く姿が見えなくなった

私は相変わらずのマイペースな釣り
入渓してすぐにヤマメが2尾釣れた

しかしその後は全くの無反応
先行する某rさんが爆釣なのか
その前の入渓者の影響なのか・・・

とにかく全く釣れない
魚の影さえも見ることがなくなった

単独ならば引き返すかどうか微妙なところだが
とにかく上流へ急いでみる
沈黙の状態は変わらない

某rさんが待っていた
小さな深みで魚がルアーを追ってきたが
掛からなかったという
尺は越えていたらしい

某rさんもぱっとした釣果ではないようだ

とにかくその尺越えの魚がいたというポイントへ

某rさんの言うとおり
沈み枝の下を何度も狙ってみるが
何も起こらない・・・

諦めて今度は上流側に回って
落ち込みの根っこから送り込んでみると
一発でヒット
ぐいぐい引っ張られる
強引に抜き上げると
まさに尺オーバーのニジマスだった

その周辺からちらほらと魚の姿が見られるようになり
脱渓地点までヤマメを数尾追加して終了

途中大きな魚が川底に定位しているのを見かけたが
全く反応せず・・・

数時間前に釣り人が入ったばかりだったのは残念だったが
この渓はタイミングが良ければ相当の釣果が期待できそうだと
改めて感じた

企みの渓

2010-09-01 | 環境

今回は某erさんとの釣行
彼との釣行の場合行き先は既に彼が決めている
当日どこへ行くかを聞いて私がそれにイチャモンを付けるか
付けないかで最終的に目的地決定となる

この日は私が全く行ったことのない渓
場所的にもなんとなく気が向いたので
二つ返事で彼に従うことにした

橋からベタ入渓し某erさんは
後で追いかけるからゆっくり釣り上がっていてくれと言い残し
下流へと消えていった
橋の付近では何のアタリもなかったが
間もなくアタリが出始めた

流れは緩やかで適度に蛇行している面白そうな渓だ
景色も良い

ポイント的には私の短い竿には向いていない
短い手を伸ばしながらできるだけ遠くから狙う

イワナ中心の釣果で数もそれなりにはいるようだ
時々後ろを振り返り某erさんの姿を探すが全く気配はない

のんびりと風景を楽しみながら歩き魚を釣る

清涼な水の流れに心も洗われていく感じがする

数は少なかったが
時折ニジマスも姿を見せた

平坦な渓相ながらどんどん変化していく風景は飽きることがない
海や湖では味わえない楽しさだ

魚の型は25cm~尺前後と釣りの観点からも楽しめる

相変わらず某erさんが登場する気配がない

カーブの手前の砂地にさしかかった時に
比較的新しいクマの足跡があった

そのまま進もうかどうか迷い
少し戻りかけたところでやっと某erさんが登場

聞けば橋から400mくらい下って
また釣り上がってきたらしい
私が歩いた距離はせいぜい1キロ半
それではいくら私が歩くのが遅いといっても
追いつかないわけだ

ここは足跡地点から少し上で二股となり
いずれもコンクリート壁が立ちはだかっている為
とういわけでもないが脱渓となった