渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

琴似発寒川 其の三

2006-04-30 | 環境
24日の記事の画像のほんの少し下流です
このところ太り気味でどう考えても運動不足なので少し走ろうと思い立ち
自宅に近いこの川沿いの道を走り始めて2日目

本当は釣りをしながら河原を歩こうとも思ったのですが
ご覧のとおりの増水でちょっと無理なので結局走る事にしましたが
いつまで続くか・・・好きなこと以外はあまり長続きした試しがないので・・・
でもちょっとまじめにやってみようと思います

久しぶりに河原に降りてみましたが整備されてるとはいえとりあえず魚道もあるし
雪代水が引いたら試しに釣り上がってどのくらい魚がいるものか確かめてみる気になりました 案外灯台下暗しかも・・・と少しだけ期待しています

琴似発寒川 其の二

2006-04-24 | 環境
今日の画像です GW明けまではこんな感じで笹濁りの雪代水です
これは右側が上流に平和の滝がある発寒川本流 左側が支流左股川です
どっちにも魚はいます
このあたりはまさにホームグラウンドなのですがごらんの通りの状態でちょっと釣趣に欠けるのでほとんど釣りをすることはありません

もう二十数年前からこのあたりに住んでいましたが当時はコンクリートなどほとんどなく木々が鬱蒼と生い茂り川面に影を落とすような状態でした 河原にも大きな石がゴロゴロ転がっていて結構クマも出没していました 川の向こうに見える家などもあまり無く林になっていたのですが今は整備され散歩道も造られ犬の散歩やジョギングをする人も多くみられます すっかり一変してしまいさびしい気もしますが昭和56年の洪水の時はまじめにヤバかったのを目の当たりにしていますので仕方のないことかもしれません

真駒内川

2006-04-18 | 環境
この川は石狩川の支流豊平川の支流です
以前豊平川は水質悪化などにより魚が少なくなりましたが
水質浄化や魚の度重なる放流によりやっと復活してきましたが
大都市札幌を流れる川だけに人工建造物も多く魚の往来もなかなか自由にとはいきません
豊平川支流には渓相のいい川もたくさんあるのに魚はいないという状況です
合流点からすぐ上に堰堤や砂防があり魚が遡上できない川も多い中でこの真駒内川はヤマメ釣りが楽しめる数少ない川のひとつ
上流の砂利堆積場から空沼岳登山口を少し入ったところにある砂防ダムまでヤマメが生息しています 川自体もそれほど危険ではないので家族連れで釣りをしている風景もよく見かけます
他の支流も魚がたくさん住み繁殖できる環境に早くなってもらいたいものです

天塩川

2006-04-14 | 環境
中川町あたりの天塩川の河原 写真にはおさまりきれないほど広い!
ここはちょうど支流との合流点になっています
天塩川にはたくさんの支流があって魅力いっぱいの渓流も数多くあります
しかしこの天塩川は上流部にいくほどダムや護岸が目立ちます
それは上流部に名寄、士別、剣淵などの街があるからで
仕方ないにしても昭和30年代、昭和40年代には唸るほどいたヤマメが
今はまともに住めない状況になってしまっています
本当にもったいない川がたくさんあるんですよ
ヒグマなどに関しては人間との共存について論議されているので
ヤマメなどについても将来的に共存や復活の道が開けてほしいと思います

それにしても最近のスズメやハト どうしちゃったんでしょうか!?
気になっています

長流川

2006-04-12 | 環境
左は長流川本流大滝付近 右は支流弁景川
この川筋は川底が赤いところが多いのが印象的です
川底が赤いのは昔の鉱山の影響もあると思います
もしかすると元々赤い石なのかもしれませんが
尻別川支流のワッカタサップ川も川底が赤くそこにも
昔鉱山があったので多分そうではないかと・・・
で 経験上川底が赤いところにはそれほど魚はいません
おそらく保護色の都合でしょう
この川の支流には堰堤が階段状に連続してるところもあり
残念な状況ですが全容は把握していないので
雪代が収まるのを待って行ってみようと思います
この川は魚が少ないのではないかと思っていますが
そんなイメージを払拭してくれるかどうか・・・

朝里川

2006-04-09 | 環境
小学生の頃自転車で小樽市朝里の町まで遊びに行ったことがあってその時は釣りはまだやっていなくてただこの川の河口付近で川をながめていただけだったけど川には大小の魚がいっぱい泳いでいたのをおぼえています
今はすっかり変わってしまいました
上の画像が朝里ダムで下がダム下流の温泉街を流れる川の姿です
2~3年前この温泉街の川で釣りをやってみました
2時間くらいで小さなヤマメが5尾釣れました
どう考えてもここでヤマメが自然繁殖するとは思えないので放流ものだと思います
ダムの上流は別にして下流はとにかく護岸だらけでした
仕方ない部分もあるんだろうけどさびしいものです
ダムの上流は魚留の滝までの間 魚は少ないけど何かはいるようです

床丹川

2006-04-05 | 環境
この川は旧浜益村にある小さな川です 支流もない1本川でそのまま日本海に注いでいます 以前は床丹のを通りすぎたあたりで車は通行できなくなり基本的に往復川を歩くしかなかったのですが10年ほど前林道ができある程度までは川沿いに走っています その林道工事の頃から極端に魚が減りました 落差工的なものはないのですが話によれば林道工事をやってた人たちが毎日釣りをやっていたそうです こんな小さな川なので毎日釣れた分だけみんな持って帰っちゃったら魚がいなくなるのは当然です 尾数制限や身長制限をして節度ある釣りを心がけたいものです 林道ができる前は解禁の頃によくこの川に来ました その頃はソコソコ釣れたものでしたが・・・
数年前の春、近くを通ったので川の様子でも見ていこうとこの川に来てみたらヤマメ禁漁期間にもかかわらず平気で釣りをしている人がいました
試しに「釣れましたか?」と声をかけたら「いやーだめだーちっちゃいのばっかりでよー 山菜採りの方がよかったよ」との返事・・・ 
今まで6月1日解禁の河川で1日の夜明けと共に釣り始めたのに明らかに1日~2日前のウェーダーの足跡が河原の砂地にベタべタとついているのを何度も見かけました
禁漁期間を設けているのはちゃんとした理由があるので法を守り気持ちよく渓流釣りを楽しみましょう よろしくお願いします