「藤戸寺 沙羅双樹の花を観る会」が近づいている、まだまだ蕾は固いが…
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者 必衰の理をあらわす奢れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し・・・」
平家物語で「沙羅双樹」と記されたナツツバキの花をを楽しむなら、やはり藤戸寺。その藤戸寺の沙羅双樹の花を、今年は見に行きたいねと語り合っている。
そこで、私が密かにナツツバキを楽しんでる場所へ行き、その咲き具合を確かめに行った。まだまだ固い蕾だが、これから次第に膨らんでいる。「藤戸寺 沙羅双樹の花を観る会」も近づいている。ワクワクの日々。
高梁淳子写真集『東京近郊農家』(東宝出版刊)に魅せられ、農業後継者のみなさんが頑張っている、赤磐市の「稚媛の里」に行った。
たくさんの農産物やお野菜やお花の苗に加えて、めだかが販売されている。我が家でもめだかは飼っているが、たくさんの種類のめだかたちに癒やされた。
頑張れ!日本の農業、と思いつつも、貧しい暮らしでありわずかしか買えない。それが切ないが、気持ちだけで許してもらおう。
いつもご案内・お願いばかりで恐縮だが、今年も「岡山パリ祭」が、7月17日(日)17時30分~、開催される。
今年のゲストは美川憲一さん、木の実ナナさん、それに有森優子さん、そして常連の前田美波里さん、ROLLYさん、菅原洋一さん、加えて地元岡山あみさんもご出演なさる。
今や岡山の初夏の風物詩となっている「岡山パリ祭」。そんなパリ祭で、ひとときシャンソンを楽しまれては如何。(チケットは私まで、メッセージでご連絡を)。
「老いることはいやですか?」と問われると「いや」と応えざるを得ないが…
人生は短く、けれど長い
ほかの誰も、あなたを生きることはできなかった
そうしてあなたはいま「老い」と呼ばれる季節を迎えつつある
人生のほぼフィナーレに近いステージの幕は
いまあがったばかりだ
もう いいだろう? 好きに生きて
誰に遠慮がいるものか!
あなたの老いに わたしのそれに 祝杯を!
心の裡の暴れ馬を 決して眠らせずに
(落合恵子著『質問 老いることはいやですか?』より)
落合恵子の、週刊朝日連載のエッセイ集『質問 老いることはいやですか?』(朝日新聞出版刊)を読んでいる。落合恵子さんの文章に、いつもながらに魅了され清々しい気持ちになる。
この本を読んで、老いるのも決して悪くはないと思ったりもする。それでも、やはり、「老いるのはいや」と応えざるを得ない。その上で、やはり、老いることを引き受けて、そのことを楽しみながら生きていこうと思う。