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中国時代劇「蘭陵王」第42話 あらすじ

2014年04月08日 07時28分07秒 | 蘭陵王(中)

蘭陵王は自らの手で民を思いながら仮面を作る。その仮面を着け、官兵を成敗し民救う蘭陵王。民からはいつしか仮面の義士は英雄だと言われるようになる。


あられもない姿の鄭児を抱きかかえながら、玉座に座る高緯。朝廷に集まった大臣たちは、目のやりどころにも困ってしまう。

高緯は亡霊について調べたか祖珽に聞く。祖珽は陛下の運気を調べてみたが、今年は運気がよく、国も栄えると出ている、占いを見ると宮中に亡霊など出るはずがないと答える。「ならば朕が見た蘭陵王の亡霊は何だ」と怒鳴る高緯。「棺を開けて中を確かめろと言うのか」と言う高緯に、鄭児は慌てて「嫌ですわ。さように不吉なこと、なさらないでください」と言う。祖珽は獣のたぐいは人にない不思議な力を持ち、亡霊が見られると聞く、皇后様が愛玩なさっている犬や鷹、軍鷄などを宮中で使ってはどうかと提案。見張り役をさせると。

「よし、そうしよう。亡霊を見つけた犬や鷹には朕が官位を与える」と高緯は言い出す。段韶がすぐに「断じてなりませぬ。外に広まれば笑い者となりますぞ」と訴える。ならば蘭陵王の亡霊は段韶に任せよう、と高緯は言う。さらに、よき方法がある、明日、段韶を切ると布告すれば、蘭陵王の亡霊は憤りにかられて出て来ようと。「それはいけません」と高延宗、斛律光、楊士深はひざまずく。犬にも劣るやつらは黙っておれと高緯は三人に怒る。

他に上奏があるか高緯が聞くと「国境に仮面の逆賊が現れました。役所の仕組みに詳しく、金などを奪い民に配るのです。そのため地方官からの納税が遅れております」と大臣が。鄭児が仮面の逆賊がいかなる者が聞くが、大臣は武芸の達人でかなう兵はいない、仮面を着け口を利かぬのは民を巻き込まぬためだと言われていると答える。「仮面だと?まるで蘭陵王だ」と言う高緯。高緯が斛律光に捕らえるよう命じると、それを聞いた高延宗が「陛下、この私も逆賊を捕らえたく」と言う。高緯は認め、見つけたらその場で殺すように言う。

散会になった後、斛律光は高延宗に「何ゆえ、あのような発言を?」と聞く。高延宗は「仮面の逆賊は民を救う義士。処刑は道義に反する。悪を憎み、正義を貫く斛律光殿が葛藤していることが私には分かったゆえ」と話す。それに陛下は兄上の亡霊に悩まされている、おそらく身内には強くでないはず、失敗しても責められないと。段韶は蘭陵王がいなくなってから高延宗が成長したと感心する。


鄭児は沈んだ顔で「もし、身を隠し出て来ぬ相手をおびき寄せるとしたらどうなさいます?」と高緯に聞く。「相手が苦しむことをする。こらえきれず許しを乞いに現れるまでな」と高緯は返す。嬉しそうに笑う鄭児。

鄭児は薬を飲み始めてからの体の具合を高緯に聞く。よく眠れて気分も晴れるわたる、よき薬だと高緯は言う。ならば薬の量を増やすのがよろしいでしょう、と言い薬を渡す鄭児。それを飲み、高緯は横になる。高緯を見つめながら"陛下、眠っていてもらうわ。蘭陵王を引きずりだすのに、あなたが邪魔なのよ"と鄭児は思う。


高緯は"やはり生け捕りにせよ"と命を変える。官兵に成り済ました高延宗は、荷馬車に乗りながら「いかにすればよいのやら。民を思う者として義士と友になろうと考えていたのに」と楊士深に話す。そんな話をしていた二人は、様子がおかしい事に気づき、馬車を降りてみる。そして後ろへ歩いて行った二人は、後からついてきていた官兵が総て倒されていることを知る。

「私はここだ」と今まで延宗たちの乗っていた馬車の荷台から声がする。そこには仮面の義士が立っていた。こしゃくな真似を、と言いながら、楊士深が仮面の義士に向かい剣を振るう。

高延宗と楊士深は仮面の義士と剣を交えて戦う。しかし仮面の義士は強く、延宗の剣を奪うと高延宗の首に、楊士深の首には自分の剣を突きつける。「卑怯者め、何が義士だ」と言う延宗。仮面の義士は延宗の顔を見ると「剣を交えても気付かぬとは。それでも弟か」と言い剣を下ろす。

仮面の義士は仮面を外す。現れた顔に驚く延宗と士深。涙を流し「兄上」と言いながら、高延宗は蘭陵王を抱き締める。弟を強く抱き締め返す蘭陵王。
蘭陵王は毒酒を飲んだ後に、鄭児に助けられ、幽閉されていたことを二人に話す。

倚霞殿から逃げ、非道なる統治にあえぐ民を見たと蘭陵王は延宗たちに言う。「高緯は約束を違えたのだ。ゆえに私はあの者への忠誠を捨て去り、民のために生きようと面をつけた。民を救わねばならぬ」と。延宗が義姉上のいる場所を聞くと、知っておると答える蘭陵王。蘭陵王は雪舞が周のとある家で暮らしていること、時折、そこを訪れ陰から見守っていること、先だって男の子が生まれたことを話す。無事に子供が生まれたことを知り、延宗は喜ぶ。

命を落としかねないお産だったが、黙って見守るしかなかったと言う蘭陵王。楊士深は「奥方に会っては?」と言うが、蘭陵王は「二人は宇文邕に守られ暮らしておる。かような身となった私が現れては、二人を危険にさらすだけだ」と返す。明日をも知れぬ命、すでに分かれの悲しみを与えてしまった、再び味わってほしくない、と。

蘭陵王は「おぬしたちは?民を守る私の敵に回るのか」と延宗と士深に聞く。高延宗は「私は己に出来ることをする。位など捨ててもかまわぬ。義士の仲間となろう」と手を差し出す。その手を強く握る蘭陵王。士深は「命を賭して」と2人の手に自分の手を添える。「よし」と蘭陵王は言い、三人は笑い合う。


雪舞に宇文邕が貞と一緒に会いに来る。宇文邕は踏雪を連れてきていた。それが分かった雪舞は、満面の笑みで駆け寄る。韓曉冬がこの馬で助けを求めにきたが、力を使い果たし弱っていたた、手元で休ませていたと話す宇文邕。「蘭陵王の愛馬であったのであろう?ゆえにそなたに返す」と。「ありがとう」と言う雪舞。宇文邕はここに一人で置くのは心配だと、賎民村にいた狗剩の母を雪舞の側仕えにする。

狗剩の母は、宇文邕が村の皆を快く周へ受け入れてくれ、よい田畑もくれたと話す。宇文邕は「あの村の者たちは朕を救ってくれた。朕は恩返しをしただけ」と言う。雪舞はひざまずいて「恩人にお礼を」と言おうとする。慌てて宇文邕は立たせ、礼などいらない、見返りに働いてもらうつもりだと言う。それは曉冬の村を雪舞にまかせたいということだった。村もいずれは周も 雪舞の故郷のように変えてほしいと言う宇文邕。

雪舞は宇文邕が言われているとおりの冷たい人だと言う。誠はただ人に優しくしたいだけのくせに"見返りに働いてもらうつもりゆえ"なんて、さようにして己の心を隠すのは、やっぱり冷たいからだと。「天女様はお見通しだぁ」と貞は笑う。

宇文邕は国堺近くに、富める者より奪い、貧しき者に与える"仮面の義士"が現れたことを雪舞に話す。かような者な現れたのも、暗君である高緯と馮小憐(鄭児)が民を虐げているせいだと言う宇文邕。そんな宇文邕に「安徳王(迂遠そう)に会わせてもらえるかしら」と雪舞は頼む。


雪舞は心の中で"この子が見える?平安という名は気に入った?宇文邕に故郷のような場所を託され、曉冬の村のおばさまと暮らしている。昼間は平安をおばさんに任せ、子供達に読み書きを教えている。村の人たちによき作物を育てる方法を教えることもあるわ。苦しみのない、新たな白山村を作りたいの。仮面の義士が現れたそうよ。富める者から奪い民を救う。役人達もお手上げなの。昼間は充実していてとても楽しい。なれど夜が来るのが恐いの。静かな夜更けには、一人、取り残されてしまったように感じる。あなたのいない寂しさが、どうしようもなく胸を締め付ける"と蘭陵王に語りかける。

蘭陵王は静かにそっと雪舞と平安の様子を見た後、踏雪に気付く。「私にはすべきことがある。雪舞と平安を頼んだぞ」とつぶやく蘭陵王。


高延宗と祖珽は高緯に拝謁する。お前のおかげで蘭陵王の亡霊を見なくなったと、犬に「尚書令にしてやる」と言う高緯。陛下は酔っておられると、鄭児は高緯の代わりに「仮面の逆賊はいかになった」と延宗に聞く。延宗は力が及ばず、まだ捕らえられていないと答える。鄭児は意味ありげに「誠に捕らえられないの?捕らえないのではなくて? そなたがわざと見逃しているとしか思えない。かの逆賊はそなたにとって特別な人物、違うかしら?」と延宗に言う。何の話しか分かりかねると返す延宗。延宗は逆賊は必ずや捕らえると言うが、鄭児は「必要ない。逆賊の沙汰は祖珽に太卜に任せる」と言う。


目覚めた高緯は薬を飲もうとするが、手が震え落としてしまう。高緯は犬を尚書令にしたことや、仮面の逆賊を生け捕りにしろと命じたことも覚えていなかった。


高延宗と小翠が雪舞に会いに来る。雪舞は嬉しくてたまらない。
仲良さそうな高延宗と小翠の姿に「もしや…」と言う雪舞。延宗は「小翠はいかなる時も私の側にいてくれた。少し前、小翠を妻にしたのだ」と言う。「よかったわ」と雪舞は喜ぶ。
雪舞は二人に息子が"平安"という名だと教える

雪舞は斉の民の暮らしを聞く。小翠と手は尽くしているが、天災続きで民の苦しみは限界だと延宗は言う。
小翠は国境近くに現れた仮面の義士について話す。義士が仮面を着け素顔を見せないのは、民が追及や拷問を受けるのを防ぐため、ゆえに声も聞かせないと。雪舞が「仮面の義士が斉の民を救ってくれることを願うわ」と言うが、延宗は本当のことが言えない。


鄭児は高緯に薬を渡す。高緯は薬を口に入れるが、咳き込み、薬を鄭児に分からないよう手に吐き出してしまう。そして眠ったふりをする高緯。鄭児はそれを信じ、祖珽を呼ぶ。

高緯を見る祖珽に、薬を大目に飲ませたと言う鄭児。祖珽は安眠していただくためとはいえ、薬の量にはくれぐれも注意するように言う。
鄭児は逆賊をまだ捕らえられない祖珽に怒りをぶつける。「陛下を眠らせ、己の好きにできるのは私の渡した薬のおかげ。私がいなければあなたが困る。よく分かっておられぬようだ」と祖珽は強気で言い返す。しかし鄭児は祖珽から薬が曼陀羅華だと聞き、薬の出所を調べていた。「お前にはもはや利用価値はない。生き延びたければ余計な事は言わず私に従いなさい」と鄭児は祖珽に言う。そして、とにかく仮面の逆賊を捕らえるようにと。
祖珽と鄭児が部屋を出て行き、高緯は目を開け、手に持った薬を見る。


翌日。高緯は侍医からすぐに飲んでいた薬をやめるように言われる。意識混濁や手足の震えもこの薬が原因だと言う侍医。さらに侍医はこのままの飲み続ければ、いずれ死に至ると言う。それを聞いた高緯は驚く。


雪舞は平安のために新しい衣を作ろうと市場へ布を買いに行く。しかし、つい蘭陵王に似合いそうな生地を買ってしまう雪舞。その様子を見ていた男がいた。

帰り道。雪舞は市場で雪舞を見ていた男に荷物を取られてしまう。追いかけた雪舞だったが、追いつく事ができない。

男は逃げ切れたと思い喜ぶ。そんな男の前に仮面の義士が現れ剣を向ける。


ーつづくー


蘭陵王が高延宗と楊士深と会えてよかったー。
蘭陵王は孤独だったから…。
それだけじゃなく、兄上が大好きな高延宗に会わせてあげたかった。
本当によかった(;△;)
楊士深も嬉しいよね。

蘭陵王は雪舞に再び別れの苦しみを味あわせたくないと思っているけど、そんなことないのに"(ノ_・、)"
別れの挨拶も言えないまま死んでしまったと思っている雪舞にとっては、蘭陵王の苦しみに気付かなかった事も後悔し、言いたかったこともいっぱいあったよね。
また別れがきたとしても、出会わなかった後悔をしてないように、再び会えたことへの後悔もしないはず。

雪舞が踏雪と再会できたのもよかった~(*´ー`*人)
蘭陵王が大切にしていた踏雪だものね。
雪舞が嬉しい気持ち、すごくわかる。
そして、その嬉しそうな雪舞をみるのが小馬ちゃんの喜び(///∇//)

雪舞は高延宗と小翠にも再会。
高延宗が小翠を妻にしてたよーー!!!!
きゃぁぁぁぁぁ ヽ(;▽;)ノ
これは すごく嬉しい。
高延宗は、きっと一途に愛すよね。以前の高延宗とは違って。



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4 コメント

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こちらも、おはようございます~ (Apple)
2014-04-08 08:13:12
やっと、バカ高偉がやっと鄭児を疑い始めましたね~
さて、どう出るのかな~許せないよね!

蘭陵王と5爺と士深と出会って良かった~
で、5爺が小翠と結婚~うん、一途に愛すると思います。浮気したら小翠がほっとかないよね(^_^;)

仮面の義士、雪舞、気がつきそうで、まだかな~
雪舞を見守ってるね~再会して欲しいけれど…

子馬ちゃんと貞が遊びに?来てくれて楽しそう~

平安が凄く可愛い(^ ^)
踏雪も良かった~

本当に結末どうなるのかな~
こちらも、ありがとうございます~
こんばんは(^-^)/ (time)
2014-04-09 01:19:50
小馬ちゃん、照れ隠し?をしていても
雪舞と貞ちゃんの手に掛かってはたじたじですね~

そして、五爺と小翠との再会も
本当によかったですね。
二人は本当にお似合いでした。

こんな和んだシーンもありましたが、
高緯が気になります。
薄々勘付いていたのでしょうが、行動を
起こし始めましたね。
ちょっと心配です。。。
宇文邕の優しさ (Berry)
2014-04-09 14:02:58
雪舞の所に、宇文邕が、狗剩の母と踏雪を連れてきてくれましたね。このお母さん、暁冬の村で息子の狗剩が疫病?で亡くなり泣いていた人ですよね。。うので邕は、阿怪の時に過ごした村の皆を周に呼んで、同じような村をつくってるって本当にあの時のことを感謝してしるんですね!そして実行してる。。
この村人たちは、ボウザンの戦いでは敵としてたたかってたんですよね。
子馬ちゃん、やさしいです。雪舞は、優しさをかくす子馬ちゃんに、冷たい、なんていってますが、、。

蘭陵王が弟たちに身分を明かしてよかった。。。だけど、斉の兵士たちは、かつての部下たちなんですよね。村人を襲うのも命令されているんだろうし複雑、、、
蘭陵王は朝廷にいって皇位につくのが民衆のためなのに、誰かきづかせてあげてほしいです
更新ありがとうございます=*^-^*= (toria)
2014-04-09 21:18:50
「高緯よ、私との約束はどうなった?」と蘭陵王、怒っていましたが
高緯の雰囲気からぜんぜん約束を守りそうな感じではなかったよ
今回、高緯への忠誠心を捨てた宣言は良かったです。
これで思い切った行動をとれるようになるかな。。。

>Berryさん、同感です

「蘭陵王は朝廷にいって皇位につくのが民衆のため」

私もBerryさんに言われるまで気がつかなかったけれども
それが一番、斉にとっては幸せだったかも・・・
でも、ナントナクですが自分が皇位につくという発想は
たぶん蘭陵王は思いつかないかもしれません・・・
(自分が一番上の立場に立つという気持ちが
蘭陵王自身何かナイような気がするのです

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