(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

おおきく振りかぶって 第13話『夏大開始』

2007年07月12日 | 視聴済アニメごった煮
相変わらずの原作忠実っぷりですが、おもしろいのはなんでなんだろうな?

そんな今回のお話は…
練習中の西浦ナインのところに、徹夜で桐青高校の詳細なデータを揃えたマネジの 篠岡がふらふらになって持ってきた。
早速モモカンは、花井、阿部と一緒にデータ解析をするよう声をかけるが、その阿部を三橋が呼び止める。
阿部に見てほしいものがあると三橋が手に持ってきたのは角材。
それはGWの合宿のとき、体幹を鍛えるようにと三橋がモモカンから渡されたものだった。
角材の上でワインドアップした三橋を見た阿部は……。
以上公式のあらすじ。

ま、元々面白いと思って買って読んでいるマンガなので、それが動いたりいろんなアングルがあったり、
喋ってくれるだけでも楽しいという事なんだろう。多分。
それはともかく、お話としては夏の大会が始まり、初戦の桐青戦が始まる前まで。
個人的には今回は母親達がけっこう好きだ。いや、萌えとかではありません(笑)。
原作者のひぐちアサ先生は女性なので、試合外のエピソードとかの女性視点がおもしろいのだ。
Aパートのマネジのシーンだったり、入場行進の時やその後の母親達だったりは、基本、普通の野球ものには出てこない。
なぜなら、普通野球マンガを描く作家は選手になった事はあろうが、
どんな状況であれ女性側から見ることになる事はまずない。
だから、マネジや母親達がしたり思ったりする事が描かれることはない。少なくとも俺は今まで見た事がない。
なのでマネジが入場行進で歩いているだけで感動してしまったり、
母親達がビデオ回して「ウチの子いたーっ!」とか言って喜んでいるのや、
百監(ももかんと読む、百枝監督の事)に挨拶に行ったりするのがとても新鮮で面白いのだ。
この「おおきく振りかぶって」という話はもちろん野球がメインではあるのだけれど、
「高校野球そのものとそれを取り巻く全て」を照らして描いているのかもしれないなぁ。

さて、今回アニメーション的にちょっと感心した事がありまして。
それは三橋の母親。百監と話をする時に最初、目を合わせないんだよね。ちょっとキョドってる。
ああ、なるほど親子だなーと思いましたよ。上手いこと作ってあるなぁ。

ロミオ×ジュリエット 第15話 自我~進むべく道~

2007年07月12日 | 視聴済アニメごった煮
今回もロミばな。

そんな今回のお話は…
ペトルーキオを目の前で亡くしてしまったロミオは、
何事もなかったかのように採掘作業が進められる鉱山での日々に、改めて自分の無力さを思い知る。
ジョバンニはそんなロミオに「ヴェローナへ帰れ」と冷たく言い放つのだった。
一方、逃走中のジュリエットは、突然昏倒してしまう。それに同調するように大地が鳴動し、鉱山は崩落する。
「もう誰も死なせたくない!」懸命に鉱山の労働者達を救おうとするロミオの姿に、
ジョバンニ達のとった行動とは…。
以上公式のあらすじ。

今回もロミオの話。前回のような「こいつぁホント、ボンボンだなぁ」とはなりませんで、
週刊少年マンガ誌のような展開だったな。
簡単に言ってしまえば、地震によって崩壊した鉱山で何に置いてもまず、
ロミオは怪我人の手当を優先し、取り残されたものを自らも助けに向かっったことで、鉱夫たちが彼に心を開いてくれたって話。
先週のヘタレロミオからしてみれば、今回はなかなか指導者っぷりを発揮したとは思いますが、
あの状況で人命救助が最優先なのは当然なので別段取り立てて言う事ではないと言えばない。
むしろ、あのシーンで面白いのは、そういった状況下で人命が尊重されない世界、世相なのだということが大事。
だからこそ、ロミオの(当たり前の)行動が活きるとともに、そういう当たり前の事がなかなか出来ない世界で、
ロミオがそれを成そうとする事に意味があるわけだね。
その辺の展開はホント週刊少年誌の様だったが悪くはなかったな。
まぁ、あまりにベタだったので先が読めてしまいましたが。

今回のお話としてはそんなもんでしたが、その他ちょいと気になる所は、
ジュリエットと世界樹みたいなエスカラス(だったっけ?)の関係。
あの樹を継承する何かがキャピュレット家にあって、正当後継者が彼女だということなんですかね。
まぁ、今の段階ではなーんも解らんので今の所はいいですけど。
あとは、平民に落とされたペンヴォーリオとジュリエットの侍女コーディリアがなんかいい感じでしたな(笑)。
ふたりはくっついちゃうのかしらん。

それにしてもディボルトは何をしているんだろうなぁ。
つかヤツにどんな意味があるんだろう。ジュリエットに現実を教える為だけに出てきたんだろうか。