血合い肉

2012-08-16 | ビジネス業界
加工をしていてよく問題となるのが、「血合肉」。
血合部分の大きい魚になればなるほど、この問題が発生します。

魚によっては、ブリなどのように、血合いの色で鮮度などが判断されたりします。
この血合いの色を「明るく」するための工夫などが、また盛んに行われているわけです。

マグロの血合いといえば、ペットフード用の原料として、よく利用されます。猫缶ですね。よって、マグロの缶詰をやっている工場では、ペット缶の生産も並行して行っていたりするものです。
これがまた、「不要な部分」「端材」を使った製品作りになりますので、メインの人間用の商品の数量に影響を受けます。それでは生産もままならない、ということで、第三国から血合いだけ流通させたりしています。

端材を使ったもの作り、というのは、舵取りを間違えると、本末転倒な結果になりかねません。 端材のために、メインの商品を犠牲にしなければならない。。。なんて話しもよく聞きます。
また、「どうせ評価ゼロだろ」という感じで問い合わせをいただくこともあるのですが、取り出す作業、加工、運搬などを考えたら、結構高くつくものです。


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