よむよま

よむ・よまない、それから。

SMAP中居正広として・サムガ

2017-01-01 21:20:28 | 慎吾
12月31日夜、中居くんのラジオ「Some Girl SMAP」番組は続くが、このタイトルでは最後になる。
中居くんは初めから低い声で考え考えしゃべってた。
解散の期日である31日、なんで神様はぼくにこの日にやらせる、やっぱり意味があるのかな、
でも、なんで僕なんだと苦笑いしてる様子。
「ちょっとお話ししましょうか。お話ししないといけないことがある」と話し始めた。

「この1年は敏感なデリケートな日が続き、あまりにもそうだと鈍感になっていく、麻痺してるという状態だった。
自分の正当性を主張するために、ひとの悪口を言ったりしたくない。
僕は今年の自分は、言動、決断、すべてが正しいとは思ってない。
まちがったこと、不正解だった場面もあったと思う。
今年44歳だが、いままで(対応を)習ったことのない1年だった、
(どうしたらいいかを)教わったことのない1年だった。
だから正解がわからないこともあったし、何が正しいのか、何周も何周もしてた。
人間の真価を問われる1年だった」

そして中居くんは「誰も悪くないんです」と言った。
「自分がということではないです、この期に及んで自分は悪くないとかじゃない。
誹謗中傷、ネットうんぬんは、僕は見ないほうだけど、それでも耳に入ってくる状態だったが、
それでうまくいくならどうぞという感じだった」
自分が悪者でいいならかまわないという意味のようだが、
「年が明けたらそっとしてあげたい」と言ったのは、たぶんメンバー、特に慎吾くんのことか。

「メンバーは今年1年よくがんばりました。よく踏ん張りました。
いろんな思い、複雑な感情があったと思う。
みんなも習ったことのない1年だったと思う。
最後までよくスマップを務めたと思う」と言い、
ファンから「ねぎらい、おほめの言葉をあげてほしい」と。

そのファンに向けては、
「僕はずっと伝えたいと思ってた。
ネットとか見ないほうだけど、そういう僕でも入ってきた情報によれば、
37万人の署名運動とか、300万枚のCD購買、ベストアルバムの投票、
9月9日の数々のイベント、新聞の広告欄のメッセージとか。
しっかりとまっすぐに僕の目にも耳にも、何より僕の心に、みんなのすべての想いはちゃんと届いています。
お返事のタイミングを失ったというか、お返事遅れましたが、
ありがとうありがとうでいっぱいです。
期待に応えられなくて申し訳ない思いでいっぱいです。
みんなの気持ちがあふれてて、そういう純粋な想いを純粋に受け止めました」
これは朝日新聞の8面広告を見る前だから、東京新聞などの広告欄を埋めた多くの個人広告のこと。
期待に応えられなかったというのは、解散しないでという願いをかなえられなかったということだろう。

「1月以降、8月以降、ラジオにもたくさんハガキが来てました。
僕、ちゃんと全部読んでますから。読んでますから」

「アルバムは全部聞きました、3枚一気に。
最初、複雑で、ちょっと聞けないかな無理かなと思ったけど。
これってスマップが出してる形だけど、ファンが出してるアルバムじゃないかな。
その気持ちを受け止めるためにも、しっかり聞かなきゃと、逃げちゃだめだと思って」

感想は、
「僕はSMAPを一番近くで見てる、一番肌で感じてる、
SMAPの一番のファンである僕としては、けっこう一緒じゃんと思った。
これ入らなかったんだこれ入ったんだとかはいろいろあるけど、みんなと一緒でびっくりした」

「それではエンディングに向かいたいと思います。
もっともっと言わなきゃいけないことがあったと思います。
スタッフ、共演者、いままで携わってきた方、全部全部あるけど、この辺で勘弁していただきたい。
僕は性格的に前ばかり見ていくタイプじゃない、
どこでまちがったかな、どこで道草食ったかな寄り道したかなと、振り返ってから前に進みたい。
ちょっとゆっくりしたいかな。
来年はちゃんと噛みしめながら進んでいきたい」と言ってる途中で急に、
「相葉くんいま大丈夫かな、ちゃんとやってんのかな」と言って笑ったの、
時間が11時すぎ、ちょうど紅白やってる時間だからだね。
「いま僕がどこで何してるのかもわからない」と、この収録時にはこの夜の自分はわからないと言った。

そして最後は「僕の思う存分勝手に、好きに締めさせてもらいたい。
最後の曲はぼくの一存で決めさせてもらった、曲紹介もしない。
サムガールスマップも最後、SMAP中居正広としても最後です」
ここで水飲んで「ちょっと声張ります」と言った(視聴者と音声さんに予告したのか)、
そして、
「しんごー!つよしー!ごろうー!きむらー!SMAP!
じゃねー!バイバーイ!」と叫んだのだ。

かかった曲は初めて聞く曲だったが、「SMAP」という曲らしい。
このあとの番組で久保ミツロウさんが泣きながら、あれは彼らがデビューする前の曲で、
中居くんがビクターに頼んで音源を用意してもらっていたと裏話をした。

最後の振り絞るような叫びが衝撃だったけど、あれはファンに向けてではなく、SMAPへのバイバイなんだと思う。
最後、好きに締めさせてもらうと言って、ファンに向けてでもなく周囲への気遣いでもなく、
メンバーの名を呼んで、SMAPにバイバイした。

どうも彼らが予想していたのとは違う展開になったのではないか。
事務所の言うことを飲んで解散を回避するつもりだったのが、
向こうははじめから解散させてつぶす予定だった。
SMAPの一番のファンを自認する、100人来てもSMAPを守ると言ってた中居くんの、
その悔しさって。

今日出たスポニチにタモさんが寄稿した手紙が掲載されていて、
それを紹介する記事の文が
「芸能史上これほどの悲劇はない。もともと、メンバーにはなんの問題もなかったのに、
解散という結末に至ったことに、いまだ納得できないファンは多い」という文章!
これほどの悲劇に至らせたのは、お手前方ではないか!
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