よむよま

よむ・よまない、それから。

大河ドラマ「新選組!」第22回

2015-05-31 21:49:25 | 慎吾
大河ドラマ「新選組!」第22回 屋根の上の鴨

将軍家茂は江戸へ帰った。
しかし、前回、容保公にお目通りした近藤は、会津さまのもと、我らが京の治安を守ると決意を述べる。
近藤だけが呼ばれたと知り、すねる芹沢。
新見が近藤たちに「芹沢さんは蚊帳の外に置かれるのが一番嫌いなんだから気をつけてよね」って感じで言うの、
新見自身、芹沢を見下してるよね。

将軍さまは帰っていったのに、このままずっとお願いしますと言われる八木さん、
「そんなことじゃないかと思っとりました」
スミマセンね。
しかし、小野川部屋とご縁ができて、京都へやってくる彼らに八木邸でも相撲の興行を依頼しました。
仏頂面だった八木夫人、
「黒神関も来る?きゃぁ~~!」大喜び。ご贔屓なの。
このとき、土方があわてて「斬ってないだろな!?」
ひそひそ山南に確認するのがオカシイのよ!
大丈夫、斬ってない。(;^ω^)
この、近藤・土方・山南の三人の図がこのあとしばらくの間、続くのよね。
土方と山南、気が合ってるの、まだ浪士組だったこの段階では。

ここの耕史くん、仲間内に見せる顔と、八木夫人たちに見せる愛想のいい顔の使い分けがね。ふふふ。

なんとなく近藤がのし上がってくる感じがして、おもしろくない鴨。
飲みに出かけるときは総司を誘い、力士に斬りつけて怒られて以来、近藤と気まずい総司はすぐくっついて行ってしまう。
鴨に取り入る佐伯又三郎、飲み屋へ先導しおべんちゃら言い、あからさまな媚び。
鴨は、それが癇に障るのに。
ちょっとしたはずみで、瞬間的にキレた芹沢は又三郎を斬殺してしまった。
総司はもちろん、さすがに新見も驚いていたが。

物盗りのしわざとして処理はしたが、この件で会津本陣に呼び出される近藤たち。
ここも三人の図。
そして会津側は広沢さま。
この、三人で広沢さまに呼び出されて怒られる場面が何回もあったので、カットしたと、
DVDの特典映像で三谷さんが言ってたね。
そうなのよ、このあと廊下を三人で歩いてくる、これも何度も繰り返される構図。
土方と山南は同意見、すなわち「もう芹沢はいらない」

いよいよ、八木邸に小野川部屋の力士たちがやってきました。
町ではチラシ配りする左之助、永倉、そして「こういうの苦手」な斎藤。
こちらでは島田が偽手形を量産中。
土方のアイディアで黒神のサインを勝手に入れて作っております。
下から土方を見上げながら、「これはやめよう」と二度言う近藤さんがカワイイ。

「呼ばれもしないのにやって来ました!」捨助登場!
山のようなたたみいわしやらお土産どっさり持って、浪士組に入るつもりで。
「入れてよー」「帰れ」の押し問答。
歳三がまた「ちょっとこっちで話そう」と言うと、ビクッとして、
「二人になったらまた殴るんだろう」なんて。

(獅童、結婚おめでとう。披露宴で耕史くん、感激して涙ぐんでたよ。テレビで見た。
司会が、このドラマではまだ出てきていない武田観柳斎、八嶋智人さん。勘ちゃんも泣いてたね)

容保公が町人姿に変装して相撲を見に来ちゃいました!
筒井くん、おっとり若旦那ふう。
隣に座った八木夫人がガン見してる。

この日の相撲グッズを、のちに容保公が懐かしそうに取り出すのよね。
あのときは楽しかったって。

龍馬も来た。
龍馬は、長州の真木和泉の画策で大和行幸が行われるという話をする。
帝をかついで幕府抜きで攘夷だ戦争だという長州。
長州人は、このときから外国と戦争したがって、大迷惑であったのだ!

捨助が相撲場にやって来て、そこはオレの席だと容保公を押しのけようとしていると、
サーッとご家来衆が駆けつけてきて、サーッと排除されてしまいました。
またまた容保公をガン見する八木夫人。

相撲は、黒神関が本物のお相撲さん、大至。
行司も本物、第三十代木村庄之助。

夜の宴席で、近藤は容保公からおほめの言葉をちょうだいします。てへ。
それらを横目にただでさえ鬱屈している芹沢を、やたらと煽って焚きつけるお梅。
芹沢は金を出さなかった大和屋へ押しかけ、打ち壊し、蔵に火を放ってしまう。
くっついて行動していた総司もいやいやながら、騒動に参加していた。

知らせを聞いて駆けつけてきた近藤が、
屋根の上に座り込んで見物している鴨を睨み上げる。
その目の強さにたじろぐ鴨。

近藤のうしろでは土方が、
「自分で自分の墓穴掘りやがった」とつぶやいていた。
こんな大騒動を起こしては、会津藩に睨まれること必定。
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バレエ「天井桟敷の人々」

2015-05-30 22:18:25 | 見る
Eテレでバレエ「天井桟敷の人々」パリ・オペラ座の放送をしてたので見た。

劇場全体を使ってるのね。
もうはじめから、(始まる前から)劇場を入ると大道芸人ふうのダンサーがいろいろやってるし、
幕間(だったのだろうか)には、
ロビーの大階段を使って「オセロ」のデズデモーナ殺しの場を一幕踊ってしまうし、
2幕が始まるときには、「ロベール・マケーレ」でしたっけ?バレエの演目を稽古中ですという
看板を持って歩いてるお知らせマンがいて、
舞台では稽古着のダンサーたちがそれを稽古してる最中らしいようす。
振付家も舞台に出てるの。

私はこの振付家は「役」だと思ったんですよ、ダンサーが振付家の役を演じてるんだと。
そして群舞の稽古をつけてるシーンをやってるんだなと思ってた。
そしたら、この振付家は本物だった、この「天井桟敷の人々」を作った人。
それがジョゼ・マルティネスだったのです。
終わってからわかったの、びっくりした、私、好きだったんですよ、この人、現役のダンサーのとき。
細長~いシルエットの美しい。
作る人になったのね。

衣装がアニエス・ルテステュとなってたのも驚いた。
衣装のデザインしてるんだ。みんな、いろいろ生きる道がある。

マルティネスはこの作品の主人公、バチストを自分で演じて引退したんですね。
今回の主役はマチュー・ガニオ。
ハンサムすぎるような。
パントマイム独特の白のピエロふうの衣装だと、気弱でまじめすぎるマイム芸人の感じだけど、
パーティー用のジャケットなんか着ると、王子様でしょ。
とても素敵でしたけど。

ヒロインのガランスを演じたイザベル・シアラヴォラ、キツい美貌でぴったり。
彼女を囲う伯爵をやったクリストフ・デュケンヌ もカッコよかったし、
二枚目の人気俳優をやったカール・パケットはすばらしく正統派。
小悪党をやったベンジャマン・ペッシュ、この人、凄い!どんな踊りも踊れる感じ。
女性陣もみんな見事に「踊る女優」でしたね。

古い映画は見たんだったかどうだったか、ストーリーは意外に入り組んでるのね。
何年もずっとガランスを思い続けたバチストだけど、
一夜、結ばれたあとは、
雑踏の中へ別れて行ってしまう。
物悲しい幕切れだった。

客席も使ってた。
ボックス席にガランスが観客として来ている。
日本の劇場ではどうやったんだろう。
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「嵐が丘」千秋楽

2015-05-29 22:30:04 | 見る
26日「嵐が丘」の千秋楽を見てきました。

最初のころに見たときより、段取りが段取りとして見えなくなっていて、長い年数にわたる物語を見せるのが無理なく受け取れた。
こなれてきたんでしょうね。
とてもたくさんのやることがある作りで、セリも多用し、大道具の移動も多い、
場面が変わりながら時間が経過していたり、その間もせりふや演技が続いていて、
どんどん芝居が進んでいったりするから、
それがすっかり手に入ってスムーズになるのは時間がかかったのね。

ヒロイン堀北真希もずっとよくなってた。
よくがんばりましたというところかな。

耕史くんは、やはり終幕近くの慟哭するヒースクリフの演技が圧倒的で、
涙が出てきてしまいました。

でも、前のほうはところどころ、遊んでた?
恋敵のエドガーに対して、「俺の拳でやっつけてやる!」とかなんとか脅しながら、
相手の肩のゴミを指でつまんで、それをふっと吹くという、いやがらせ演技をしてたんだけど、
それがラストステージでは、
指でつまんだものをじっと眺めたあと、また肩に戻してたよ。

ラストのカーテンコールで可愛らしいことがあった。
4回目か、耕史くんが真希ちゃんに、
「座長から何か挨拶したら?」と勧めたんだけど、
真希ちゃんは「エーッ!何言っていいかわかんない!」って感じで、
耕史くんの腕つかんで首ぶんぶん振ってるの。
耕史くんがさらに、
「ありがとうございましたの一言でもいいから。じゃないと、みんな帰らないから」と言って聞かせて(笑)
やっと真希ちゃん、
「皆さんの前に立ってキャサリンになることができました。ありがとうございました」
と一言ご挨拶して、無事、幕となりました。

カーテンコールはオールスタンディングになり、
それは熱狂してというより、ねぎらいでしょうか。(;^ω^)
これは大変なエネルギーが必要でしょ、この舞台は大変。

戸田恵子さんがブログに書いてたの、「つかれがぬけない」というタイトルで、
翌々日の獅童の結婚披露宴に出た戸田さん、耕史くんと同じテーブルだったそうで、
「ここにも疲れが抜けてない男が(笑)」って。( ^^) _旦~~

追記:今夜の「burst!」を耕史くん、戸田さん一緒に観劇したと、戸田さんのブログで。
   2度目よ、ふたりとも!二人で「もう一回見たいねえ」と言ってたんだって。
   なんかうれしいねえ!(*^▽^*)
   でも、昨日だったら私、遭遇できたのになぁ。惜しいわ!
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WOOD JOB! 神去なあなあ日常

2015-05-28 22:45:53 | 見る
映画「神去なあなあ日常」をWOWOWで放送したのを見た。
原作が感動的におもしろかったので、ぜひ見たいと思っていた。

原作とはところどころ違うけど、内容としては一緒。
やっぱりとってもおもしろかった。

主役の若者は染谷将太、初めてちゃんと見た。
つかみどころのない人ねえ。一つの色じゃないというか。
都会のチャラい若者でいる間も自然だし、だんだん山の人々に染まっていくのも自然。
芝居がうまいねえというんじゃないの、ほんとにそこにこの男の子がいる。

林業の先輩、荒くれ男の伊藤英明がいい。

若者が憧れる村の女性は長澤まさみ、伊藤英明の嫁さんが優香、
みんな女優陣もほとんどお化粧してない感じで、ほんとにそういう村の人みたい。

禁忌の日に子供が山に入ってしまう事件のシーンの、
山が、毎日仕事で日常的に入ってるときの山とは違う表情なのよね。
怖れを感じる。

木を切るところとか、高い木の上まで上るところとか、ほんとにやってるのを撮影したのかな。
すごいよね。
御神木の巨木を切るところはどうしたんだろう?
まさかあれもほんとに切らせてもらったのか。
御神木に乗って滑り落ちるところはCGかな。

原作より少し単純に「仕事で成長していく若者」の明るさ感があるね。
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集大成プラス耳をさわる

2015-05-27 21:47:39 | 慎吾
ビストロゲストに新旧一発屋芸人ずらり登場でしたが、
私、正直、わかんないのねー、
いまの芸人さんのネタ、どこが笑いどころなんだか。
年のせい?

でも、おいしいリアクションで登場の慎吾くん、
8.6秒バズーカ(これがコンビ名で、ラッスンゴレライは名前じゃないんだって)(へえー)
の衣装である、真っ赤な上下に黒のサングラス、
普通程度のカッコよさで特に笑いはなかったんだけど、
出演芸人のネタ全部入れ込んだ集大成ネタやったの、
ちょと待ってちょと待ってとか残念ーっ!とかそんなの関係ねえ!フォーッ!とか、
そして「全部入った?」と中居くんに聞かれ、
1組だけ入ってなかったクマムシの歌わないほうの人の耳ネタで、
「なんで耳さわるんですか」とやって、
おもしろかったわ、慎吾くん。

クマムシの歌わないほうの人の耳というのは、
このあいだの出演時から慎吾くんが突然、彼の耳をさわるの。
たぶん、おもちゃにしていいんだと思ってるんだと思う。
今回もまた、彼らがネタ披露してるときに急にさわって、
「なんで耳さわるんですかッ」と言われてたの。
ほんとは芸人さんたちの披露したネタをスマさんたちが一人ずつ好きなものに参加するコーナーやってたんだけど、
慎吾くんはこの「急に彼の耳をさわる」をやって、
中居くんが「ハイ、参加しましたー」とザザッと終わらせて、それもけっこうおかしかったのでした。
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映画「万能鑑定士 Q」

2015-05-26 23:02:52 | 見る
WOWOWで映画「万能鑑定士 Q」を放送してたのを見た。
綾瀬はるか主演で、題名から、霊感か何かがある鑑定士が、
美術がらみの殺人事件を解決するんだろうなと思ってました。
そういうのじゃなかった。
霊感とかじゃなくて優秀な鑑定士が、
ルーブルから貸し出されるモナリザを奪う計画に巻き込まれてしまう。

綾瀬はるかを取材して追っかける記者・松坂桃李が「角川書店の記者です」
ああ! この原作は角川書店のなのね。
ふたりはこれで出会って熱愛になったんですか?
いつの撮影なんだろう、綾瀬はるかの顔がなんだかかわいくないんだけど。

ルーブルにあるモナリザがそもそも偽物ではないかという説とか、
モナリザにまつわるいろんな伝説が散りばめられてて、
何が本当か?というところがおもしろかった。

綾瀬はるかの天才的な鑑定士がだまされて、
嘘の資格試験のために、
訓練と称して、偽物をずっと見させられて、その鑑定眼がおかしくなってしまうというのが重要なカギ。
そういうことってあるのかしら。

一番おもしろかったのは、フランス語がまったくできない綾瀬はるかが
一晩でフランス語ペラペラになるところ。
分厚い文法の本やらも、
「喜怒哀楽の感情とともに記憶する記憶術」や「匂いで覚える記憶術」で覚えるんだといって、
泣いたり笑ったり、クンクン本の匂いを嗅ぎながら、勉強するの。

モナリザを受け入れて展覧会を催す日本側の責任者が村上弘明なのです。   
フランス人スタッフを引き連れて、
奪われたモナリザを追って警察と交渉したりするの、ATARUみたいでした。
フランス語はしゃべってなかったかな?
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「エクスタント」5話

2015-05-25 21:01:49 | 見る
WOWOWドラマ「エクスタント」5話

驚いた、あの研究所の女性もアンドロイドだったの!

森の中でさらわれておなかの何者かを取り出されたネリーと、
息絶えた状態(シャットダウンと言ってた)にされたアンドロイドの子・イーサンは、
半日後、森の中で見つかった。

病院へ運ばれたネリーは検査の結果、妊娠の兆候も証拠も何もなかった。
そのあとは、想像妊娠だったと言われ、友人の女医にも裏切られ、
思い込みで混乱したのだということにされてしまう。

宇宙船の中でネリーが、死んだ恋人だと思った存在は、何かしらのエネルギーだったことがわかる。
人間じゃない。
しかし、ネリーから取り出されたものは、人間の胎児の形をしていて、
生命維持装置の中に入れられていた。
ヤスモトの組織にとっても、この「胎児」は予想外のものらしかったが。

イーサンはアンドロイドの研究所で手当てを受けて、よみがえる(と言っていいのかな)。
でも、以前のままではなくて、何か変化(進化?)が起きてるらしい。
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大河ドラマ「新選組!」第21回

2015-05-24 22:46:37 | 慎吾
大河ドラマ「新選組!」第21回 どっこい事件

腕組み・正座の山南とあぐらで猫背の土方が、上様が江戸へ帰る、となると我々は・・・
と話している二人の図から始まった。
と思ったら、ふいに横から近藤さんの声が!
いたの!?
三人の図でした。
帰るなんて言うなと言う土方に、近藤は上様にいていただけるように嘆願書を出すと言う。
そんなのある?
ボクたち帰りたくないので、上様、京都にいてくださいって(笑)。

しかし、ほんとに書いちゃった嘆願書を見た会津の殿様・容保公は、近藤を呼び出しました。
殿は、もう勅命が出ているので中止にはできないのだと言い、
上様も帰り、春嶽公も帰る、あとに残るのは余だけだ、と言う。
(春嶽公なんて、ほとんど敵ではありませんか!殿!)
殿は会津藩の御家訓の話をする。
「将軍家に忠義を尽くすこと」
これが余の生きる道じゃと言った容保公に、近藤、感涙です。
家臣たちも会津に帰りたがっている、余の味方はおまえたちだけだと言われ、
もう絶対この殿さまに尽くす!と決意する近藤。

殿さまも孝明帝に「余の味方はそちだけじゃ」と言われますよね。
この構図は涙のもとじゃ。

浪士組は大阪へ。
不逞浪士たちが商家をゆすっているのを取り締まるようにと容保公に派遣され、
捕縛して奉行所へ突き出したのだが、
与力・内山に対面した近藤と源さんは、「関東の田舎者」と罵倒される。

そのころ、飲みに出ようという芹沢たち、
斎藤一が一人残るために、仮病の芝居をする。
やくざの呼び出しに応じようとしているのだが、山南、永倉に見破られ、
永倉がやくざに話をつけてくれる。
もっとも、「一緒に謝りに行ってやる」とやくざに言ってたから、
話がついたのかどうか。

京都の屯所@八木邸では、一挙に増えた新入りの隊士に平助が稽古をつけている。
勘ちゃん、カッコいいじゃん。

この回ですよ、あの場面があるの。
上半身裸で汗を拭いている土方に近づくお梅、土方のすべすべお肌にすべらせるお梅の白い指。
「言っとくが、俺は落ちねえよ。
体がほてってしょうがないっていうなら、一晩ぐらいつきあってやってもいいが」
事と次第によっちゃ斬るぞと凄まれて、捨てぜりふで反撃して去っていくお梅。
いい男といい女のオトナのシーン。
三谷さん、がんばったところ?

土方は平助に、力持ちの新入りを選ばせます。
選ばれたのは、尾関!
キミこそ旗持ちだ!
誠の旗ができてきたのだ!
このあと、続編までも貫く誠の赤い旗。

旗の輪っか(棹を通すところ)をふたりして縫い付けるおひでちゃんと平助。
総司のことばっかり言うひでちゃんに、総司の気持ちを聞いてあげようかなんて言う平助。
縫い上がって棹を通し、尾関が持ち上げた誠の旗を見た新見、
近藤派の動きに対抗しようと、新入りたちを集めて訓示をする。
壬生浪士組ではなく、芹沢先生の精忠浪士組であると。
対立が深まっていく。

大阪では、北新地へ向かう芹沢ら一行が相撲取りと行き会い、
道を譲れ譲らぬと争いになって、斬りつけてしまう。どっこい事件の発端ですね。
料亭に上がったが、オレのせいだと言う斎藤。
オレが出るのを遅らせたからだと言うんだけど、ここで出てたんだね、「オレのせいだ」が。

力士役で舞の海が出てるのよね。
鴨に斬られちゃうんだけど。

力士たちが奉行所へ届け出ると、与力・内山が加勢してけしかけるんですよ。
料亭に押しかけてきた力士たちに、やむなく近藤派も応戦することに。
倒れ込んだ野口を助けようと、とっさに力士に斬りつけた総司。
「初めて人を斬った」と喜んでしまうのですが。

大騒動のあとに近藤が到着する。
源さんを連れて寄り道してたの。
深雪大夫に会いに。
お汁粉屋で助けたあの時、京都で何をしていたのかと聞いたら、
「それはもっと親しうなってから」とささやかれちゃって、ドキドキしたりしてたの、近藤さん。

「斬っちゃった、初めて人を」とうれしそうにしてる総司を、ものすごく怒った近藤。
野口が、自分を助けるためだ、沖田さんが斬らなければ自分が殺されていたと言う。
あのときと同じ。
多摩の盗賊退治のときの歳三と。
やるせない近藤。

近藤は山南を連れて奉行所へ行くことにした。
山南さんは手際よく届け書を書いてありました。早いねッ。
奉行所では事無く済ませたい役人が、相手方の小野川親方と話し合えと言う。
山南は「こういうときは下手に出ないほうがいい」とアドバイスするんだけど、
「イヤ、私は策を弄するのは好まない」と拒否し、
ほんとに真っ正直にこちらが悪かったと頭を下げた近藤に、
小野川親方は感服し、これで手打ちにしようと言ってくれた。
その上近藤は、亡くなった力士にお線香をあげに行きたいと言い出し、
山南は心配して止めたけど、
親方はますます感心してしまう。

このあと、京都で相撲の興行を打つんでしょう。死者が出てるのに、よく和解できたよね。

料亭では、近藤に怒られてしょげている総司を、
なかなかの太刀さばきだったと褒める芹沢。
ほめられてうれしい、気持ちが芹沢に寄っていく総司を源さんが心配して見ている。

戻ってきた山南が誇らしげに、近藤さんは大したものだと報告。
表向きは鷹揚に受け止めてみせた芹沢だが、内心は穏やかじゃない。

相撲の親方は瑳川哲朗がやっている。「鞍馬天狗」と大河ドラマでも、近藤勇をやったことがあるんでしょ。
二人の近藤の対面だったのね。
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Dr.倫太郎6話

2015-05-23 22:05:54 | 見る
ドラマ「Dr.倫太郎」6話

テレビに出てコメントしたりして、一般的にキャーキャー言われてる倫太郎。
どうしたって追っかけ、ストーカーが出てきますわね。
そういう一人の女性が患者として診察室に現れて、
倫太郎はまたこの人にも、いつでも電話してください、なんて言っちゃうのよ。
電話してきたら、たまたまインターンの川上(高梨臨)が出て、
嫉妬から断っちゃうの。
彼女自身も倫太郎が好きなので。

ちょっと待てよ、この川上でしょ、アキラでしょ、幼なじみの水島でしょ、患者でしょ、
みんな倫太郎が好きなの、モテモテね、堺さん。

それはいいんだけど、この患者の女性は境界性人格障害という診断で、
川上が担当することになって、私もあなたと同じで好きな人に受け入れられないと
(倫太郎のことね)
語って、一緒にやり直しましょうみたいになる。

うーん、いやー、そんな簡単じゃないでしょう。

倫太郎が「私はあなたの味方です、いつでも電話してください」と言うと、
見ててとっても不安になるの。

アキラの二重人格のほうは、夢乃が現れると、アキラが倫太郎に会うことを禁じ、
携帯のデータも消しちゃったり、体じゅうにマジックで文字書いちゃったり。
あ、でも、おかしいわね、体にマジックで文字書いてしまって、
東踊りをすっぽかしてしまうって、それは芸者夢乃としてはまずいことじゃないの?

堺さんと高橋一生がかわいいから見続けてるの、いまのところ。
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明治神宮の森の話

2015-05-22 21:57:20 | 見る
NHKで明治神宮の森を特集してたのを見た。
「明治神宮 不思議の森 100年の大実験」
以前にもNHKでやったよね、博士が未来を想定して設計した人工の森だって。

1920年(大正9年)に設計され、植樹されたあとは、人の手が入っていない。
最初は人工、その後は自然、ほったらかし。
100年前の実験の成果を計ろうと、さまざまな分野の研究者146人が集められ、
ふだんは立ち入り禁止の森に入って調査をすることになった。
おもしろいのは、先生方みんな、うれしそうな顔なの。
ほかでは見られない、100年の自然の状態を見られる・・・うれしいんだろうね。

樹木班は何万本もの木、すべてについて太さや高さを測定するの、2年かかるって!
水生生物班は池にゴムボート浮かべて、ジャングルの調査みたい。
明治神宮はふだんは夕方5時で閉門なんだけど、
昆虫班は夜間こそ調査時間。
灯りつけたらカブトムシがわんわん集まってきた。
哺乳類班も夜間センサー設置。
たぬきがいっぱいいるのが映ってたの、朝には清正の井戸に出てきてお水飲んでた。
私たちが昼間、参道を歩いてるときはどこで寝てるのかな。

設計者の本多静六とその弟子が荒地に合う広葉樹の森を想定したとき、
ときの総理大臣・大隈重信が反対したんだって。
明治神宮に藪を作ろうだなんてとんでもない、
伊勢神宮のような荘厳な杉林にしろと命令した。
でも、本多博士は説得し恫喝し、広葉樹を認めさせた。
(大隈重信もあさはかな人だったのね)

日本じゅうから献木を募り、半分は針葉樹を植え、その間に広葉樹を
デザインどおりに植えさせた。
50年後、100年後、針葉樹が生存競争に負けて消えていき、
150年後には目標とした広葉樹の森ができあがるというプログラム。

菌類班の先生方は地面に座り込んでキノコを探し、
なんか珍しい菌を見つけて、わあわあ言ってる。
たんぽぽもメダカも、本来、関東地方にいたものが存在してる。
よそでは外来種に押されて消えているものが、ここには残っている。
森が壁になって、外来種が入り込むのを防いでいるんだって。
そういうものなんだ!(@@)

土壌生物班の先生が集めて見せたのは、地中の小さな虫。なんか、痒そうな感じの。

微速度撮影という撮影で、粘菌がうにょうにょ成長していく映像なんか、
ぎぇ~~と思いながら見ちゃうよね、うわーと思うけど目が離せない。

鳥類班の調査は、鳴き声で数えるの?
森林が成長するにつれて、鳥の種類も変わってきてるんだって。
いまは、オオタカまで住んでる。
そのオオタカの巣を襲うアオダイショウ。
あの森、2メートルもある蛇も住んでるのか。
参道で見かけたことはないが。見かけたら驚くが。(;゜Д゜)

木の総数は減り、そのかわりに巨木が増え、実生の発芽が40万本あった。
世代交代が自然のルールに従って進み、
本多博士たちが150年後にはと予想した状態が、100年後のいま実現している。

最後にタヌキが朝、開門の時間に、大鳥居の下で寝てる映像が出たの。
人がそばを通っても平気なの。
ゆったり伸びをして去っていきました。
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