よむよま

よむ・よまない、それから。

斗南へ

2013-07-31 18:27:38 | 見る
大河「八重の桜」会津の降伏から1年、明治2年になっている。

殿様の助命のかわりに家老(戦争責任者)の首を差し出すことになる会津藩。
西郷頼母は函館にいて、茅野権兵衛が切腹する。

お家の存続は認められたが、斗南へ移住することになる会津藩士たち。
尚之助は会津藩士として斗南へ行くのに、ついて行かない八重。
ドラマではうまく見せてたの。
来週が離縁らしいが、たぶんそれもうまく見せてくれるのではないか。
でも、ほんと言うとやっぱり、なんでついて行かなかったのかな?と思うよね。

函館の土方の戦死もやった。
予告動画で、青い鉢巻してる?と思ったけど、鉢金でしたね。
最期に「行けッ!新選組!」と言わせてた。
なんでもスタッフの中に「新選組!」のときの人たちがいるとかで、
ところどころ力入ってるところが・・・。(^^ゞ

斗南は、八重が行かないからやらないかと思ってた。
いちおうそちらもやるようなので、よかった。
白虎隊までは知られてても、会津戦争後の会津の人のことって、
知らないものね。

アメリカのオダジョ(新島襄)に、
新しい世の中は民の声を聞いて明るく治まるから明治なんだとかなんとか言わせてた。
ちっともそんなんじゃないよッ!
しかし、同じ国民が戦った恨みは深いはずだ、とも言ってたから、まあ、いいけど。
ただ、戊辰戦争を「革命」と言うのは納得いかないから、やめて。
東軍と西軍が戦って西軍が勝った、三百年前と逆のことが起きたということでしょう。

今回は、会津の人々の負った傷の深さ、
薩長を仇敵と思い、いつの日か恨みを晴らすために生きるんだというところが
くりかえし描かれてて、重苦しい。
感情的なしこりってなくならないと思う。
時間がたっても、状況が変わっても。

米沢で知り合いの世話になりながら暮らしてる八重一家が、
お家再興の知らせに来た山川大蔵に、
お祝いだからと奮発して振るまう郷土料理が出てくるの、一椀の汁なんだけど。
一瞬、まめぶ汁!と思っちゃった。
違いますね、会津はこづゆですね。
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