川口保 のブログ

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松本修一氏無錫市栄誉市民賞受賞祝賀会開催される

2012-06-16 06:08:41 | 日記
 松阪市岡山町に本社を持つ(株)サンヒルの松本修一社長が、中国無錫市での長年の功績が認められ、今年2月20日に栄誉市民賞を受賞されました。松本社長の受賞を祝う祝賀会が、6月15日フレックスホテルで開催され、私も出席させていただきました。

 無錫市は中国江蘇省の人口約460万人の大きな市で、同市の濱湖区と松阪市が友好都市提携を結んでいます。(株)サンヒルは14年前に中国に進出し、現在中国の工場には300人の中国人労働者が働いています。松本社長はサンヒルが無錫市に進出してから、無錫市への政治、経済、教育、文化の貢献が認められ、今回の受賞となりました。無錫市の栄誉市民賞受賞はこれまで12人の人が受賞されていますが、ほとんど大会社の社長で、サンヒルのような比較的小さい規模の会社の社長が受賞されるのは初めてということです。

 この日会場には松阪市の名士や松本社長の友人など110名の参加者があり、友人や各界を代表して7人の人たちが祝辞を述べました。
 祝辞の中で、松本社長が松阪市の松尾小学校と無錫市の小学校の交流や、身障者の相互訪問などされた話し、また社長がもつとうされている聖徳太子の「和を以て貴(な)しとし 忤(さか)ふることを無きを宗とせよ」という言葉の紹介がありました。

 松本社長は謝辞の中で、漢詩の世界の中国にあこがれ、中国の歴史と文化を見てみたいと、サンヒル創立の翌年、1986年に初めて中国を訪れました。鎮江市に4ヶ月いたのを始め、いろいろな都市を見て廻り、1997年に無錫市に辿り着き、ここにサンヒルの工場を創ろうと決めたそうです。大都会で埋もれてしまうより、無錫市は松阪市によく似た地勢で、自分にとっていいのかなあと思ったそうです。 

 私たちが今年5月に中国を訪れた時、サンヒルの工場を見学させていただきました。松本修一社長の今後益々のご活躍をお祈りします。

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