武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

英霊は泣いている

2009年08月16日 | 世界の旅
英霊の声。
昨日、有志諸君と共に靖国神社に参拝した。小泉さんも安倍も表参道を通って参拝した。しかし英霊は泣いている。誰が故郷を思わずして、南太平洋の海に、異国の荒野に、南方の密林に、南の島に、食料もなく弾薬もなく、さまよい斃れて逝ったのか。赤紙一枚で、町や村の一角で万歳万歳の掛け声に送られ、行く先の戦地も教えられず、戦争という非情の地に、身を委ねていった赤心の若者を、祖国の為に死んでいった英霊を、我々は平和の誓いを胸に、心やすらげよと哀悼の誠を捧げずにはいられない。
さて麻生太郎は、「靖国を、政争の具にするのは間違っている」として参拝しなかった。祖国日本の為に一身を捧げた英霊を供養するのに、誰に、あるいはどの国に遠慮しているのか。政争の具にしてきたのは、自民党政治そのものではなかったか。ならず者の中国や、土民国の韓国朝鮮に何か言われる度に、口をつぐんできたのは自民党政治家の保身の為ではなかったか。
元々、明治の初めに招魂社として、日本の為に生命を捧げた英霊に対する哀悼と供養をする為に作られ、それが靖国神社となり今日に至っている。
ところが中国や韓国は靖国を持ち出し、日本を恫喝する度に、日本が騒ぎになることに腹を抱えて笑っているのだ。日本はこれらの「ならず者国」に対して断固とした態度を示さなければならない。それをやって来なかったのは自民党だ。麻生の盟友である島村宜伸は、民主党が国立戦没者追悼館の建設を検討していることについて「私は終始反対してきた。英霊の率直な気持ちがどこにあるのか」と鳩山由紀夫を批判した。しかし小泉さんを除いた自民党歴代総理は靖国神社に参拝しなかった。それをどのように英霊に説明するのか。靖国に参拝も出来ずに偉そうなことを言うな。小泉さんでさえも8月15日に参拝したのは、総理を退任することを発表した最後の年だった。
一方、由紀夫の弟の鳩山邦夫は靖国で、「総理が来ない。そんなバカなことがあるか。私は怒りに震えている」と語ったが、そういう薄らバカに仕えていたのが邦夫自身ではないのか。しかし同時に邦夫は、「国立の戦没者哀悼館には反対だ。靖国神社に英霊が日本人の精神性としてまつられている」と述べた。その精神性を尊重して来なかったのが自民党政治だ。国家権力が、かたや赤紙一枚で若者を死地に送りながら、かたや「死んで靖国に帰る」とした約束の供養をしない。本ページは靖国参拝支持であるが、国立の戦没者哀悼館(仮称)を建設することに賛成だ。麻生がやろうとしている漫画の殿堂に117億円を投じるくらいなら、その費用を戦没者哀悼館に振り分ければ良い。自民党は戦後64年間、欺瞞と虚偽の上に胡坐をかき、利権政治にうつつを抜かしてきた。さてさて、麻生太郎に対するマーフィーの法則は、まだ終っていない。


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