霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

富士山検定

2013年05月22日 | 心霊現象
富士山が世界遺産に認定されて以来、周りがあわただしくなってきました。
円安も手伝って、外国からのお客さんがおおいに増えたようです。
めでたし、めでたしと手放しで喜んでばかりはいられません。
だって、私達は「富士山」をどれだけ知っているんでしょうか・・・?。
私はまだ、登ったことがありません。恥ずかしいながら。
見たことは?、はいはい見ただけなら何度かあります。
箱根旅行の時、ロープウェーからそれはそれは見事な富士山を拝ませていただきました。
それに「富士山」を見るならと、旅行社に勧められて「日本平」へ行き、観光写真そっくりの「すばらしい富士」のたたずまいを心に刻んでまいりました。
「霊峰富士」、この言葉が「本当」に思えたのは山梨県に行った時でしょうか。
「ほら見て!」と言われて振り返り見たその山は、鳥肌が全身にたったものでした。
生まれてみた富士山の印象が「鳥肌」だったものですから、そういう意味から言えば、この山は私にとっては「別格」なのです。

さて、富士山についての「知識」は、多分その高さ「3776」の数字くらいが私の知る限りのものではないかと・・・。
そこで「富士山検定」となるわけです。
検定があること自体、知らない人も多いでしょう。私も知らなかった、TVを見るまでは・・・。
この検定試験は、1級から3級まであるそうです。
ちなみにどんな問題か?と。

一、頂上の気圧は、地上の何分の一か?

二、富士山の体積は、東京ドーム何個分?

三、富士山の頂上部分は、何県?

四、富士五湖で一番湖面が澄んでいる湖は、何湖?

とまあこんな問題が出るんですって。これで3級の初歩の段階ですから、1級ともなれば「富士山博士」ならぬ「おたく」にでもならない限り無理かと・・・。

さあ、答えはいかがでしょうか?。
一問の答えは「地上の三分の二」。二問の答えは「東京ドーム113万個分」。
三問の答えは「どこでもない」。(またがっている県の、中心にあると思いたい人の心かと)
四問の答えはね、聞きそびれちゃいました。(各自お調べください)


次はハードルがきっと高くなって、受験者を悩ませる出題ではないかと思いながら、最近特に騒がれ出した
「富士山爆発」。こんな問題が出たらもう、お手上げです。
しかし、検定はおいといても、富士山が爆発したら・・・という想定は、いまだから必須な事項でもあるのでしょう。
新聞記事に、こんなふうに載っていました。
これも、富士山を知る大切な事柄だと思い、書き留めます。

 『江戸時代、宝永噴火(1707年)で3メートルを超す火山灰に見舞われたとされる静岡県小山町。
  噴火からおよそ一日で溶岩流が到達するとされる同町・須走地区の住民の避難経路を地図に赤線で示し
  3月以降、同地区の学校や防災組織の担当者に説明している 』


これも「富士山」のもつ一面と思えば、「美しい」だけでもなく、信仰の対象だけでもなく、現実的なつまり
今も生き生きと活動を続けている「活火山」であるという事を、忘れてはいけない。
地震と火山と温泉の日本。どこから見ても美しい景観の恵まれた日本。
しかし、危険と命がけが背中合わせになった日本の風土でもある。

日本の富士山。あの霊峰が怒り狂う日。鳥肌をたてて魅入った私には、きっと「その意味」を探りたくなるだろう。(なぜお怒りになったのでしょうか・・・と)
日本の象徴とされてきた「富士山」を、私はあまりにも知らな過ぎたことを今反省している。

世界遺産に認定された今を期に、富士山の「いい事」も「都合の悪い事」もみんな今から学ばねばなるまい、と思っています。
「富士山検定」の方は、若いこれからの皆様にお任せするとして・・・。(がんばってね!)