takapyonaの美味的生活

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フランス最古のローマ都市 ニーム Nimes 《 ニーム in フランス 》

2006年03月09日 | フランスのレストラン・ホテル
本日(2006/3/9)は朝6:00起床でホテルで朝食を食べ、7:30にホテルをチェックアウトした後、カルカッソンヌ8:34発のTGVに乗り、ニーム(Nimes)へ向かいました。南仏で「ニー○」と言えば「ニース」としか思いつかなかった私ですが、ここ「ニーム」は、フランス最古のローマ都市でもあり、デニム発祥の地でもある(デニムは「de Nimes ニームの)」からきている)とのこと。カルカッソンヌからアビニョンに行く途中の乗換駅でもあることから、立ち寄ることになりました。

今回初めてTGVに乗りましたが、臭くて汚くてよく揺れるので酔いました。

2時間近く乗ってニームへ到着しました。
TH(夫)と2人、リュックサックを背負って移動して来たのですが、駅のコインロッカーにでも荷物を預けてニームをざっと観光する予定でした。コインロッカーが見当たらなかったので駅の人に荷物預かり所はないかと聞くと「ありません。」と一言。「どうしてこんな広い駅に荷物預かり所がないのか。駅が改装中だからかなあ。」とこの時は思っていましたが、この後私達が旅行したフランスの各都市の駅でも、唯一コルマールを除き荷物を預ける場所はありませんでした。この理由は後日判明したのですが、9/11のテロ以来、「フランスの駅や観光案内所等の大きな所では荷物を一切預かってはいけない」という法律が出来たそうです。荷物を持ちながら移動途中に観光したい観光客にとってはつらいところです。

そんなわけで、リュックを背負ったままニーム市内を観光することになりました。
まずは古代ローマ時代に建てられた円形闘技場Arenesへ。
受付で入場料を払うと身分証になるものと引き換えにオーディオガイド(日本語版)を貸してもらえました。このオーディオガイド、すごく説明に力が入っていて、説明がお話調(例えば「目を閉じてここで猛獣と剣闘士が戦っている様子を想像してみて下さい。」とか)で面白いのですが、1つ1つのガイドが長く、最後まで聞いていると次になかなか進めないため、途中まで聞いて次に進んでいくことにしました。

この日はフランスに来て以来初めて青空を見ることが出来たお天気のいい日でで嬉しかったです。
小学生くらいの子供達も社会見学に来ていました。

   

30-40分ほど見学した後は、TH(夫)が行きたかったカレ・ダールCarre d'Artというノーマン・フォスター設計の総合文化センターに行きました。

カレ・ダールCarre d'Artの向かい側は、メゾン・カレMaison Carreeという古代ローマ神殿が建っています。道ををはさんだ新旧建築物の対比が面白いのだそう。

そろそろお昼の時間です。メゾン・カレMaison Carreeのそばへ行ってみると、

  

神殿の上でお昼ご飯を食べている青年がいました。こんな歴史的建造物の上で食べ物とか食べてて平気なんだろうかと思いましたが、青年に見習って私達もここに座ってお昼を食べることにしました。この座る位置が地面から結構上にあるため、落ちたら怪我をしそうで下を見ると足がすくみそうでした。

本日のお昼は、朝ホテルで調達してきたこちら、ハムとチーズ入りバゲットサンドとクロワッサン・パンオショコラ・パンオレザンです。

バゲットサンド、バターもマスタードも塗らず普通にハムとチーズをはさんだだけなのですが、美味しかったです。バゲットサンドは誰が作っても美味しいことを発見しました。

昼食を終えた後は、お洒落なショッピングアーケードを通ってニーム駅へ向かいます。本当は、フォンテーヌ庭園という古代ニームの人々が信仰していた聖なる泉があった場所があるそうなのですが、荷物が重いのでパス。

通りすがりに見かけた形のきれいな教会です。「中を見てみる?」と一応TH(夫)にたずねてみた所、「いや、いい。」とのこと。やはり荷物が重いと観光範囲が狭まります。

ニームの駅を13:00発のバスに乗り、本日の宿泊先のアビニョンへと向かいました。



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