最後の夜は海鮮鍋と32ｃｍソフトクリーム 《 ソウル in 韓国 》

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【明洞ウリゾンで海鮮鍋（ヘムルタン）】

本日（2007/4/15）の夜で、今回のソウルでの食事は終了です。
最後のお店の候補は３つ。『明洞餃子』でカルクッスと蒸し餃子か、『明洞咸興麺屋』で冷麺か、『明洞ウリゾン』で海鮮鍋か。
どれも捨てがたく自分では決められなかったので、母と伯母に聞いたら、「ほな海鮮鍋いってみよか。」とのことだったので、海鮮鍋に決定しました。
若干迷いながらも、目的のお店に到着しました。お店の入口には、日本のガイドブックの掲載記事がたくさん貼ってあったので、日本人観光客が多いのかと思ったのですが、私達が行った時は韓国人のお客さんだけでした。お店は8割くらいの入りでした。

メニューは、韓国語・日本語・英語で写真付でした。

本日食べたメニューはこちらです。
●キムチ・お惣菜など：サービス
白菜キムチ・カクテキ・チャンジャ・小松菜のキムチ・甘い玉子焼き・ポテトサラダが出てきました。小松菜のキムチは初めて食べましたが美味しかったです。

●海鮮鍋（中）：30,000（≒4,356円、1w≒0.132円）
海鮮鍋（ヘムルタン）は、小：25,000w、中：30,000w、大：35,000ｗの3種類のサイズがありました。私達は3人だったので、お店の人に「大」をすすめられましたが、伯母があまりお腹がすいていないとのことだったので、「中」を頼みました。中でもボリュームがとてもあり、最後まで食べ切れないくらいだったので、2-3人ならこれで充分だと思います。

蓋が閉まった状態で出てきました。これを卓上で熱しながら食べます。

蓋をパカッと開けると、あら豪華

魚介類では、小さな蟹1匹、白身魚の切り身、殻つきエビ、イカ、タコ、貝、野菜はセリと大豆もやしときのこがたっぷり入っていました。あと、ぷくぷくした袋のような物体やガリっとした物体入っていましたが、これらは多分魚の何か？

スープは、魚貝のエキスがたっぷり出て、ピリ辛ながらもいいお味でした。
本当なら、残ったスープにご飯を入れて、「おじや風チャーハン」にして食べると魚貝のいい出汁をすったご飯が美味しく頂けるそうなのですが、石焼ビビンバ2個、冷麺1個を頼んでしまったため、そこまでたどりつけませんでした。残念。

●石焼ビビンバ：5,000ｗ（≒660円）×2個
母と私で、1人1個づつ食べました。最初、海鮮鍋に1人1個づつ石焼ビビンバを頼む人は珍しいのか、2個頼んだつもりが1個しかオーダーが通っていませんでした。でも、2人で1個にしておけば、最後のおじやまで食べられたのにとちょっと後悔しました。ここも野菜がたっぷりで卵も入っていました。前日に焼肉屋で食べた8,000ｗ（≒1,056円）の石焼ビビンバより、こちらのお店の方が安くて美味しかったです。

●冷麺：5,000ｗ（≒660円）×1個
これは伯母が頼みました。同じく前日に食べた焼肉屋の6,000ｗの冷麺より、麺にコシがあり、スープの出汁も美味しいとのこと。私達も味見させてもらいましたが、確かに美味しかったです。伯母はとても気に入って、最後のスープまで飲んでいました。

これに、瓶ビール2本を注文して、3人で合計55,000ｗ（≒7,260円、1w≒0.132円）でした。前日の焼肉屋の1/4以下の値段でした。安～い

この他、メニューには、「蟹鍋」「あんこう鍋」「生たこ鍋」「生たこ鉄板焼き」「アワビの刺身」「ケジャン」「サムゲタン」などがあり、お鍋は20,000～40,000ｗくらいでした。

お店の雰囲気は、韓国ドラマに出てくる普通の食堂風でした。味も美味しく、海鮮にしてはリーズナブルだったので、行って良かったです。
お店データはコチラ。

【明洞名物 32cmソフトクリーム】
海鮮鍋を食べ終わった後は、明洞で買物をし、母の希望で、前日明洞を少し歩いた際、目にとまった巨大ソフトクリームを食べに行くことにしました。お店は、「ミシャ」や「明洞衣類」のある「忠武路」を少し西に進んだ道の右側にあります。

ソフトクリームは数種類ありました。2種類入ったミックスは2,500ｗ（≒330円）、1種類は2,000ｗ（≒264円）です。入口にソフトクリームの機械があるので、そこで作ってもらい、ポップな店内で食べることができます。
お店の壁には、カラフルな付箋がびっしり貼られていました。これはお客さんの「美味しかったよー。最高。」みたいな、感想が書かれたものです。

32ｃｍソフトクリームはこちらです。ポキンと折れそうなほど細くて長いです。

私と母はヨーグルトとマンゴーミックス、伯母はヨーグルトを食べました。ヨーグルトとマンゴーの組み合せは何でこんなに美味しいんだろうと思うほど、ここのソフトクリームは美味しかったです。3人ともあっという間に完食しました。
1番に食べ終わった母が、「せっかく楽しみにしていたから、もう1個食べようかな」と同じソフトクリームを買いに行きました。お店のお兄さんには「よほどソフトクリームが好きなんですね。」と言われたそうです。2個目も普通に完食していました。

席に座っていると、ちょうど目に入る位置に、「パッピンス」と写真付のカキ氷メニューが貼ってありました。カキ氷にフルーツや豆がトッピングされたもののようです。「3人で1個食べてみる？」と、1個注文したところ、スプーンも3つ付けてもらえました。
「お兄ちゃん、オマケしてね～」と母が大阪弁で言ったところ、「は～い。」と言って、ソフトクリームをおまけしてもらえました。どこでも大阪弁は強いなー。

一番下はかき氷、上は缶詰のミックスフルーツとナタデココと小豆、一番上にはサービスのヨーグルトとマンゴーのミックスソフトがのった豪華版です。これでソフトクリームと同じ2,000ｗ（≒264円）は安すぎです。勿論味はソフトクリーム同様、美味しかったです。

3人とも大満足でお店を後にしました。さて、ホテルに帰りますか。

お店から出ると強い風が吹いてきました。少し肌寒いです。
そしてそんな最中、突如事件が起こりました。
母がなにやら「アワワワ・・・」という意味不明な声を出して真っ青になり、ブルブル震え始めたのです。最初ふざけているのかと思ったのですが、どうやらソフトクリームの食べ過ぎ（実はこの日の昼にもロッテマートで1人1個づつソフトクリームを食べた）で、ソフトクリームとアイスで中から冷え、外の風に当たり外からも冷え、急に寒気が襲ってきた模様です。立つのもおぼつかないくらい震えていたので、伯母と私は慌てて近くにあったセブンイレブンに入りました。
コンビニでしばし暖をとっていましたが全然震えがおさまらないので、入口付近にあった温かいドリンクＢＯＸから、伯母が手近にあったペットボトルを取り出し、お店のおじさんに「これを飲ませます。」とお断りして、母に飲ませました。（後で母から聞いたところによると、伯母に手渡されたペットボトルは普通のお茶ではなく「高麗人参茶」で、予期せぬ味に飲んだ瞬間さらに震えがきたそうです。）
お店のおじさんも心配して、熱いお湯をカップに入れて持って来て下さいました。熱いお湯をのんでしばらく休んだら、ようやく顔色も元に戻り震えも止まったので、ゆっくり歩いてホテルへ戻りました。ホテルでようやく落ち着いた母は、「あそこでコンビニに入ってお湯を飲まなければ、多分倒れて救急車で病院に運ばれていたと思う。」と言っていました。コンビニのおじさんに大感謝です。

ホテルに戻ってから母は伯母にしばしお説教されていました。大阪の人のお説教はテンポが軽快で、そばで聞いていて漫才のようで面白かったです。「何を反省したか言ってごらん。」と伯母に言われ、母は「もう2度と大きいソフトクリーム2個は食べません。」と反省していました。

ソフトクリーム2個で、カキ氷まで食べなければ大丈夫だったのかとも思いますが、皆様のご健康のため、巨大なソフトクリームの食べ過ぎにはご注意下さい。

応援有難うございます。
皆様のおかげで、最近絶好調です。


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