お洒落な雑貨屋さんがいっぱいの街 トラケパケ 《 トラケパケ in メキシコ 》

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本日（2007/2/6）は、午前中はグアダラハラ（Guadalajara）市内をざっと観光し、午後はグアダラハラから約8km南東に位置するトラケパケ（Tlaquepaque）に行きました。

トラケパケまではタクシーで約20分ですが、市バスも出ているとのことだったので、往路はグアダラハラの繁華街から市バスに乗りました。

バスは混んでいて座れませんでした。

このバスの運ちゃんが、運転が荒っぽくスピードも出しまくり、停留所で人が降りている最中にでも平気で走り出すというスピード狂でした。子供がバスを降りかけている最中にドアを閉めて、子供がドアにはさまれたままバスが発車、という恐ろしい場面にも遭遇しました。片手で座席を持っていただけでは倒れそうになるので、両手で必死にしがみつき、「あああ、タクシーに乗ってくればよかった。」と昨晩の空港からのバスに引き続き、2度目の後悔をしました。
今回私達が乗ったバスの中ではワースト1の暴走運ちゃんでしたが、私達がバスに乗る時「トラケパケに行く」ということを伝えておいたのを覚えていてくれて、トラケパケに着いたら「ここだよ。」と教えてくれる親切な人でもありました。（でも結局降りた場所がメインの大通りから何本かはずれた場所だったので、少し歩きました。）

グアダラハラからトラケパケまで所要時間30分、バス代1人9peso（≒103円、1peso≒11.42円）でしたが、降りたらバス酔いしていてフラついて、復路は絶対タクシーでグアダラハラまで戻ろうと思いました。

トラケパケに着いたのが14：00過ぎだったので、まずはランチを食べに行きました。

その後、街を散策しました。トラケパケは元々貴族の別荘地だった所で、今はそれらの別荘が改装されて、お洒落なレストランや雑貨屋さんになっています。
1本の大通りの両脇に雑貨屋さんが並んでいるので、順番に見て周りました。

カラフルな建物や、中庭に噴水と緑がある美しいパティオのある所も多いので、次はどんなお店や中庭が見られるんだろう、と雑貨だけでなくお店散策も楽しめました。

  

雑貨は面白いものが色々あったのですが、そこまで買いたいと思うほどの物にはこの時は出会えませんでした。

 

お店の前では、何人もの先住民の人達が籠や布、ビーズで作った色鮮やかな置物や壁掛けなどの民芸品類を売っていました。
ここで売られていたビーズの馬の置物（何色かの青系ビーズが馬の形に貼られていて配色がすごくきれい。値段は160peso）に、すごく心を惹かれたのですが、旅はまだ始まったばかりで荷物はあまり増やしたくないし、ビーズが移動中にポロポロ取れたら嫌だし、きっとここ以外でも同じものが買えるよ、とTH（夫）と言い合って結局買いませんでした。
でも、その後の旅行先のお店や市場でも何度かビーズの置物を見かけましたが、ここの先住民の人達が売っていたビーズ製品が一番センスが良かったです。

これは、トラケパケで売っていたものではないのですが、ビーズの置物です。

旅行中、何度か「いいな。」というお土産に出会い、その度に「ここで買うと重いから、同じような物を旅行の最後の方で買おう。」とあきらめることが結構ありましたが、メキシコではその地方でしか買えなかったり、別の街で売っていても種類が少なかったり、ということが多かったので、よほど気に入った物は多少重くてもその場で買った方がいいと思います。
因みに、この時のビーズの馬の置物が、私の中ではあの時、買っておけばよかったお土産NO1でした。

ひとしきり雑貨屋を見て周った後、天気がいいので公園のベンチで一休みしていたら、TH（夫）と2人でベンチに座ったままいつの間にか寝ていました。
肌寒くなって目覚めたら30分くらいたっていました。

帰りはタクシーでグアダラハラのホテルまで戻りました。ちょっと恐そうな顔のタクシー運転手さんに見えましたが、別に普通の人でした。
所要時間は20分、タクシーはメーター制で44peso（≒502円、1peso≒11.42円、チップ込）でした。

トラケパケは、マリアッチ（歌手、数種のギター、バイオリン、トランペットで編成されるメキシコ生まれの楽団）の発祥の地でもあります。
グアダラハラにも「マリアッチ広場」という場所があり、以前はそこで夕方になるとマリアッチ楽団が集ってきて歌が聞けたそうなのですが、この広場周辺の治安が悪いため、最近は「マリアッチ広場」での演奏はなくなり、トラケパケの広場の方に集約されているそうです。

グアダラハラに宿泊されることがあれば、「夕方頃にトラケパケに行き、雑貨屋さん巡りをして、広場でマリアッチを聞いたり、お洒落レストランで夕食を食べてグアダラハラに戻る」というコースがおすすめです。

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トラケパケについては、下記の本に詳しく出ています。

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