前回の続き
小さな、山の住人と別れて、寸又峡へ降る。
沢口山に登るには、日向山コースと猿並平コースがある、往路は日向山コースだったので、降りは猿並平のコースを降ってみよう。
登山道では、展望を得られる所は無い、日向山コースの方が明るくていいかな?
ちょっと、道を逸れて見ると。富士山が見える。
寸又峡に近づくにしたがって、なにやら、ベース音が聞こえる。
ブンブンボンボンベンベン、なにかバンドの練習だろうか?
そういえば、朝、バスに乗るとき地元のオバちゃんが
「温泉感謝祭があるのよ|~良かったわね、ふふ^ー^」
ふ~ん、温泉感謝祭ねえ温泉関係者の歌や踊り、なんかだと思っていたけど。どうやらバンドも呼んで、いろいろと派手にやっているようだ。
寸又峡温泉に到着、歩いていると普段はチェーンソーでも振り回していると思われるオジサンが、寄って行ってください、と僕を呼び込んでいた。
ははーんこれが、温泉感謝祭のメイン会場なのだな。
すると、あのメロディが流れてきた。
ピアノの前奏 もしや、これは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「降り始めた雪は足跡消して」と、お姉さんの声、、
やはり、
もういいよ~と思うぐらい、聞いた。れりご~~ ありのままで ではないか。
お姉さんは大きな口を開けて
「それももうやめよう。、、ありのまま姿見せるのよ」
絶叫していた。
招いている会場は関係者と思われる、オジサンが二人だけ。う、無理
「後で、来ます」
と逃げ出した。。。。orz
その後も、お姉さんの練習はつづき繰り返し、「ありのまま」になっていた。
寸又三山の一つ沢口山は数年前、若い学生達が遭難した山だ。
遭難があってそれから、整備が進んだのか マーキングはしっかりしているし、登山道は明白である。
しかし、昨年も一人行方不明の方がいるようだ。
登山道を歩いていて、思ったこと、登山道は尾根に付けられているが、登山道を少しでも外れると急峻な、ガレが多い事だ、ここに迷い込むと、にっちもさっちもいかない
たぶん、ガレの途中でアウトになるのであろう?
様は、マーキングの見えないような悪天候は避けるべきな山、すべての山はそうなのだが
今回の山旅は、秋から急に変わった冬の寒い旅になってしまったけど、最後は温泉にはいり、ほっこりした。
しかし、ありのままのお姉さんには少し驚いたな。
「これでいいの~自分を信じて~ 少しも寒くないわ、」
ホントは寒いけど。
おしまい。なのだ、m(_ _)m
12/8 2014
松たか子ver(日本語吹替版)「Let It Go」